NHK-FM青春アドベンチャーの過去の作品で、再放送されていない作品を探す特集記事の第2弾。
今回は2000年代(2000年~2009年に初放送された作品)編です。
それでは早速スタートです。
2000年代の各年ごとの新作の中から再放送されたことがない作品は以下のとおりです。
なお、ここでいう再放送には本放送の1週間後に夕方の時間帯で行われた再放送は含みません。
この年、「封神演義」の第3部が放送されたが、その前に第1部・第2部が再放送されたため、6月から8月までの約3カ月間、封神演義漬けだったことになる。
なお、この年、初出の「バッテリー」は、後に声優として有名となる宮野真守さん主演作で、三度再放送された人気作。
⇒2000年の作品一覧はこちら
川口泰典執念のランドオーヴァー最終作も再放送はされず。
「踊る21世紀 Part2」と「ひょうたんから‘午’」は時事ネタなので仕方がないとして、残るは「5DROPS」。
ここでも名古屋局作品の不遇さが目立つ。
⇒2001年の作品一覧はこちら
この年は何といっても「カラーマゾフの森」。
福島第一原子力発電所事故が起きてしまった今となっては再放送は難しいか。
⇒2002年の作品一覧はこちら
この年の新作も4作品が再放送されていない。
相変わらず名古屋局の作品…(以下略)。
⇒2003年の作品一覧はこちら
干支シリーズを除くと唯一放送されていないのが「赤と黒」。
ただこの作品は第一部・第二部あわせて30回もあるので、なかなか再放送のタイミングがつかめなかったのかもしれない。
⇒2004年の作品一覧はこちら
干支シリーズ以外の唯一の未再放送作品が「G戦場ヘヴンズドア」だなんて。
いい作品なんだけどなあ。
⇒2005年の作品一覧はこちら
青春アドベンチャー版「ドラマ古事記」はもともと特集オーディオドラマとして放送されたものの再編集版なので、これ自体が再放送のようなもの。
「おいしいコーヒーのいれ方」はシリーズ新作が作られるたびに再放送が繰り返されてきたが、この「メモリーズ」から始まるラストスパート自体は再放送されていない。
なお、3月末の「不思議屋図書館」をもって夕刻の追っかけ再放送の制度が終了し、以降、聴取及び録音が一発勝負の過酷な状況に戻った。
⇒2006年の作品一覧はこちら
この年の未再放送作品は干支シリーズだけ。
快挙!。
⇒2007年の作品一覧はこちら
この年の未再放送作品も干支シリーズだけ。
といっても新作自体8作品しかなかったのだけど。
⇒2008年の作品一覧はこちら
この年も未再放送作品は干支シリーズの他には1作品だけ。
⇒2009年の作品一覧はこちら
2004年・2005年は新作が9作品、2008年には新作が8作品しか制作されませんでした。
そのためこの期間、多くの作品が再放送で放送されるとともに、新作が少ないことから次の時代に再放送されるストック自体が減るという現象が起きました。
その結果として2000年代終盤には干支シリーズ以外のほぼすべての作品が再放送されるという状況になりました。
なおこの時代ごろまでは概ね3年以内に1回目の再放送があることが多かったようです。
1990年代および2010年代の作品のうち再放送されていない作品については別記事にまとめます。