NHK-FMのラジオドラマ(オーディオドラマ)番組「青春アドベンチャー」は、通常15分×10回程度の枠を1作品として放送します。
しかし、1回15分ごとに違う脚本家が担当し1回で完結するオリジナルのラジオドラマを、5~10回分束ねて一つの作品として放送するオムニバス形式の作品も比較的多くあります。
こういった脚本家競作のオムニバス作品の中でも、タイトルに「不思議屋」が入った「不思議屋シリーズ」、タイトルに「ライフ」が入った「ライフシリーズ」、抽象的で難解なテーマとアンニュイな雰囲気が特徴な「10人作家シリーズ」(名古屋脚本家競作シリーズ)については一覧で紹介する記事をすでに作っていますが、それ以外のオムニバス作品を一覧にしたのがこの記事です。
「不思議屋シリーズ」最終作「不思議屋図書館」が2006年、「ライフシリーズ」最終作「フラワー・ライフ」が2015年の放送ですので、以下の作品は概ねそれ以降に制作された作品ということになります。
なお、「○○のスケッチブック」というタイトルの作品が3作品あります。
そろそろ独立したシリーズとすべきなのかも知れませんが、公式HPで特にシリーズ扱いしていないため今のところそれにあわせています。
以上の作品は、作品内で各話に共通のテーマが設定されている以外にはストーリー上のつながりはありません。
一方、脚本家は1話ごとに異なり、各話が物語として完結しているものの、各話の間に緩やかな繋がりがある連作短編形式(ただし脚本家は各話ごとに異なる)の作品もあります。
この記事とはやや趣旨とは異なりますが、最後にこちらも紹介しておきます。
※2022/4/14補足
ストーリーボックスシリーズの公式化に伴い、「夜のストーリーボックス」、「ストーリーボックス ザ・トーキョー」の2作品を「ストーリーボックスシリーズの一覧」に移しました。