2016-10-06

格付:B

風の名はアムネジア 原作:菊地秀行(アドベンチャーロード)

1996年5月。原因不明のアムネジア(記憶喪失症)が人類を襲った。すべての人間は、道具の使い方や言葉だけでなく、文明人としての生活方法についての全ての記憶を失い、文明の残骸に取り囲まれた原始人となってしまった。それから3年、荒廃したサンフランシスコを行く一人の少年がいた。彼の名は“ワタル”。ただ一人、言葉をしゃべり、自動車を運転し、銃を撃つ。彼はなぜ文明社会の記憶を残しているのか。他に記憶を持っている人間はいないのか。なぜ人類は記憶を失ってしまったのか。ワタルの旅はこれらの謎を解明することが出来るのか。
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