格付:B

格付:B

私がホンマに好きなのは 作:山村菜月(FMシアター)

いつも本心じゃないことを言ってお客様を騙している。大阪のアパレルショップで働いているあかりはどうしてもそう思ってしまう。店長は「憧れている人物像になったつもりで生活すれば自信も付くし、販売にも説得力が出てくる」というけれど、自分が好きでもないことをやってまでキラキラした女性を目指さないといけないのだろうか。そんなある日、あかりは、学生時代からの友人である萌子から渡されたドラマCDから聞こえてくる声に一目ぼれならぬ、一声ぼれをしてしまう。その声の持ち主は前園祐二という声優さんらしい。
格付:B

歌え!懐メロ少女隊 作:浪塚淳司(青春アドベンチャー)

詩織は26歳の地下アイドル。歌って、踊って、ファンと握手をし、写真を撮り、懸命にアイドル活動を続けて来たがさすがに限界を迎えた。事務所が示した選択肢は2つ。ひとつは、卒業(=クビ)。もうひとつは、事務所が始めた新事業である介護事業に移ること。ただし、施設でお年寄りを相手に懐メロを歌う、介護施設専門のアイドル、カイドルになれというのだが…
格付:B

森のスケッチブック 作:小林雄次ほか(青春アドベンチャー)

なぜか2つのシリーズにわけて制作されている最近の青春アドベンチャーのオムニバス作品。2026年は「スケッチブックシリーズ」の年らしく、2026年2作品目のスケッチブックとして制作されたのがこの「森のスケッチブック」です。スケッチブックシリーズは「ソラ」とか「風」とか「雨」とか「雪」とか頭上にあるものをテーマとしているイメージがあったのですが、本作品は「森」ですので、そんなルールはないのかもしれません。
格付:B

14年目のハッピーバースデー 作:石原理恵子(FMシアター)

美咲の人生最初の記憶は2011年3月11日のものだ。その日は美咲の5歳の誕生日で、バースデーケーキを受け取りに行った祖母はそのまま戻らなかった。だから大学に入って初めてできた友達の萌が震災の語り部ガイドのボランティアを始めたのも複雑な気持ちで見ていた。萌にどうして欲しいということがある訳ではない。美咲は聞いて欲しいのだ。自分の中にある思いを、ただ聞いて欲しかったのだ。
格付:B

田毎の月が沈む 原案:安田淳一、作:大村仁望(FMシアター)

あの日、母親に手を引かれて姉と3人で村を出てから30年。瑞穂は父親がどうしているかなどに関心を持たなかった。母親と自分たち姉妹を捨てた父親を憎んでいたからだ。父親が死んだとの連絡をもらい帰省して初めて、父親がずっと棚田で農業を続けていたこと、彼に内縁の妻と息子がいることもを知った。そして赤字の棚田は誰も継ぐ者がいないということも。
格付:B

月につれてって 作:丸山智(FMシアター)

施設に入居した父に代わって父が経営していたジャズクラブの整理をすることになった美音。時間の都合がつかず先延ばしにしていたが、父にせっつかれてようやくピアノ買い取り業者・藤堂に査定をお願いする。しかし藤堂から、ピアノの状態はとても良いものの、底面に日付のような数字が刻印されているとの指摘を受ける。このままでも買取はできるが、思い入れの強い楽器の場合、直前で売主がキャンセルすることもあるので、と再度売却意思を確認される美音。やむを得ず父に数字のことを確認する美音だが、父は全く覚えていないという…
格付:B

雪のスケッチブック 作:丸山智ほか(青春アドベンチャー)

本作品「雪のスケッチブック」は、1作品あたり全5話という短めのオムニバスシリーズである「スケッチブックシリーズ」の1作品です。とはいえ最近のオムニバスシリーズはこのスケッチブックシリーズも、もうひとつの「ストーリーボックスシリーズ」も全5話と短め。昔の「不思議屋シリーズ」など全10回の作品に比べるとボリューム感はありませんが、個人的にはこのくらいの長さで丁度いいかなと思います。
格付:B

人魚が逃げた 原作:青山美智子(青春アドベンチャー)

歩行者天国の路上でTVのインタビュアーがひとりの人物を見つけた。豪華なフリンジの付いた白の詰襟服、黒のロングブーツ、頭には金色に輝く王冠を乗せている。「失礼ですが、あなた様は?」彼は答える。「王子です。僕の人魚がいなくなってしまって。タイムリミットは5時まで…。」これはある週末の午後、銀座の路上。王子と名乗る奇妙なイケメンと一瞬人生が交差した5人の男女の物語。
格付:B

大将のブルース 作:村角大洋(FMシアター)

人はみんなこの店を口が悪くて汚い店だといいよる。しかし、この店は流浪の人生を送ってきたこの俺がようやく作り上げた俺の城。この店は俺、俺はこの店。だから絶対に店の流儀は変えへん。例え1日に常連客2人しか来いへんでも。だけど酷すぎやないないか。新人従業員マサキはいくら教えても全く使い物にならへん。
格付:B

ピアノdays 第二楽章 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

本作品「ピアノday 第二楽章」は5話のショートストーリーから構成されたオムニバスオーディオドラマで2025年の10月にNHK-FM青春アドベンチャーで放送されました。2024年12月に放送された第1弾「ピアノdays」とほとんど同じ形態の作品で、各話ごとにテーマとなる有名なピアノ曲の曲名に沿ったストーリーが展開されます。脚本が全話、藤井正青銅さんおひとりによるというのも同様です。
タイトルとURLをコピーしました