格付:B 月のスケッチブック 作:門前日和ほか(青春アドベンチャー) 「山のスケッチブック」に続く2025年2作品目の「スケッチブックシリーズ」。それはこの「月のスケッチブック」です。スケッチブックシリーズの慣例?に乗っ取り、なんとなく頭上にあるもの(今回は「月」)をモチーフにしたオリジナル脚本のオムニバス作品です。 2025.09.28 格付:B
格付:B 中二病な僕の革命的アオハル 作:伊藤毅(青春アドベンチャー) 俺のあだ名は「スタン」。大好きなオンラインゲームの世界で「スタン」は気絶状態を表す。俺は敵を気絶状態にする攻撃が得意だからスタンと呼ばれている…訳ではなく、単にスタンダードを略してスタン。つまりどこにでもいる目立たない平均的な中学生、それが俺、綿引慎也だ。そんな俺でも輝ける場所がある。オンラインゲーム「ドラゴンスタジアム」の中だ。しかも学校では満足に話しかけることすらできない憧れの同級生、弓月百花ちゃんと、偶然にゲーム中で出会うことができた。ついに俺の青春が始まった!…と思ったのだが…実は始まったのは地獄だった。 2025.08.25 格付:B
格付:B 山のスケッチブック 作:今井雅子ほか(青春アドベンチャー) 2025年現在、NHK-FM青春アドベンチャーで継続している脚本家共作のオムニバスシリーズは「ストーリーボックスシリーズ」と「スケッチブックシリーズ」。その年ごとにどちらかのシリーズしか放送されないことが多いのですがなぜか2025年は両シリーズの作品が放送されました。ストーリーボックスシリーズは2月に放送された「ストーリーボックス ザ・マネー」。そしてスケッチブックシリーズがこの「山のスケッチブック」です。 2025.07.05 格付:B
格付:B ある暗号兵の告白 作:滝本祥生(FMシアター) アルバイトにあまり多くを求められても困る。「市民健康だより」の取材の時だって実は怒られてばかりだったし、写真が笑顔だったのはたまたまに過ぎない。気難しい陶芸家・前田正太郎さんが気を許してくれたわけではないのだ。ましてや戦争体験の取材なんて受けてくれるとは思えない。でも私はアルバイト、やれと言われたらやらざるを得ない。ああ気が重い… 2025.06.22 格付:B
格付:B オアシス 作:兵藤るり(FMシアター) 恋人からプロポーズされたとき、どうして即答できなかったのか自分でもわからない。気持ちを整理するためにひとりで出かけた香川旅行。とにかく自分だけの空間にいたくてレンタカーを借りた。でも答えは出ない。1日延長して迎えた最終日。深い理由もなくネットで見つけた昭和レトロなドライブインに立ち寄ってみたのだけど… 2025.06.06 格付:B
格付:B 謙信サマは今日も気まぐれ 作:池谷雅生(青春アドベンチャー) メガネ歴女・富香の目下の悩みは修士2年になるのに論文テーマが決まっていないこと。しかしある日、ふと気が付いたら戦国時代の女性・お松の中に意識だけタイムリープしていた。しかもおまつは富香の推しの武将・上杉謙信の侍女だという。おまつを通して謙信に質問をするチャンスを得る富香だが。話し出したら止まらなくなることがある…?寝なくても元気に起き続けていられる…?急に興奮が収まらなくて怒りっぽくなったり根拠がないのに自信に満ち溢れることがある…?これは!論文のきっかけをつかんだかもしれない! 2025.05.17 格付:B
格付:B 歌が生まれる 作:一色信幸(特集オーディオドラマ) 客船「サーカス」。横浜・大桟橋を出港し108日間で世界一周をするこの豪華客船に乗るためにはカップルで800万から5000万の費用がかかるそうだ。ただ私が業務乗船するのはプーケットまでの9日間だけ。売れない歌手の需要なんてそんなもの。この9日間に精いっぱいのパフォーマンスを見せればいい。ただこの期間、私にはもうひとつどうしてもやらないといけないことがある。ラブソングを1曲つくらないといけない。それがレコード会社との契約を更新するための条件。売れないシンガーの崖っぷちの宿題。曲なんて作ったことはないけど。 2025.04.26 格付:B
格付:B ストーリーボックス ザ・マネー 作:水城孝敬ほか(青春アドベンチャー) 現在継続している青春アドベンチャーのオムニバスシリーズのひとつであるストーリーボックスシリーズの最新作がこの「ストーリーボックス ザ・マネー」です。ストーリーボックスシリーズの作品の多くはタイトルが「○○のストーリーボックス」という形式なのですが、本作品は「ストーリーボックス ザ・トーキョー」以来、久しぶりに後ろにテーマが入る形式です。内容的には他のストーリーボックスシリーズの作品と同様に日常系のストーリーが中心で、第4話「俺はゴッド」のみファンタジー要素があります。 2025.02.09 格付:B
格付:B ツシマヤマネコの歌 作:桑原亮子(FMシアター) そのツシマヤマネコは幼い男の子でした。母親はいません。エサを探しに行ったきり戻らないのです。生きるためには自分でエサをとらなければいけませんが山にはエサがありません。危険だけど田んぼの近くまで行けばエサは見つかるはず。仲良しのスダジイの老木・スダ爺に教えられたその子は里に下りたのですが… 2025.01.31 格付:B
格付:B ピアノdays 作:藤井青銅(青春アドベンチャー) 本作品「ピアノday」は「青春アドベンチャーにもっとも多くの作品を提供した男」藤井青銅さんによるオリジナル脚本のオーディオドラマです。作品形態は1話15分完結のショートストーリーが5本で構成される、いわゆるオムニバス形式ですが、「全話(ほとんど)同一の作者」+「オリジナル脚本」+「コメディ色(ほとんど)なし」という作品は青春アドベンチャー30年の歴史でも実はほとんどなく、ほかには「ブラックホール」(宮崎由香さん・綾瀬麦彦さん脚本・1992年)、「日常生活の冒険」(北野勇作さん脚本・1997年)程度しか思いつきません。 2024.12.22 格付:B