マクロプロスの処方箋 原作:カレル・チャペック(青春アドベンチャー)
1922年、チェコ・プラハ。
ヤロスラフ・プルス男爵とアルベルト・グレゴリの100年に及ぶ財産争いの裁判はブルス男爵の勝利へと形勢が傾きつつあった。
しかし、人気オペラ歌手エミリア・マルティの介入により一気に事態は混迷の度を深める。
彼女は、プルス男爵の屋敷にグレゴリに有利な証拠となる手紙が眠っているというのだ。
恋人同士である、ブルス男爵の嫡男ヤネスとグレゴリの弁護士の娘クリスティナは、協力してその手紙を探そうとするのだが、彼らの前にあらわれたのは3人の「E・M」の謎だった。