多ジャンル(その他)

格付:A

猿がヂャラヂャラ 作:綾瀬麦彦(サウンド夢工房)

1992年・申年の年頭に「サウンド夢工房」にて放送された、サル尽くしバラエティドラマ番組、それがこの「猿がヂャラヂャラ」でした。干支ネタと言うことで言えばこの「猿がヂャラヂャラ」が干支シリーズのご先祖的な企画といえるかも知れません。 さて、本作品は10回連続で放送された作品ですが各回の大まかな流れは以下のとおり。「モンキーシアター」を中心としていくつかのショートコーナーで構成されています。
格付:A

吹いていく風のバラッド 原作:片岡義男(サウンド夢工房)

本作品「吹いていく風のバラッド」は片岡義男さん原作の同名の短編小説集を原作とするラジオドラマで、1990年にNHK-FM「サウンド夢工房」で放送されました。
格付:A

アドベンチャー的五大ニュース 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

NHK-FMの青春アドベンチャーでは、1991年(当時の番組名は「サウンド夢工房」)から2009年の長きにわたって、年末の5日間にその年を振り返るコント番組を放送するのが通例でした(2006年の「イノシシ ボンバイエ!」のみ全1回)。 これらのうち青春アドベンチャー初年度の1992年の年末に放送されたのが、この「アドベンチャー的五大ニュース」です。
格付:B

すやまたけし短編集「帆船の森」より (サウンド夢工房)

すやまたけしさんは、雑誌「詩とメルヘン」にて、同誌の名を冠した賞を受賞して本格デビューされたメルヘン作家さんです。 Amazonで検索すると、「火星の砂時計」(1987年12月)、「ナーガラ町の物語」(1988年10月)、「帆船の森」(1990年1月)の3作品が出てきますが、いずれも絶版のようです。 ちなみに、すやまたけしさんご自身も2011年に亡くなられているようです… 時間の流れを感じますね。
格付:B

さだまさしの青春症候群(カフェテラスのふたり)

本作品「さだまさしの青春症候群」は、さだまさしさんが歌と原作を担当したラジオドラマで、1986年7月にNHK-FMの「カフェテラスのふたり」で放送されました。 本作品はその約2カ月前に放送された「さだまさしの自分症候群」と脚本家と出演者が同じ、原作も両作品ともさだまさしさんの短編小説&エッセイ集「自分症候群」(新潮社刊)から取っているようですので、事実上セットの作品といえるでしょう。
格付:B

さだまさしの自分症候群(カフェテラスのふたり)

本作品「さだまさしの自分症候群」は、NHK-FMの「カフェテラスのふたり」という番組で1986年5月に放送された作品で、シンガーソングライターのさだまさしさんの原作・歌をもとにしたラジオドラマです。 この「自分症候群」というタイトルは、本作品の前年に大ヒットした、さださんのシングル「恋愛症候群」(性格には「恋愛症候群-その発病及び傾向と対策に関する一考察-」)に乗っかったものだと思います。 ちなみに、本作品の2か月後には、本作品の続編ともいえる「さだまさしの青春症候群」が放送されています。
格付:B

草上仁のミラクルワールド (青春アドベンチャー)

草上仁さんは、青春アドベンチャーでも有数の採用作品数の多い作家さんで、「くたばれ!ビジネスボーグ」(1993年)、「ウェディング・ウォーズ」(1995年)、「お父さんの会社」(1996年)、「愛のふりかけ」(2000年)の4作品が、それぞれ連続10回でラジオドラマ化されています。 この記事でご紹介する「草上仁のミラクルワールド」はこれらの作品と異なり、その名のとおりハヤカワ文庫から出版しているの短篇集「お喋りセッション」、「ラッキー・カード」、「ゆっくりと南へ」の中から4篇を選び、各1回15分でラジオドラマ化したショートショートラジオドラマ作品です。 ちなみに全4回と中途半端な放送回数なのは、11月3日が特番でお休みであったためのようです。
格付:C

少年探検隊 原作:池内紀(青春アドベンチャー)

ドイツ文学者でエッセイストの池内紀(いけうち・おさむ)さんの随筆「少年探検隊」をベースとする作品です。 「少年探検隊」というタイトルからは、少年がどこか遠くに出かけて大冒険をする、といった児童向きの文学作品が想像されます。 確かに本作品は児童文学を取り上げているのですが、タイトルから一見想像されるようなオリジナルのフィクション作品ではなく、大人向きの一種のエッセーです。
格付:C

日常生活の冒険 作:北野勇作(青春アドベンチャー)

小説家・北野勇作さんのオリジナル脚本の短編集です。 大江健三郎さんに同名の「日常生活の冒険」という小説があるようですが、本作品とは関係ないようです。 北野さんの作品としては、1994年に自身の小説を原作とする「昔、火星のあった場所」が青春アドベンチャー化されています(脚色は北野さんご自身)。 その後、オリジナル脚本の短編集である本作品「日常生活の冒険」を経て、1998年にはオリジナル脚本の長編である「路地裏のエイリアン」が制作されています。
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