タイムトラベル

格付:A

時の旅人 作:佐藤ひろみ(FMシアター)

10月、秋の初め。 大学を中退した真生(まお)は、今、四国、徳島の道をバイクで走っている。 走って走って走りつくしたら何かが見えるかもしれない。 そんな思いを胸に一人走り続ける彼が徳島の田舎町で、ある老人に出会う。 売れるかもわからない野菜を暢気に売っている老人をうさん臭く見ていた真生だが、飄々としていた老人が彼に言い放った一言に心臓がドクンと鳴った。 「お前、後ろにだれか背負うているな」
格付:A

夢の旅 原作:花井愛子(アドベンチャーロード)

平成元年4月1日の朝、高校入学のお祝いをもらったおしゃれ大好き少女、殊理(じゅり)は、お祝いのお金で買い物をした帰りに、浮かれ気分のまま赤信号の交差点に飛び出してしまう。 目の前に迫る車。 自分の人生はここで終わるのかと思った瞬間、風景がコマ送りのVTRのようにスローモーションになり、同時にどこからともなく飛び出してきた少年に助けられた。 今時の子にはない凛々しさを持つ坊主頭の男の子。 犬を連れた彼に一目ぼれしてしまう殊理だが、話してみるとむしろ損した気分。 なぜなら彼は美形だけど頭は思いっきり可愛そうなやつみたいなのだ。 だって「あの~ここは日本ですか?」なんて聞いてきたのだから。
青アドの小ネタ

作品ジャンル「タイムトラベル」に分類されている作品の細分類

このブログでは、NHK-FMで放送している「青春アドベンチャー」などのエンタメ系の帯ドラマで放送されたラジオドラマのほか、一部、「FMシアター」などの真面目な番組で放送されたラジオドラマの作品を紹介しています。 エンタメ作品の超定番ネタ「タ...
格付:B

カナコと加奈子のやり直し 原作:額賀澪(青春アドベンチャー)

高校三年の1月、教師を目指していた俺は教室のベランダで目の前を真っ逆さまに女子生徒が落ちていくのを見た。 あれから10年、俺は母校で教鞭をとっている。だが、あの頃の情熱はいつしかなくなっていた。 「教師に言って欲しいこと、して欲しいこと」を上手に演じているだけ。虚無。それが今の俺だ。 しかし、ある日、俺はあの時死んだ女子生徒 -石井加奈子- の伝説を知る。 石井加奈子は幽霊となって夜、校舎を徘徊しているというのだ。 そしてその出会いは突然訪れた。 「ぱんぱかぱーん!おめでとうございます。菅野先生はめでたくイシイカナコの『人生やり直し事業』の対象者に選ばれましたぁ!」
格付:B

極楽プリズン 作:木下半太(FMシアター)

3カ月前、僕の彼女が殺された。 彼女の名は明日香。売れないイラストレーター。そして彼女を殺した犯人は…僕、ということにされた。 つまり冤罪で投獄されたのだ。 絶望と焦燥で一杯の僕だったが、しかし待っていたのは極楽のような刑務所だった。 囚人が見ているのはお笑い芸人が出るバラエティ番組、飲んでいるのはビール。 それどころかスポーツジム、プール、ヨガスタジオ。今日の夕食はアグー豚のしゃぶしゃぶ? ありえない。 しかしありえないのはそれだけではなかった。 この刑務所は脱獄すら自由なのだ。 でも一番あり得なかったのは、脱獄したら明日香が生きていたことだ!
格付:A

アゴラ69 ~僕らの詩(うた)~ 作:吉村ゆう(青春アドベンチャー)

そこそこの大学を卒業し、大手不動産会社に勤務。 歌手になる夢を諦めてサラリーマンになった中島悠大(ゆうだい)だったが、最近仕事に身が入らない。 しかも歌を止めた後も心のよりどころだった新宿のライブハウス「パワー」が閉店すると聞いて一層意気消沈。 「パワー」で管をまいて古いコンパクトステレオから流れてくる音楽を聴きながら眠りこけてしまった彼だが、しかし目を覚ますとなぜかそこは街角のゴミ捨て場だった。 周りを見わたして目に入る風景も、新宿には違いないが、街並みは全く別物。 風にあおられた新聞紙に描かれていたトップ記事は「東大安田講堂の陥落」。
格付:B

時めがね金沢うた絵巻 作:まきりか(青春アドベンチャー)

僕の名前は坂上涼太。 金沢未来大学でVRの研究をする大学3年生。 生まれも育ちも横浜だけど、この分野の第一人者である深美教授に学ぶために金沢にやってきた。 好き好んで金沢に来た割には金沢の歴史を全然知らない、友人の美術学生・綾野さんにはよく言われるけど、最近はそうでもない。 教授に命じられて江戸時代初期の金沢の街をVRで再現するように言われ、そのためにすごく金沢の勉強をしているのだ。 でも本当は教授に言われたからではなく、綾野さんの生まれ育ったこの街のことを知りたかったからなのだけど。 そうして誕生した江戸時代の金沢を疑似体験できるVRゴーグル。 しかしその試用中に事件は起きた。 気を失って目が覚めると、そこは江戸時代の金沢だったのだ。
格付:AAA

元中学生日記 作:鹿目由紀(青春アドベンチャー)

俺は加藤優(ゆう)。名古屋市に住む29歳4か月・独身。 いずれ本格舞台俳優になる男であるので、当然、スーパーでバイトをしているのは世を忍ぶ仮の姿にすぎない。 ある日、中学時代の親友、原道隆(はら・みちたか、通称「ハラミ」)に再会した俺はハラミから焼却処分したはずの中学時代の日記を渡された。 そんな黒歴史などさっさと闇に葬ろうとしたのだが、ふとしたきっかけで、その日記帳に不思議な力があることに気が付く。 なんと日記の文章を消すと、日記を書いた時点にタイムリープすることができるのだ。 この日記さえあれば俺は人生を整えることができる! 29歳の時点で、凄い、凄い、とっても凄い大物、すなわち世界を股に掛ける大スターになれるはずだ! そしてスターに美女はつきものだ。 まずは星野美里だ!俺に必要な女なんだよ、星野美里は!
格付:A

タイムライダーズ 紀元前6500万年からの逆襲 原作:アレックス・スカロウ(青春アドベンチャー)

フォスターが去り、マディをリーダーとして新たなスタートを切った新生タイムライダーズ。 まず最初にやらなければいけないことは、前の任務で失われた支援ロボット“ボブ”のボディの再生だったが、突然未来から新たな時間犯罪者の発生を知らせるメッセージが入ったことにより状況は一変。 発信元も定かではない怪しいメッセージだが、その時間犯罪の重大さに、チームはボブの体を速成して緊急対応することを決断。 犯罪現場が2015年という「近場」であることもあり、拙速を厭わずチームの実行係リアムと新ロボット・ベックスをタイムトラベルさせるのだが… そこで待っていたのは思いもかけないトラブル。 そして思いもかけない「長旅」だった。
格付:AA

時砂の王 原作:小川一水(青春アドベンチャー)

22世紀、謎の増殖型戦闘機械群ETとの戦いにようやく勝利しつつあった人類は重大な事実に気が付く。 ETは過去に遡行し、機械群と戦う能力を持たない過去の人類を滅ぼすことにより人類絶滅を目論んでいたのだ。 衝撃を受けた人類は、総力を挙げて人型人工知性体メッセンジャーを過去に送り込み、過去の人類と共同戦線を組むが一歩及ばず、ETはすでに400以上の集団をさらに過去に送り出した後であった。 追い詰められた人工知性体は、ETの最終目標を人類発祥の時代-10万年前-と断定、そこを絶対防衛線として強固な陣地を構築。 人類の歴史を食い荒らしながら過去に遡行するETと、人類発祥の時代を基地として迎撃を始めた人工知性体との最前線は、紀元3世紀の東アジアの小島に定められた。 「親魏倭王」を名乗る少女が治める島国に。
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