2019-11

格付:B

オウジとKの物語 原作:北村想(ふたりの部屋)

パキスタンにある古代都市モヘンジョダロの遺跡で空飛ぶ少年を目撃した脚本家"K"が死んだ。そしてKの葬式の日、日本の小都市N市にある火葬場の煙突から空に飛び立つ少年が目撃される。遠く離れた全く異なる2つの場所に出現した少年=オウジ。Kの劇団、「ハーレーズコメット」に所属する俳優のネキ・シンスケは独自に調査を開始し、Kの死の背後に「文明を生み出したところの、文明を破滅に導く、文明の具現化した何か」の存在に気が付く。それこそが「量体D」なのだった。
格付:A

アキバの休日 作:藤井青銅(FMシアター)

今、日本でもっともクールな場所、それがアキバ。そのアキバを目指して一人のオタクがやってきた。彼の名はアーチボルト王子。歴とした某国の王太子だが、東洋の古い思想にもある“オタク”そして”萌え”を体現する男だ。「“萌え”とはそこにあってそこにないもの。本物のようで本物ではない。かといって偽物のようで偽物ではない。見る者と見られる者との間にほのかに生まれるもの。その一瞬を見事に捉え形にしたものに、私たち“オタク”は“萌え~”なのです」…って大丈夫か?
メディアミックス情報

白狐魔記シリーズの原作第7弾がでるらしい。サブタイトルは「天保の虹」とか。

シリーズ全作品ラジオドラマ化済…?2014年7月「源平の風」から概ね年2作のペースで合計6作品がラジオドラマ化された「白狐魔記シリーズ」。2016年12月に放送された、忠臣蔵を舞台とする「元禄の雪」(12月に放送するあたり青春アドベンチャー...
格付:B

あずかりやさん 原作:大山淳子(青春アドベンチャー)

そのお店は商店街のはしっこにあって、一見、お店なのか民家なのかもわからないし、ぼーっとしてたら通り過ぎちゃうかも知れない。お店の名前は「さとう」?いえいえそれは和菓子屋をしていた先々代がわかりやすく「砂糖」と書いただけ。では和菓子屋さん?いえいえ違うのです。そこは「あずかりやさん」。盲目の店主が「社長」と一緒に営む小さなお店。預かり賃は1個1日100円です。
折々の記録

年末恒例!青春アドベンチャー・FMシアター人気投票について

こんにちは。先日公式HPにて12月23日~27日の放送が「クリスマスの幽霊」の再放送と公表され、2018年の青春アドベンチャーのラインナップが出そろいました。今年の人気投票予告よって、今年もこの放送直後に年間の人気投票を開始したいと思います...
格付:A

AI(アイ)は故障中 作:桑原亮子(FMシアター)

廃墟になったかつての劇場で、老人はひとりのAIアンドロイドと出会う。「40年型AI」、アイドル型AIの傑作と言われたそれは、しかし今は動かない。彼女は死んでいるのか、生きているのか。それは「生きている」の定義による、「死んでいる」の定義による。彼女と老人と、そして若き日の老人。過去と現在を行き来する3人の対話が始まる。
格付:AA

黄金海峡 原作:南里征典(アドベンチャーロード)

笛吹草介(うすい・そうすけ)は、サルベージ中の事故からの復帰を目指す国際的ダイバー。しかし、リハビリのために投宿していた山陰のホテルの近く、海岸崖下の海底洞窟にアタックしたものの再び潜水病になってしまう。恥じ入る草介だが、何かがおかしい。思えばエアになにやら甘いにおいがあった気がする。何か混入していたのではないか?これは事故ではないのではないか?さらに草介のまわりで起こる様々な出来事。崖沿いの瀟洒な別荘で起きた外国人男性と日本人女性の心中事件…海岸沿いの村の住民が一夜にして忽然と消えた失踪事件…そして同宿の女性の突然の記憶喪失…この山陰の寒村に何かが起きている。
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