幻想(海外)

格付:A

髑髏城の花嫁 原作:田中芳樹(青春アドベンチャー)

19世紀の英国。 大手貸本屋である「ミューザー良書倶楽部」に勤めるエドモンド・ニーダムは、姪のメープル・コンウェイと共に社長から新しい仕事を任される。 代替わりしたばかりのフェアファクス伯爵家が、教養ある貴族の屋敷に相応しい図書館をつくることをミューザー良書倶楽部に依頼してきたというのだ。 緊張しつつ伯爵邸に赴くニーダムとメープル。 しかし、ニーダムは代替わりしたばかりのフェアファクス伯爵が旧知の人物であることを知り驚く。 ニーダムがクリミア戦争に出征していた時に、「クリミアの天使」ナイチンゲールに依頼され、戦友であるラットとともに髑髏城(どくろじょう)という奇怪な城に送り届けた病身のライオネル・クレアモント少尉がフェアファクス伯爵その人だったのだ。 これが切っ掛けとなりニーダムとメープルは伯爵の一族を巡る奇怪な冒険に巻き込まれていく。
格付:C

アンデルセンの雪の女王 (青春アドベンチャー)

少年カイと少女ゲルダはいつもふたりで遊んでいた仲良しの幼馴染。 しかしカイの性格はある日を境に一変してしまう。 周囲からは「カイは頭のよい子だよ」といわれるが、ゲルダだけはカイが意地悪な性格になってしまったことに気がついていた。 実はカイの目には悪魔が作った「性悪鏡」の破片が入ってしまっていたのだ。 しかも、カイは「雪の女王」に誘惑され、いずこともなく立ち去ってしまう。 心を痛めるゲルダ。 ゲルダは、ある日自分の乗った小船が岸から離れたのをきっかけに、ただ一人、カイを探す旅に出ることを決意する。 様々な人との出会いと冒険を繰り返してついに雪の女王の城にたどり着くゲルダ。 果たしてカイは元の心優しい少年に戻るのか。 ゲルダはカイを連れて帰ることができるのか。
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