2020年人気アンケート結果発表!その1、青春アドベンチャー・作品編!!

アンケート(年次)

【2020年NHK-FMオーディオドラマアンケート結果発表①:青春アドベンチャー・作品編】

今年も例年どおり、青春アドベンチャーのリスナーアンケートを実施しました。
この企画も早6年目になります(これまでの結果はこちらからご確認ください)。
今年の回答期間は2020年12月30日から2021年2月7日までとやや長め、今年もQuestantさんの無料サービスを利用させていただきました。
今回は94名と昨年に比べ40名以上多くの方にご投票をいただきました。
昨年と同様、人気ランキングを作成することより、みなさまのご意見をうかがうことを主目的とした書く項目が多いアンケートフォームであったのにこれほど多くの方にご協力いただき驚いております。
本当に感謝に堪えません。ありがとうございました。

集計方法と留意点

昨年同様、1人3作品まで投票でき、そのまま投票数を計測しています。
そのため昨年同様に同順位が多発しております。
細かい順位の差より皆様のコメントを中心にお楽しみください。
なお、今年から、匿名希望の方を除きコメントにハンドルネームを付記していますが、各作品に対するコメントはその作品に票を投じた方の意見とは限らないことにご留意ください(票を投じているけど感想のない方、票を投じていないけど感想を書いている方の両方がいらっしゃいます)。
(注意!)コメントには一部ネタバレ要素がありますのでご注意下さい(特に「鬼煙管」)。


さて、皆様お待ちかねかと思いますので、早速、結果発表に移りたいと思います。
まずは「青春アドベンチャー」の「作品ごと」のアンケート結果です。

作品編・総合順位

第1位(36票)

ハプスブルクの宝剣

ハプスブルクの宝剣 原作:藤本ひとみ(青春アドベンチャー)
1732年6月、フランクフルトのユダヤ人居住区。医者となってパドヴァの大学から帰郷したエリヤーフーを待っていたのは、壁の中に閉じこもる同胞・ユダヤ人からの非難の視線だった。非ユダヤ人との融和を願って翻訳したドイツ語訳の律法(ユダヤ教の聖典)がラビの逆鱗に触れたのだ。そして壁の外でも世界は彼を追いつめる。名家の娘アーデルハイトと恋に落ちたエリヤーフーはその代償として左目と命を失うことになる。そう、ユダヤ人・エリヤーフー・ロートシルトは死んだ。神聖ローマ帝国の継承者マリア・テレジアが出会った男は、ユダヤ人の医者ではなく、エドゥアルト・アンドレアス・フォン・オーソヴィルという片目の伯爵。彼女の夫であるロートリンゲン公フランツの家臣。

昨年の投票では上位への投票が分散したが、今年はこの「ハプスブルクの宝剣」が独走。
全回答者の4割近くがこの作品に3票のうちの1票を投じた。
全20話というボリューム、「1492年のマリア」、「また、桜の国で」と好演が続いた中川晃教さんの熱演等を踏まえれば納得の順位。

■リスナーの感想■

  • 映像が浮かんで来るような臨場感があるオーディオドラマでした。 (めいたま)
  • これも2回は聞きました。オイゲン将軍みたく主役を食いかけている名脇役の中で疾走する主人公、素敵。 (オーディオドラマニアン)
  • 藤井チーフプロデューサー兼ディレクターのミュージカル俳優路線のひとつの頂点では? (Hirokazu)
  • 大作らしいですが、どうも…。 (ろんろん)
  • 原作の混沌をうまくまとめた脚本の並木陽さんの手腕と,主人公を演ずる中川晃教氏の魅力に尽きる.周りを固めるキャストもよかった. (nuguseyo)
  • 出演者が大好き(中川晃教さん他ミュージカル俳優さん達ブラボー!)で大満足!ストーリーも悲しいけれど、充実したラストでした。 (みちゃん)
  • 原作・藤本ひとみというだけでも驚いたが、全20回の長編大作。史実を絡めての壮大な大河ドラマで聴きごたえがあった。 (匿名希望)
  • キャスティングが素晴らしく、情景が目に浮かぶようだった。 (みんくい)
  • 歴史大河の雰囲気でとても好きなテーマです。時代を経て主人公たちの心情、立場、発する空気がどんどん変わるのが聞き応えありました。 (ぽちょ)
  • 5時間の長尺なのに、中だるみすることなくよい作品でした。 (鰻重)
  • 声優の演技力に圧倒された。 (匿名希望)
  • 原作が大好きで、毎回文庫本を片手に聞いていました。原作に忠実で作中の台詞が多く、感動しっぱなしでした✨特に大好きなフリードリヒの、大好きな場面・台詞も再現されていて幸せでした♡ (٭❀*)
  • マリア・テレジアの人種への身の変わりようは昼ドラにできるんじゃない?と思う程身勝手だったな。 (しいな ゆうき)
  • 聴き応えがあり、毎回が楽しみな作品でした。 (けく)
  • 歴史上の重要人物達に主人公がモテモテ過ぎなのはおかしかったが、複雑な欧州を舞台にした物語展開は先がとても気になりました (かりんこぱぱ)
  • 小説を買ってしまうくらいハマりました (mickeyコンサドーレ)
  • 歌い手で俳優の方達をストレートに使った贅沢作品。 (イサイズ)
  • 原作者の小説の読者というのもあるが、なにより脚本家の方が原点という小説の脚本化。20話大いに楽しませてもらった。原作の痛い描写もそのままに痛かった… (匿名希望)
  • 長編でしたが主人公の変化が描かれていて飽きずに楽しめました。 (匿名希望)
  • とにかく怒涛の勢いで話が進み、毎回あっという間でした。中川晃教さんのラジオドラマは初めてでしたが、声が聴こえやすく感情移入しやすい!そして、声が色っぽくてドキドキしました!!! (おむすび)
  • 役者の方々が素晴らしく、長いストーリーでしたが起伏もあり楽しめました。最近のNHKはラジオドラマに限らず、ミュージカルで活躍されている方があちこち出演されていることを改めて知りました。 (s-akmt)
  • 中川晃教さんが素晴らしかったです。物語にも引き込まれました。 (ぽち)
  • 残酷すぎる (水松)
  • キャストの豪華さと物語の展開が毎週楽しみでした。もう一度聴きたいと思い、選択させて頂きました。 (おっくん)
  • 歴史物が好き (2)
  • ストーリーが波乱万丈過ぎて毎回ドキドキでした。声が素敵な俳優さんばかりで耳が幸せでした。 (ぴょんぴょん)
  • 中川晃教くんの声に聞きほれました。最後、彼は死んだのか、どうなったのか、という部分も良かったと思います。 (紫)
  • 大好きな中川晃教さんと加藤和樹さんの共演が本当に嬉しかったのですが、出演者の方々の声の演技にとても魅了されました。そして原作を読みたいという気持ちにもなりました。 (はづき。)
  • 20回もあるのにずっと面白かった。タイトル回収のあたりも熱かったしフリードリヒとの対決も燃えた。家族との悲しい再会から最後にユダヤに帰るまでの展開がすごかった。オイゲンが渋くて地味に好きだった。 (匿名希望)

第2位(21票)

鬼煙管 羽州ぼろ鳶組

鬼煙管 羽州ぼろ鳶組 原作:今村翔吾(青春アドベンチャー)
火喰鳥、西へ!未だ小規模ながら、その懸命さと命を救う情熱を江戸の民から認められた「ぼろ鳶組」と松永源吾。しかし、請われて赴いた京の都で源吾を待っていたのは、前例のない怪事件、気心の通じない相棒、遅々として進まない探索、そして京雀たちの冷たい視線だった。頼もしい部下を江戸に残し翼をもがれたも同然の「火喰鳥」。しかし命をあきらめることはできない。だから彼は叫ぶ。「火消は人の命を見捨てねえ。最後の最後まで諦めはしねえ!」

ぼろ鳶組ファンクラブここに集結!
さあリスナーの皆さん、ファンの熱い声を聴いてくだされ!
そしてスタッフの皆さん、続編の制作をお願いいたします!

■リスナーの感想■

  • 「ぼろ鳶組」はずっと続けて欲しい。吉見一豊さんはこの「鬼煙管」を見据えて「火喰鳥」からキャスティングしていたとしか思ない。 (Hirokazu)
  • この放送を聴いて、羽州ぼろ鳶組シリーズを読みはじめたので、他のシリーズもラジオドラマ化されているならぜひ聞きたい。 (うり)
  • 前のシリーズを聴いていなくてもとてもはまり込んで聴いた.原作の持つ力だろうか.キャストも素晴らしかった. (nuguseyo)
  • 原作ファン (zerokan)
  • 定番のシリーズ物で面白かったのですが、クローズアップされる武蔵のキャラがおじさんかと思ったら若い娘と普通に恋に落ちてたりしてよく分からず。ちょっと残念でした。 (匿名希望)
  • 火事の音がすごかった、火の風圧を感じるような音 (ふく)
  • ぼろ鳶組のメンバーの登場が少なかったのは残念でしたが、とてもおもしろかったです。 (みかん)
  • 羽州ぼろ鳶組のシリーズは本当に大好きです。鬼煙管が放送されると知って、嬉しくて小躍りしました。第二作目の九紋龍はどこに行ったのでしょうか。。。そちらも聴きたいです。 (さと)
  • 源吾の啖呵はいつ聞いてもいいですね。かっこいい。まさかそれまでにぼろ鳶組の理解者だった長谷川様が…。衝撃のラスト回でした。 (しいな ゆうき)
  • 今作も手に汗握る展開で面白かったです。 (けく)
  • シリーズ全てドラマ化して欲しい (mickeyコンサドーレ)
  • 筧さん、キヌヲさん、朝倉さん、影山さん(青のファンファーレ※スワロウテイル)、顔もわかる人達。音楽が凄く好き。初めて泣きそうになるほど感動した。続編を。 (イサイズ)
  • 今回もハラハラ・ドキドキしながら聞きました!続きもお願いします! (おーさん)
  • 時代劇『鬼平犯科帳』で有名な鬼平誕生の瞬間。死を以てして感動を誘うのは卑怯という思いはあるものの、この作品は涙なくして語れない。シリーズ全体で映像化にも期待したい。 (ロング炭酸)
  • 映画化したら迫力がありそうだ。 (水松)
  • 大好きなシリーズの一つです。今回は悲しいお別れがありましたが、男達の生き様に感動しました。また新しいお話に期待します。 (MIDORI)
  • このシリーズを聞いてから原作のファンになりました!毎回楽しみです。 (いっちー)
  • 歴史が好きな息子にはとても面白く感じたようです。登場人物が多かったので、家事をしながら気軽に聴いていると誰が誰やら分からなくなって「?」となる場面が結構ありました。集中して聴くと面白いドラマでした。 (トマト)
  • 面白かったけど、実際にはあの時代には確実になかったものを出してきたのがちょっと。 (匿名希望)

第3位(17票)

また、桜の国で(R1にて再)

また、桜の国で 原作:須賀しのぶ(青春アドベンチャー)
中学を卒業後に外務省の留学生試験に合格してから早10年。1938年、日本の外務書記生・棚倉慎(たなくら・まこと)はベルリンからワルシャワへと向かう列車の車上にいた。先の大戦で傷つき、疲れ果てた欧州。欧州中のすべての人々が平和を渇望しているはずだった。しかしこのポーランドを覆う暗い影は何なのだ。歴史上幾度も他国に侵略され国土を失ってきたポーランドはまた何かに怯えているかのようだ。何かとは?それは領土的な野心を隠そうとしない隣国・ナチスドイツなのか。それとも平和のためなら小国の滅亡にすら目をつぶろうという大国の無関心なのか。いくつもの価値観の間で押しつぶされるポーランドの人々。自身、日本とロシアという二つのアイデンティティの狭間に立つ慎は、この踏みにじられ、引き裂かれた国で何を目にするのか。

2020年青春アドベンチャーの大きな特徴は再放送作のラインアップが強力だったこと。
その中でももっとも票を集めたのは2017年の人気投票でも第1位をとったこの「また、桜の国で」だった。
正直、再放送作品が上位を占める状況はよくないがこの作品なら仕方がないかな。

■リスナーの感想■

  • 再び聴くことが出来て、しかもまとめて聴くことが出来たのが良かったです。 (めいたま)
  • 哀しいお話ですが、情景が目に浮かぶようでした。とても美しかったです。 (ぱむ)
  • 素晴らしい作品だと思うが再放送なので票は入れなかった (Hirokazu)
  • 原作読了時に冗長(説明口調に過ぎる)に思えたシーンはさすがにラジオドラマでもそうだったけれど,井上芳雄氏と中川晃教氏というこれ以上望むべくもないキャストで説得力のあるドラマとなった. (nuguseyo)
  • メイン3人の演技が原作にぴったりで感動。 (チョコチップ)
  • 出演者さん達の鬼気迫る台詞の応酬、素晴らしかったし、物語が深くて考えさせられ感動しました (みちゃん)
  • 原作の大ファンです。声と音楽で物語を彩ってくれて、ラジオドラマに感謝。 (ぽちょ)
  • 時代背景がすき (三日月)
  • これも、原作かいました 2020年の No. 1 (mickeyコンサドーレ)
  • 本放送では飛び飛びにしか聴いていなかった。再放送できちんと聴けた。それも良かった。音楽の使い方も。 (匿名希望)
  • ポーランドという国の過酷な歴史を知ることができ、実際の歴史についても改めて調べてしまいました。ストーリーも音楽も、そして役者の方々も素晴らしく予想以上に楽しめました。雑記帳の記事も参考になりました。 (s-akmt)
  • 深く考えさせる物語でした。素晴らしい作品と聞いていたので再放送で聞けて嬉しかったです。中川晃教さん井上よしおさんというミュージカル俳優が声優として出演されていたのも嬉しかったです。 (ぽち)
  • 歴史物が好き (2)
  • 再放送を聞きました。中川晃教くんの、出演ごとに違う口笛を吹くのがおもしろいと思いました。 (紫)

第4位(14票)

オリガ・モリソヴナの反語法(R1にて再)

オリガ・モリソヴナの反語法 原作:米原万里(青春アドベンチャー)
オリガ・モルソヴナとの出会いは、1960年代のチェコの首都プラハにあったソビエト学校でのこと。私、弘世志摩(ひろせ・しま)はこの学校に通う小学生だった。オリガは、老齢ながらダンス教師として卓越した技術を持つと評判だった。しかしそれ以上に彼女を有名にしていたのは、ただでさえ罵り言葉の宝庫と言われるロシア語を駆使し、罵詈雑言を浴びせかける天才だったこと。その最も特徴的な表現方法は反語法。彼女にかかると「美の極致!」という言葉さえも、圧倒的な皮肉へと変わるのだ。しかし、オリガの過去に何か謎のようなものが見え隠れすることは小学生であった私にも分かった。そして1992年。大人になった私はモスクワへと飛ぶ。永年の疑問だったオリガの過去を知るために。そこで待っていたのは、悲劇の現代史を生きた3人の女性の物語だった。

そして第3位に続き第4位も再放送作品の「オリガ・モリソヴナの反語法」。
中年女性が主人公、キーパーソンが老女といった作品であり「青春」アドベンチャーであるかは微妙だか、この作品も評価が高い(2016年人気投票第2位)ので順位も納得。
というか、こういう硬派な作品が上位に来ることに回答者の皆さんの良心を感じる、といったら言い過ぎか。

■リスナーの感想■

  • 素晴らしい作品だと思うが再放送なので票は入れなかった (Hirokazu)
  • この放送を聴いて原作を読み、ラジオドラマでは描かれなかった部分の細かな設定を補完したが、あの物語を限られた放送回で無理なくまとめてあったのだと認識した。 (うり)
  • 面白かった.原作を本当にうまくまとめていると思う. (nuguseyo)
  • とにかく序盤がつまらない……ですが、当サイトでの高評価を頼りに最後まで聴き続け、深い感動を味わいました。 (匿名希望)
  • ラスト週の話はちょっと考えられない方法で話が進んで聞き入った。銀粉蝶さんの暗い時代を生きた女性とは思えない演技が光ってた。 (しいな ゆうき)
  • これを聞いたら、自分の人生を100%恥なんて捨てて生ききろうと思える。 (meen)
  • とある人物の過去を模索していく話ですが、想像以上に苛烈な展開に旧共産圏の闇を見た思いです (かりんこぱぱ)
  • これも本を買いました。ドラマの方が本より良かった (mickeyコンサドーレ)
  • 銀粉蝶最高 (イサイズ)
  • 再放送できちんと聴いた作品。高齢の出演者の方がその後の放送の作品にも出演されていてうれしく思った。 (匿名希望)
  • 続きが気になる展開で、オリガのキャラクターにも引き込まれました。 (いっちー)
  • 非常に面白かった。シーマチカとカーチャの友情に何度も涙した。オリガの過去の収容所生活とかかなりキツいけど銀粉蝶さんのキョーレツな演技が小気味よくて暗くなりすぎないのも良かった。 (匿名希望)

第5位(12票・4作品)

時めがね金沢うた絵巻

時めがね金沢うた絵巻 作:まきりか(青春アドベンチャー)
僕の名前は坂上涼太。金沢未来大学でVRの研究をする大学3年生。生まれも育ちも横浜だけど、この分野の第一人者である深美教授に学ぶために金沢にやってきた。好き好んで金沢に来た割には金沢の歴史を全然知らない、友人の美術学生・綾野さんにはよく言われるけど、最近はそうでもない。教授に命じられて江戸時代初期の金沢の街をVRで再現するように言われ、そのためにすごく金沢の勉強をしているのだ。でも本当は教授に言われたからではなく、綾野さんの生まれ育ったこの街のことを知りたかったからなのだけど。そうして誕生した江戸時代の金沢を疑似体験できるVRゴーグル。しかしその試用中に事件は起きた。気を失って目が覚めると、そこは江戸時代の金沢だったのだ。

アンケート終了直前に急に票が伸びて第5位に入った。
アンケート期間が「輪廻転Payうた絵巻」の放送時期と被ったこともあり、このアンケートで毎年一大勢力を占める観劇層の票は今年は主にここに入ったのだろう。

■リスナーの感想■

  • ミュージカル仕立て?が何だか変。 (ろんろん)
  • ミュージカル調のオープニングが楽しかった。 (チョコチップ)
  • ミュージカル、タイムトラベルの組み合わせが面白いと思った (みんくい)
  • ラジオドラマでミュージカル!?に驚いた。 (しいな ゆうき)
  • 歴史とミュージカル、VRというテクノロジーの組み合わせが新しくて面白かったです。 (けく)
  • ミュージカルが苦手。ただし、楽しめた。 (イサイズ)
  • ミュージカル仕立てで歌が皆さん上手くて聴いていて楽しかった (87)
  • 印象としては薄いのだけど、なんか心に引っ掛かった記憶があったので。 (優やん)
  • 内藤さんの声、素敵!ラジオドラマを初めて聞きましたが魅力がいっぱいでした。ミュージカル調、青春物、最高でした。輪廻転Payもとても楽しいです。ありがとうございます。 (匿名希望)
  • 主役の内藤大希さんはじめ、皆さんの歌声が素晴らしかったです。 (とん子)
  • 鼻毛の名君の話は面白かった。 (水松)

鷲は舞い降りた

鷲は舞い降りた 原作:ジャック・ヒギンズ(青春アドベンチャー)
全員、掛け値なしに勇者といってよい。しかし、マルタ、レニングラード、スターリングラード、そしてチャンネル諸島。英雄としてあるいは反逆者として転戦するうちに300人いた部隊は15人にまで減ってしまった。このまま懲罰部隊にいれば全滅も時間の問題だ。だからといって、何だこの馬鹿げた作戦は。イギリス本土に空挺降下しチャーチル首相を誘拐する?こんなことが実行可能だとは思えない、いや仮に実行できたとしてどんな意味があるというのだ。馬鹿馬鹿しい。馬鹿馬鹿しい…が、われわれはこの作戦を推進せざる得ない。第三帝国の栄光を守るためではなく、大切な家族と得難い戦友を守るために。

2020年に突然、戦争ものの名作が放送されたことに驚いた方も多かったと思うが、東幹久さんの演技がとてもよくあっていて緊張感のある良作になっていた。
ただ冷静に考えると作戦自体はとんでもないザル作戦だったようにも感じる…

■リスナーの感想■

  • 「青春アドベンチャー」の看板に違わぬハッタリがビシバシ効いていて好きでした。3回は聞いた。東幹久氏の「俺の名はクルト・シュタイナー、ドイツ落下傘部隊だ」が耳に残っています。アイルランド闘士も好き。 (オーディオドラマニアン)
  • まさか2020年に「鷲は舞い降りた」のラジオドラマを聴けるとは!制作陣に感謝。陰山泰さんのリーアム・デブリンが最高。 (Hirokazu)
  • 脚本がよかった。 (てん)
  • クライマックス、何の得にもならないのに死地に赴くシュタイナの姿に熱いものを感じました。 (匿名希望)
  • 聞き応えがある古典的な魅力を再確認できた。 (みんくい)
  • 手に汗を握る展開で、毎回楽しみだった。 (匿名希望)
  • 当時書店でヒットしていたのでタイトルだけ知ってました。こんな重厚な話だったんですね。ドラマ化に時間がかかったな。 (しいな ゆうき)
  • 命運が狂っていく様子に頭を抱えたくなるほど、雰囲気が良く出ていたと思います。 (けく)
  • 壮大悲壮な歴史物語 (かりんこぱぱ)
  • ジャック・ヒギンズの名作再演に涙しました。 (Einen)
  • キャスティングが好き。 (イサイズ)
  • 戦争物は緊張感があっていい。 (水松)
  • 面白かった。よく10回にまとめたと感心。 (匿名希望)
  • 男たちの生き様がひたすら格好良くて泣いた。デブリンとラードルが好きだった。選曲がすごく良くて特に『木星』の使い方が素晴らしかった。このままシュタイナの死を悼みたいので個人的には続編はやらないで欲しい。 (匿名希望)

イレーナの帰還

イレーナの帰還 原作:マリア・V・スナイダー(青春アドベンチャー)
最高司令官を陰謀から救った功労者でありながら、イレーナはイクシアを追放され故郷シティアにいた。陰謀を暴く過程で、イクシアでは禁止されている魔術を使える身であることがわかったためだ。物心がつく前に誘拐されたイレーナにとってシティアは特に親しみがある地ではなく、そんなイレーナの心情を察したのか故郷の人々もどこかイレーナに余所余所しい。しかし、イレーナはこのまま腐っているわけにはいかない。強大な魔力をコントロールする術を会得できなければ待っているのは身の破滅だ。そして、魔力をコントロールすることができるようになれば、いつか信頼すべき仲間、愛すべき恋人がいるイクシアに帰ることができるかも知れない。

第1位の「ハプスブルクの宝剣」とともに数少ない全20話もの。
内堀律子さんのイレーナはとても「らしく」感じる。
ただ個人的には本作品の「魔法」より、前作の「毒見」の方が好きだったな。

■リスナーの感想■

  • 魔法の世界が想像超えていて面白かった。ラストも納得出来た。 (みちゃん)
  • 毒見師イレーナの続巻待ってました!3巻も早くオーディオドラマ化してほしいです。 (みかん)
  • イレーナシリーズ大好きです。カーヒルが滑稽で楽しかったです。続編がとても楽しみです。 (さと)
  • 原作のイメージを壊さずに作られていた。 (匿名希望)
  • 前作を踏まえているけどイレーナの能力が前作よりぶっ飛びすぎ。 (しいな ゆうき)
  • 魔法が出てくるファンタジー作品は好きなので、毎回楽しみでした。 (けく)
  • 前作を知らなかったので、少しもったいない (かりんこぱぱ)
  • 続編で長編。楽しかった。元日本代表というのは話題性があると思うのでもっと押し出して良かったのに。 (イサイズ)
  • 続編も期待しています。 (匿名希望)
  • 珍しく20回シリーズでそれに見合う濃い内容でしたね。 (おーさん)
  • 前作から聴いていますが、今回もさらに楽しむことができました。もし続編があればと期待しています!雑記帳の記事も何回も読んでいます。 (s-akmt)
  • どんどん面白くなるシリーズ (水松)
  • 聞きたかったのだけど前作を聴き逃していたので断念。残念。 (匿名希望)

悠久のアンダルス

悠久のアンダルス 作:並木陽(青春アドベンチャー)
8世紀にウマイヤ朝が征服してから数百年。イベリア半島、イスラム教徒が呼ぶところのアル・アンダルスは、ウマイヤ朝が滅亡して小国に分裂してもなおイスラム教の勢力圏にあった。そうした小国のひとつムルシア国の王アル・ディーブは、聡明な姉ラシーダの補佐のもと、強力な国家による平和の実現のため、日々戦いのさなかにあった。国政面ではアンダルス東海岸の統一が視野に入り、家庭的にも妹ミスリーンや身内と言ってよい亡命王女カトルンナダーとの心安まる生活を得、順風満帆に見えたアル・ディーブとラシーダ。しかし、隣国バルセロナに傭兵隊長として"隻腕のダリオ"が雇われたのを境にふたりの運命は予想もしない方向に転がり始める。

並木陽さん脚本のオリジナル西洋歴史シリーズの第3弾は、「暁のハルモニア」や「紺碧のアルカディア」よりさらにマイナーな時代設定。
例によって宝塚女優ミュージカル俳優をふんだんに配したキャストはその筋のファンにとってはとても豪華(らしい)。

■リスナーの感想■

  • 当て書きとのことでキャストが素晴らしい.毎回毎回「ここで…」という絶妙なところで終わり,いつも次回が待ち遠しかった.終わるのが残念だった. (nuguseyo)
  • なじみのない時代、地域だったけど、とてもおもしろかったです。スペインにイスラム系の国があったことは初めて知りました。 (みかん)
  • オリジナル脚本の魅力があった。キャスティングも素晴らしい。 (みんくい)
  • 2週間分の作品でしたが、それ以上の回数があったかのような満足感がありました。 (けく)
  • これも好き (mickeyコンサドーレ)
  • 自分の勉強不足が恨めしい。知識が有ればもっと楽しめた。 (イサイズ)
  • 中世ヨーロッパものが好きです。 (匿名希望)
  • 数々の並木陽さんの作品が放送されましたが、1番好きです。 (おーさん)
  • 誰も悪くないオールハッピーエンド (水松)
  • 歴史物語のような感覚で聴けて面白かったです。登場人物も魅力的でした。 (トマト)
  • キャストの皆さんと役があってて、またお話も聴くだけで想像もできて。ぜひ続編あれば楽しみだし、舞台化してほしい。 (そら)
  • 朝夏まなとさんのラシーダをはじめキャラクターがみんな魅力的だった。ヒシャームが可愛いかったし苦悩するダリオにも萌えた。音楽がアツくてアンダルスの歴史はほとんど知らなかったけど想像力をかきたてられた。 (匿名希望)

第9位(10票)

ウィッグ取ったらただの人

ウィッグ取ったらただの人 作:伊勢直弘(青春アドベンチャー)
「でもシュンキ君、ホントすごいよなあ」なによ…「目力強くて、細マッチョ。で、顔も声もアクションもキャラに寄せてて、なおかつあの青のロン毛が似合うって!」やっぱりそれか…「マジで奇跡の再現度!!」そこじゃねえよ…お前と違って俺はちゃんと演技してんだから演技褒めろよ…このままじゃ俺はいつまでたっても「2.5次元の人」。ちゃんとした俳優として認めてもらえない。俺にとって2.5次元はもはや足枷だ。なんとかしないと。

人気声優・入野自由さんが2.5次元舞台の俳優を演じる内幕もの。
入野さん以外にも山口由里子さん、仲村宗悟さん、狩野翔さんなど声優としての仕事が多い方を中心にキャスティングしており、青春アドベンチャーではやや異色。
それにしても役者が役者を演じるのってどういう気分なのだろう。

■リスナーの感想■

  • 安易かもしれないが,意外にも面白かった. (nuguseyo)
  • 出演者は好きな方が多かったですが、個人的にストーリーが合わなかった。 (チョコチップ)
  • 流行りの2.5の話で、傲慢な主人公が度重なるトラブルと出会いで「どうなるんだ!?」ってパニクりつつ成長していくのが王道展開でも良かった (ふく)
  • 2.5次元舞台のあるあるをコミカルに描きつつ、最終的に良い話に落ち着かせていた展開が面白かったです。 (けく)
  • 人物の転機を迎えた主人公を応援した句なりました (かりんこぱぱ)
  • これこそ、舞台とアニメとラジオドラマの裾野を広げるコンテンツ (イサイズ)
  • 2.5次元の世界を上手く取り入れた作品だと思います。 (おーさん)
  • 俳優が俳優役を演じるという難しさに加えて2.5次元という特殊なお芝居を題材に据えつつもお話がまとまっていて面白かった。 (いちじ)
  • 「幕末~」の話だけでも面白かった。 (水松)
  • ストーリー展開が面白く、ぐいぐい引き込まれました。声優さんが上手くて、一番楽しかったドラマです。親子共にこちらの作品が一番という評価です。 (トマト)
  • 面白かった。素直に笑えた作品でもある。こういうのがもっと欲しい。 (匿名希望)

第10位(8票・2作品)

00-03 都より愛をこめて

00-03 都より愛をこめて 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)
21世紀に入り加速した人と金の一極集中、そしてその対極にある地方の破綻。両方を同時に解決するため、国会で遷都法案が通った。ただし、新首都は今後の国民投票によって決まるとされた。これを受け、日本の新首都をわが故郷に呼び寄せるため、日本全国の秘密結社が蠢動を始める。NATTO(North Akagi,Tsukuba,Tochigi Organization=ナットー)、DAGAYA(DaiNagoya,Gifu Atarashii Yume Association=ダガヤ)、そしてGATTEN(General Adviser of TokyoTo-yo Eien-Nare=ガッテン)。日本の将来を掛けた暗闘が始まった。

青春アドベンチャー向けに最も多くの脚本を書いているのは紛れもなく藤井青銅さんである。
しかし改めて考えると本作の前の作品は2010年の「ゴー・ゴー!チキンズ パート2」なので10年ぶりということになる。
時間が経つのは早いな。

■リスナーの感想■

  • 首都移転をネタにギャグぶちかましてるのが好みでした。いちいち各地域を玄田哲章氏にディスらせるとか、贅沢な遊びでした。 (オーディオドラマニアン)
  • 何を言いたいのかよくわからなかったです。 (ろんろん)
  • 所々に挟まれるパロディにニヤニヤしながら聞いていました。 (けく)
  • 素っ頓狂な地域ギャップネタのコメディで楽しめました (かりんこぱぱ)
  • 青銅さん、また戻ってきて。年忘れを毎年やって。 (イサイズ)
  • 藤井青銅さんへ愛を込めて。まだ書き続けて欲しいし、後継者も出てきて欲しい。こういう作品書ける人は少ないので。 (優やん)
  • もっといろんな地方を出してもらいたかった。 (水松)

ベルリンは晴れているか

ベルリンは晴れているか 原作:深緑野分(青春アドベンチャー)
ベルリンはこの2年ずっと雨だ。父と母と、そしてイーダと空を見合上げたあの日から、一度も青空を見ていない。戦争が終わってもベルリンの空は晴れない。そう戦争が終わっても消えることはないのだ。受けた傷も、犯した罪も。

2019年「ベルリン1989」に続き2020年にも青春アドベンチャーが大好きなドイツもの「ベルリンは晴れているか」が放送された。
ベルリンが舞台となるとどうしてもナチスや冷戦が題材のシリアスな作品になりがちだが、本作品もとびっきりシリアス。
でもこういう作品も必要。

■リスナーの感想■

  • 原作読了済で聴取.冒頭でひたすら主人公の独白が続いてダレる感じがしたが,中盤からスピード感が増したように思う. (nuguseyo)
  • ジギの過去回に痺れました。もう一度聴く勇気が出ません。 (チョコチップ)
  • 日本と同じ敗戦国の少女の話で、厳しくて悲しくなった (ふく)
  • 少女を襲う過酷な運命に、ゾクゾクしました。 (けく)
  • 東幹久なら朝倉あきちゃん(さん)をもっと出して欲しい。「青のファンファーレ」以降を。 (イサイズ)
  • 重いテーマを放送してくれて (2)
  • 決して楽しい内容ではないけれど、その展開にどんどん引き込まれました。 (いっちー)
  • なかなか暗いのだが……知っておかなきゃいけない歴史だと思ったのと、何だかんだ続きが気になって気付けば一生懸命聞いていた。ギゼラや両親の話が特にしんどかった。ジジ=カフカのキャラが魅力的で救いだった。 (匿名希望)

第12位(6票・3作品)

ニコルの塔(再)

ニコルの塔 原作:小森香折(青春アドベンチャー)
「すべてを受け入れよ。疑問を抱くのをやめよ。考えることより従うことが、私たちの勤め…」少女ニコルは、毎日、寄宿舎から自転車に乗って塔へと向かう。塔で「地球のマント」に刺繍するため。ただ黙って、指定図どおりの図柄を刺繍するため。しかし、何かが起こり始める。刺繍の図柄の猫が語り掛けてくる。今まで見えなかった景色が見えてくる。不思議な男の子が現れる。そして何かを知っていたと思われる友人が行方不明に。ここはどこ?私は本当は誰なの?

終盤の超展開に評価が分かれる作品だが、本年の投票では並み居る過去のアンケート上位作を押しのけて再放送の上位に入った。
能登麻美子さんの声は確かにきれいだよなあ。

■リスナーの感想■

  • 引き込まれるストーリーだったけど、イマイチ。 (ろんろん)
  • 物語展開が前半後半でだいぶ変わってしまったのが印象深い (かりんこぱぱ)
  • 原作を知らず、ウィキった。それは良し悪し。 (イサイズ)
  • 以前聞き逃していたので、初視聴です。実際の絵画は抜きにして、不思議な情景を思い浮かべながら聞くという行為が楽しかった。 (匿名希望)
  • 声優が良かった。 (R2)
  • 登麻美子さんの声が贅沢でよかった。 (匿名希望)

タイムライダーズ(再)

タイムライダーズ 原作:アレックス・スカロウ(青春アドベンチャー)
1912年、沈みゆくタイタニック号Eデッキに老人の声が響き渡る。「君の命は残り4分。答えろ、生き延びたいか。さあリアム、決断の時だ。私に付いてくるならこの手を掴め。」2011年、ボストンから西海岸へ向かう旅客機の中で老人はマディに語り掛ける。「数分後、この旅客機の乗客全員が死ぬ。だが、君だけ生き延びることを選択できる。さあ手を握り給え、早く。」沈みゆく豪華客船から、墜落する旅客機から、ムンバイの業火の中から、メフィストフェレスに手をひかれて3人の若者が集まった。彼らの新しい人生の舞台として用意されたのは2001年9月10日。翌日に起きる「あの事件」があまりに人々の記憶に鮮烈に残ったために、逆に人々の記憶から抜け落ちてしまった、その前日。

娯楽作品として素直に面白い。
これほどの作品が12位とは今年の再放送作品はレベルが高い。
それにしても「タイムライダーズ」の第3弾のラジオドラマ化はないのかな。

■リスナーの感想■

  • タイムトリップものは面白い (三日月)
  • この作品大好きで、タイムスリップものとしては秀逸な作品だと思います。年1で流してほしい! (しいな ゆうき)
  • 放送された年のアンケートで1位にいれました。また聞けて嬉しい。 (おーさん)
  • 小学生の息子は少し怖がっていましたが面白かったです。 (トマト)
  • SFものやるならもうちょっと考証をしっかりされた方がよろしいかと。 (匿名希望)

スタープレイヤー(再)

スタープレイヤー 原作:恒川光太郎(青春アドベンチャー)
「斉藤夕月様、スタープレイヤーの世界へようこそ。この世界はあなたが元いた世界とは別の惑星です。あなたはこの世界において10個の願いを叶えることが出来ます。願いはこのスターボードを使って叶えます。スターボードは電子機器ではありません。何かあっても壊れません。スターボードは紛失すると再び与えられないのでご注意ください。スターボードはスターボードを使える者以外には見えません。」冴えないアラサー女性・斉藤夕月(さいとう・ゆづき34歳)は、ある日、道端のくじ引きで10個の願いがかなえられるという権利に当選した。ただし、願いが叶えられるのは異世界でだけであり、しかも100日間はその異世界から出られないという。幸運なのかそうでないのかよくわからないが、とにかく夕月はこの100日間をエンジョイしようと決めるのだが…

再放送作品が3作品並んだ第12位の最後がこの「スタープレイヤー」。
ちなみにこの作品は2015年人気投票の第2位。

■リスナーの感想■

  • 話の展開について行けませんでした。 (ろんろん)
  • とにかく面白かった.主演の方が魅力的.もちろんほかの演者さんたちも. (nuguseyo)
  • この作品、本当に人気投票で1位になったの?ってくらい物語が薄かった。特に最後、戦争のあっけない終わり方と次作に続くような終わり方だったけど期待はできない。 (しいな ゆうき)
  • 後半からの展開がめちゃくちゃ楽しかったです。 (うさうさ)
  • 以前、聞き逃していたので初視聴です。原作は既読でしたが、この不思議な世界をうまく表現していると思います。楽しく聞きました。続編を期待しています。 (匿名希望)
  • 久しぶりに聞いたけど、ここの世界には行きたくないですね。たとえ願いが10個叶うとしても。 (おーさん)
  • アドベンチャーらしい話だった。 (R2)
  • 先の展開が読めず、毎日楽しみに聴いていました。小学生には一部怖かったそうです。 (トマト)

第15位(5票・3作品)

ニコイナ食堂(再)

ニコイナ食堂 作:樋口ミユ(青春アドベンチャー)
親の都合で、大阪に住む祖母のもとに預けられた少女・イイナ。いかし彼女は、キツくあたってくる祖母にも、大阪のノリを強制してくるクラスメートにも馴染めず、食事すら満足に取れないほど精神的に追い詰められてしまう。そして祖母に反発して、夜の街に飛び出したイイナは、いつしか自分が昭和27年の大阪にいることに気が付く。終戦直後の貧しい日本で途方に暮れたイイナは、戦争孤児のニコに出合い、ニコの部屋に居候をさせてもらう。不満を押し隠しながら必死に生きてきた少女イイナは、自称「屈強で、不屈で、希望しか考えへん」少女ニコと出会い、ともに行動するのだが。

残念ながら2020年の青春アドベンチャーにおける朝倉あきさんは、この「ニコイナ食堂」再放送のみ。
そろそろ朝倉さんの声が聴きたくなってきた。
風駆け」第3弾は原作もまだなのかな。

■リスナーの感想■

  • 両親の離婚で祖母の元にやってきた少女が、過去へ飛ばされ少女の頃の祖母と人探しをするうちに様々な立場の人たちと出会い、優しさや懸命さに触れて、生き生きとした本来の自分を取り戻していくのが良かった。 (うり)
  • オチがありきたりとはいえ,毎回引き込まれ,とてもよかった. (nuguseyo)
  • 樋口ミユさんの話は個人的にツボで、青春アドベンチャー、FMシアター共にはずれなし。引き続き毎年一本はやってほしいです。 (匿名希望)
  • ニコの声が素敵でした。 (チョコチップ)
  • 祖母みたいな人がクラスメイトにいたら仲良くなるだろうなぁと思ったことがあるので、展開が予想がついても面白かった。音楽も良かった (ふく)
  • タイムスリップものとしては失敗な作品でしたね。戦後のおばあちゃんとの下りか間延びしすぎ。だし巻き玉子を作る掛け合いはよかった。 (しいな ゆうき)
  • 主人公の成長をタイムパラドクスを通して描いており、最後の締め展開も好感が持てる (かりんこぱぱ)
  • 朝倉あきちゃんをもっと (イサイズ)
  • 朝倉あきさん好きだから、かな。再放送だけど内容的にも良く出来ていると思った。 (優やん)
  • ニコ(谷村美月)とイイナ(朝倉あき)の絡みがすごく良かったです。 (初瀬野)
  • 2回目から聞いたが面白かった。ただオチが見え見えだったのが残念。 (匿名希望)

青春離婚(再)

青春離婚 原作:紅玉いづき(青春アドベンチャー)
中学時代、わたしの裏での呼び名は「ケイレン」だった。ストレス性の顔面痙攣のせいだ。そのせいでずいぶんと嫌な思いをした。だから高校は、わざわざ家から遠い、この八木商業高校を選んだ。それなのに。登校初日、アイウエオ順に並んだ机での自己紹介。わたし、佐古野郁美(さこの・いくみ)のすぐ後に自己紹介した彼はこういったのだ。「佐古野、灯馬(とうま)です」先生が訪ねる。「なんだ? 佐古野郁美と同じ苗字だな。親戚か?」否定する灯馬さんにさらに先生は言った。「そうか。せっかくだから仲良くしろよ!夫婦みたいなんだからな」一斉に笑うクラスメイト。最悪。やっと「ケイレン」から逃れられたと思ったら、今度は「夫婦」だなんて…

実に甘酸っぱい恋愛もの。
リスナーさんから指摘があったが確かに後半はちょっとストーカーチックな話ではある。
でもまあ男女双方とも似たようなことをしているのでお互いさまとも感じた。

■リスナーの感想■

  • ベタな高校生の恋愛モノだったが意外と胸キュンで楽しめた. (nuguseyo)
  • 胸キュンしました。ずっと好きでしたに特にキュンキュンしました。 (うさうさ)
  • とてもむず痒くなる青春恋愛模様。途中から物語視点が変わり、最初の主人公たちの後日談がわかるのも実にむず痒くてナイス (かりんこぱぱ)
  • 淡々としているけれど、良いドラマだなと思いました。 (トマト)
  • ストーカーを肯定するみたいな話なのが、今どきの話としてはどうなのかと。 (匿名希望)

暁のハルモニア(再)

暁のハルモニア 作:並木陽(青春アドベンチャー)
17世紀、ドイツは戦乱の渦中にあった。三十年戦争。カトリックとプロテスタントの間で争われた最後にして最大の宗教戦争により、国土は荒廃、住民たちは塗炭の苦しみを味わっていた。後世から見れば「暗黒の中世」は終わりを告げつつある時代。しかし、イタリアでガリレオ・ガリレイが「それでも地球は動く」と呟かざるを得なかった時代でもある。いわんやドイツにはまだ近代文明の曙光もさしていない…ように見える。しかし、そんな時代でも新しい学問を求め歩みを止めない青年がいた。彼の名はヨアヒム・ハインツェル。若き天文学者であるヨアヒムは戦乱で大学を焼け出され、行くところがない。しかし、これ幸いと、予てから憧れていた大天文学者ヨハネス・ケプラーに会いに行くことに決めた。神のあり方を巡って混乱する地上。しかし、真理の光があれば世に調和をもたらすことだってできるはずなのだ。

2018年の当ブログ人気投票の第1位なのだが今回は意外と伸びなかった。
個人的には「紺碧のアルカディア」や「悠久のアンダルス」より好きなのだけど。

■リスナーの投票理由■

  • 並木陽さんの作品は外れがないとあらためて思わされた作品. (nuguseyo)
  • 1話目から、「絶対これ好きなやつだ!」と思いながら聞いていました笑 (٭❀*)
  • 海宝さんのファンです (mickeyコンサドーレ)
  • あの配役で「歌わせない」という青春アドベンチャーならではの贅沢なお芝居が最高だった。「爽やかな秀才を演じるなら海宝直人さん」「運命を切りひらく天才なら中川晃教さん」といったイメージがある。 (いちじ)
  • 歴史物語で子供には好評でした。 (トマト)
  • ストーリーもさることながら演者さんたちが登場人物にマッチしていた。引き込まれた。 (ミラー)
  • 世界観と出てくる方の声が好きでした。 (くたねこ)
  • 好きな作品なので再放送してくれて嬉しかった。真理の探究者たちを扱うテーマ、三十年戦争という時代設定ともに熱い。ラストの暗号解読の高揚感はラジオドラマならではだと思う。声のみで演じきる海宝さんもすごい。 (匿名希望)

第18位(4票・3作品)

阪堺電車177号の追憶

阪堺電車177号の追憶 原作:山本巧次(青春アドベンチャー)
大阪市南部と堺市を結ぶ阪堺電気鉄道、通称「阪堺電車」は大阪唯一の路面電車、いわゆる「チン電」や。その中でも、わし117号は最も古い車両。毎日線路の上を走り続けて87年、ベテラン中のベテランや。そやけど、そのわしにもついにお迎えがきたんや。けど不思議と残念な気はおこらんな。今まで乗せてきたお客さんは何百万人、いやそれ以上や。そう思たら誇らしいわ。ありがたいこっちゃ。そやけど、これまでいろんな時代に、いろんなことが起きたわな…

こういうほんわかした作品というのは近年の青春アドベンチャーでは結構希少。
少しずつ時代が移りかわり登場人物が入れ替わっていくのはなかなか聞きごたえがあった。

■リスナーの投票理由■

  • テーマがユニークで親しみを感じられました。 (ろんろん)
  • ほんわかしてリラックスできる良作 (mickeyコンサドーレ)
  • オムニバスで時代の変換時期を楽しめた。マキタスポーツ、ナイス。 (イサイズ)
  • 最初はぼーっと聞いてたのですが、これめっちゃ面白いと気付いたのは最終回でした……。 (おーさん)
  • 楽しかった (水松)
  • とてもら面白かった。 (匿名希望)

王妃の帰還(再)

王妃の帰還 原作:柚木麻子(青春アドベンチャー)
滝沢さんのことを、私は心の中で「王妃」と呼んでおります。もちろんホンモノの王妃ではありません。キリスト教系の私立中学校といっても、所詮は現代日本。そのようなものがいるわけありませんから。でも、クラスの「トップ」に君臨する彼女は、私のような下層民の「地味子」からすると、やっぱり「王妃」なのです。それも、傲慢、横柄、荒ぶるマリー・アントワネット的な意味で。でも、今、そんな滝沢さんが、見たことがない姿を見せております。あの「王妃」がクラスメイトの前で号泣するなんて…

主演の小芝風花さん始め出演している若い女優さんたちがとてもいい。
中学1年生には聞えないけど。

■リスナーの投票理由■

  • フランス革命に準えているのが面白い。キャラは女子がほとんどなのに、声だけで性格が伝わるのはさすが。 (チョコチップ)
  • 子供時代の狭い世界の、友情イジメ裏切り反抗を通した成長物語。最後のシーンがとても爽やかで良かったです (かりんこぱぱ)

レディ・トラベラー1920

レディ・トラベラー1920 作:小林雄次(青春アドベンチャー)
冒険家として世界を渡り歩いた叔母のバーバラ・マーキュリーは他界から1年たった今でもジュリーのアイドルだ。大英博物館でアシスタントキュレーター(学芸員)をしているのも叔母をリスペクトすればこそだ。だけどジュリーの本当の夢はキュレーターではない。伯母と同じようにジャングルを旅し、川でヒルに血を吸われ、凶暴なワニと戦い、人肉を食べる恐ろしい部族とも交流すること。保護者である叔父は許してくれないけど。でもジュリーは見つけてしまったのだ、叔母の残した手記を。そこには叔母がオランダ領東インドにあるジャクラ島で体験した「私の生涯、最も印象深い旅」について書かれていた。巨大な翼、真っ赤に光る目、鋭い牙、長いしっぽ、見上げるような巨体をもつ、伝説に言うドラゴンそのものの怪物に出会ったというのだ。

19世紀末に「レディ・トラベラー」なる一群の女性がいたことを、本作を聞いて初めて知った。
作品のネタってまだまだ色々とあるものだ。
個人的には脇役のキャラクターが十分生かされていないことがちょっと残念だった。

■リスナーの感想■

  • アーサー・コナン・ドイルの世界を翻案したような楽しい冒険譚だった. (nuguseyo)
  • ラスト2回、気持ちよく終われた作品だった。久しぶりに気持ちよく終われた。 (しいな ゆうき)
  • 怪獣の正体は何か、毎回が気になる展開で面白かったです。 (けく)
  • 古き良き冒険活劇 (かりんこぱぱ)
  • こちらもワクワクしながら聞きました。冒険家の女性はたくましくてすごい。 (おーさん)
  • 音楽が高尚過ぎた。 (水松)
  • 未開の地への冒険がテーマだったので、小学生にはワクワクドキドキでとても好評でした。 (トマト)
  • レディ・トラベラーのことを知らなかったので興味深かった。歴史×怪獣というジャンルも新鮮だったし5人組でキャラクター配置が戦隊ものっぽいのも面白かった。とりあえずフキハラマコトはイエローかなみたいな。 (匿名希望)

第21位(3票・2作品)

隠しの国

隠しの国 作:東憲司(青春アドベンチャー)
引っ込み思案で目立たない中学生の少年リクは幼いころから一つの夢しか見たことがなかった。その夢の中でリクは「暴君リク」になり、3人の家臣とともに残忍非道な行いを繰り返す。あまりの残虐さのため寝るたびに苦しめられてきたリクだが、いつしか思いのままにふるまう「暴君リク」の姿にある種の爽快感をも感じていた。そんなある日の夕暮れ時、リクは公園でひとりの少女を見かける。大きめの麦わら、白いワンピース、そして、夢で出会った少女と瓜二つの顔。気になるリクだが彼女に話しかけられないまま数カ月が経過する。しかし、突如としてふたりの関係に変化が訪れる。彼女がリクの命を狙って襲ってきたのだ。

「異世界ファンタジー」というジャンルから想像されるのは全く違う鬱展開(単なる悲劇という意味ではなくそのままの意味で鬱展開)。
聴く人を選ぶ作品と言わざるを得ない。

■リスナーの感想■

  • 最初は面白く聞いていたのだけど,段々ご都合主義に思えて辛くなってきた. (nuguseyo)
  • なかなか終わらないから最終回が不安でしたが、不安的中。終わり方が「読者の想像に任せます」な終わり方ってひどくない? (しいな ゆうき)
  • 実はもう一つの国があって、というsf展開に燃えました (うさうさ)
  • 珍しくダークで残酷な作品で、個人的にはとても好きでした。 (けく)
  • バッドエンド過ぎて納得がいかない (かりんこぱぱ)
  • 世界観が飲み込めなかった。良くも悪くも気持ち悪かった (イサイズ)
  • 舞台化してもおかしくなさそうな話で、ラストもそうきたかという感じ。聴く人それぞれのラストがありそうに思う。 (匿名希望)
  • まだ夢オチのほうがよかった。 (水松)
  • 展開が冗長で、聴くのが辛かったです。 (トマト)
  • ダークな世界観で話がどうなるのか気になって最後まで聞いた。終盤の展開がめまぐるしかったのでちょっと消化しきれてないけどゲンさんジロさんニコさんが結構好きだった。あと暴君リクは何気に良い奴だと思った。 (匿名希望)

逢沢りく(再)

逢沢りく 原作:ほしよりこ(青春アドベンチャー)
私は他の女の子たちとは違う。勉強はできるし、人の気持ちもわかる。友達からは「モデルになればいい」なんて言われる。他の子たちより一段高い位置にいるのが当たり前だったし、これからもそうだろう。家族だって完璧。社長をしている素敵なパパと、料理上手で完璧主義のママ。だから、「あの、手のかかる」ママが私に何をして欲しいかは手に取るようにわかるし、パパが会社の女の人と浮気をしていても別に悲しくはない。勘違いしないでほしい。私はまるで蛇口をひねるかのように涙をこぼすことができる。でも、私には「悲しみ」が何だかはさっぱり理解できない。

これも2016年人気アンケート1位だけど、再放送の今年は順位が伸びなかった。
でも聴いた人に強い印象を残したであろうことは以下のコメントからわかる。

■リスナーの感想■

  • 主人公の声を演じた俳優さんがものすごく雄弁でよかった. (nuguseyo)
  • 主人公りくが最後に初めて1人で涙を流すシーンが本当に感動しました (こち)
  • 素っ気ない女子中学生がいい (三日月)
  • 主人公の母親があまりに自己中心的独善さで、捻くれてしまった主人公に少し同情してしまった。 (かりんこぱぱ)
  • 猫村さんの原作者とは驚き (mickeyコンサドーレ)
  • 最初の1,2話が鬱展開で、聴いていてしんどかったです。不倫話もあったので、子供と聞いていても空気が重かったです。 (トマト)
  • わけわかんなかったけど面白かった。 (匿名希望)
  • ママはイタいしパパもキモいし主人公もサイコパスなので「どうしよう…」と思って聞いていたがいつの間にか聞き入ってしまい最後は号泣してしまった。女子たちの飾らない演技がリアルで良い。 (匿名希望)

第23位(2票・2作品)

クリスマス・キャロル(再)

クリスマス・キャロル 原作:チャールズ・ディケンズ(青春アドベンチャー)
1843年のクリスマスの前日、強欲で孤独な商人スクルージが自宅に帰ると、7年前に死んだ共同経営者マーレーの幽霊が姿を見せる。鎖を巻き付けられたマーレーの幽霊は、スクルージも鎖で縛られているといい、さらに、今夜、スクルージのもとに3人の精霊が訪れるというのだが。

チャールズ・ディケンズ原作の定番作品。
誰もが知っているストーリーなので意外性はないが、伊武雅刀さんの演技はやはり聞かせるものがある。

■リスナーの感想■

  • 原作を知っていても楽しめるクリスマスのお約束もの.伊武雅刀の声がよかった. (nuguseyo)
  • スクルージの演技とナレーションが良かった。最後に妖精に訴えるスクルージは声だけでも姿が見えるみたいだった (ふく)
  • 毎年のクリスマス時期の定番として欲しい (かりんこぱぱ)
  • 文句なく面白かった。毎年クリスマスにやって欲しい。 (匿名希望)

<あの絵>のまえで

<あの絵>のまえで 原作:原田マハ(青春アドベンチャー)
人生に迷って立ち止まった時、あの絵との出会いが再び歩き出すきっかけとなった。これは1枚の絵が引き起こした5つの小さな奇跡の物語。本作品「<あの絵>のまえで」は原田マハさんによる同名の短編集を原作とするラジオドラマです。原作小説は6篇構成なのですが、本作品はそのうちモネの「睡蓮」をモチーフにした「さざなみ」以外の5篇を1回15分ずつの枠でラジオドラマ化しています。

今年のオムニバスでは一番人気。
こういう人気アンケートでは、小品の集合体であるオムニバスはどうしても不利になると感じる。

■リスナーの感想■

  • どの話もしんみりとした雰囲気で良かったです。 (けく)
  • これも好き (mickeyコンサドーレ)
  • 余韻が良かった。 (R2)
  • 短編で聴きやすかったです。心が温まるドラマでした。 (トマト)

第25位(1票)

1票の投票のあった作品及びこれに対する感想は以下のとおりです。
「幻坂」は票は少ないのになぜかコメントがとても多かったのが不思議。

作品名 リスナーの感想
夢巻(再)
  • まあ楽しめました。 (ろんろん)
ストーリーボックス・ザ・トーキョー
  • これもよくわからなかったです。 (ろんろん)
  • 緊急事態宣言明け一発目、バラエティーに富んだ短編集でとても楽しめました。一週間で終わったのが残念。 (匿名希望)
幻坂(再)
  • 不思議な雰囲気が気になったので実際に天王寺七坂に向かいました (るるぶ)
  • 幻坂に行けるなら、過去に残してきた想いを精算してみたいなと思った。 (うり)
  • ミステリーらしいけど地域の色合いが強く、楽しめました。 (ろんろん)
  • 大阪に行きたくなりました (mickeyコンサドーレ)
  • 大路めぐみの常連たる安定感。 (イサイズ)
  • ここに出てくる探偵が好きなんですが、調べたら主役の本があるんですね……読みます。 (おーさん)
  • 小学生の息子が怖がってしまい、途中で聴くのを断念しました。幽霊の話が怖かったようです。大人の私にはそれぞれのドラマがあって面白かったのですが。 (トマト)

コメントのみ

投票がなかった作品に寄せられた感想は以下のとおりです。

作品名 リスナーの感想
チョウたちの時間(再)
  • 色々と超越的な展開が多いので、好みが分かれそう (かりんこぱぱ)
  • 原作知らず。誰の目線で進んでたのかわからなくなった。 (イサイズ)
タランの白鳥
  • 歌う必要あったのかな。 (しいな ゆうき)
  • 海宝さんのファンになりました (mickeyコンサドーレ)
  • テンポ感とボリュームがちょうど良かったです。海宝直人さんの声が良かったです。歌のあるラジオドラマに登場して欲しいです。 (トマト)
  • 次々に大事件が起こるようなお話じゃないけどしみじみと上品な作品でこういうのもいいなと思った。海宝さんの誠実さと石川さんの可憐さがぴったりだった。歌が印象的で最終回後もしばらく頭から離れなかった。 (匿名希望)

男女別ランキング

また、男女別のベスト10は以下のとおりです。
「ハプスブルクの宝剣」は女性票が、「鬼煙管 羽州ぼろ鳶組」は男性票が支えているのではないかという勝手なイメージがあったのですが、調べてみると両作品とも女性・男性共に支持されていました。
一方、それ以下の順位は男女でかなり傾向に差が見られるのが興味深いところです(男女それぞれどちらかしかランキングに入っていない作品は太字)。
なお、今年かなり女性票が多めで、これは結果にも影響を与えていると思います。

男性票

順位 票数 作品名
1 10 ハプスブルクの宝剣
2 8 鬼煙管 羽州ぼろ鳶組
3 7 鷲は舞い降りた
00-03 都より愛をこめて
ウィッグ取ったらただの人
6 5 ニコルの塔(再)
オリガ・モリソヴナの反語法
8 4 また、桜の国で(再)
スタープレイヤー(再)
レディ・トラベラー1920

女性票

順位 票数 作品名
1 26 ハプスブルクの宝剣
2 13 鬼煙管 羽州ぼろ鳶組
3 12 また、桜の国で(再)
4 10 時めがね金沢うた絵巻
5 9 イレーナの帰還
オリガ・モリソヴナの反語法(再)
悠久のアンダルス
8 7 ベルリンは晴れているか
9 5 鷲は舞い降りた
10 4 暁のハルモニア(再)

まとめ

以上です。
昨年は例外的にトップが団子状態だったのですが、今年はまた1番の作品が独走する形に戻りました。


【2020年のリスナーアンケート結果一覧】


■アンケート企画の結果
各年ごとアンケートの結果一覧はこちらから、全作品アンケートの結果一覧はこちらからご覧ください。


■2020年の放送作品
2020年に青春アドベンチャーで放送された作品の一覧はこちらです。


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