【2025年放送の青春アドベンチャー総括】
2025年に青春アドベンチャーで放送された作品の一覧は以下のとおりです。
2025年は新作が16作品、再放送が13作品と、新作と再放送の割合は標準的。
新作についてみると全5回の作品が8作品と半分を占め、オリジナル脚本の作品も10作品とかなり多めの年でした。
2025年の放送作品一覧
それでは2025年の放送作品の一覧をご覧ください。
| № | 放送日 | 作品名 | 格付* |
|---|---|---|---|
| 1 | 1/6~1/17、1/19 (10回) | 彼女が遺したミステリ | AA- |
| - | 1/20~1/31 (10回) | 時めがね金沢うた絵巻(再) | 2020 |
| 2 | 2/3~2/7 (5回) | ストーリーボックス ザ・マネー | B- |
| - | 2/10~2/21 (10回) | 谷川俊太郎の詩と旅する ことのはワンダーランド(再) | 2021 |
| 3 | 2/24~3/7 (10回) | 白銀騎士団 -高貴なる亡霊- | C+ |
| 4 | 3/10~3/28 (15回) | 天涯の砦 | AA+ |
| - | 3/31~4/4 (5回) | ディス・イズ・ザ・デイ(再) | 2019 |
| 5 | 4/7~4/25 (15回) | 海の綺士団 -Umi no kishidan- | A+ |
| - | 4/28~5/9 (10回) | 00-03 都より愛をこめて(再) | 2020 |
| 6 | 5/12~5/23 (10回) | 謙信サマは今日も気まぐれ | B+ |
| - | 5/26~6/6 (10回) | 火喰鳥 羽州ぼろ鳶組(再) | 2018 |
| 7 | 6/9~6/13 (5回) | リフレイン -私とおじいちゃんの捜査ノート- | A |
| - | 6/16~6/27 (10回) | アゴラ69~僕らの詩(うた)~(再) | 2021 |
| 8 | 6/30~7/4 (5回) | 山のスケッチブック | B- |
| - | 7/7~7/18 (10回) | かがみ池のからくり(再) | 2022 |
| 9 | 7/21~8/1 (10回) | ナカスイ! -海なし県の水産高校- | A- |
| 10 | 8/18~8/22 (5回) | 中二病な僕の革命的アオハル | B |
| - | 8/25~8/29 (10回) | 常識のない喫茶店(再) | 2023 |
| 11 | 9/1~9/5 (5回) | 記憶を食(は)む | A |
| - | 9/8~9/19 (10回) | 紺碧のアルカディア(再) | 2019 |
| 12 | 9/22~9/26 (5回) | 月のスケッチブック | B- |
| - | 9/29~10/10 (10回) | 高天原探題(再) | 2019 |
| 13 | 10/13~10/17 (5回) | ピアノdays 第二楽章 | B- |
| - | 10/20~10/31 (10回) | 金魚姫(再) | 2017 |
| 14 | 11/3~11/14 (10回) | マタギ列伝 | A |
| - | 11/17~11/28 (10回) | 夜哭烏 羽州ぼろ鳶組(再) | 2019 |
| 15 | 12/1~12/5 (5回) | 先生、ワンと鳴く | A |
| - | 12/8~12/12 (5回) | あたふたオペラ「からめん」(再) | 2022 |
| 16 | 12/15~12/26 (10回) | 人魚が逃げた | B- |
* 数字は再放送作品の初回放送年
久しぶりの地方局作品と漫画原作作品
「ナカスイ! -海なし県の水産高校-」は、2016年の「夢巻」以来久しぶりに大阪局・名古屋局以外の地方局(宇都宮局)が制作した作品です。
また、「マタギ列伝」は、2019年の「僕たちはもう帰りたい」以来の漫画が原作となる作品でした。
声優さんの起用が多かった
その他、なんとなくではありますが、声優を起用した作品と「青春」を意識した作品が多かったようにも感じます。
前者としては「彼女が遺したミステリ」(入野自由さん・柚木涼香さん)、「謙信サマは今日も気まぐれ」(鈴木達央さん)、「リフレイン -私とおじいちゃんの捜査ノート-」(井上麻里奈さん・緒方賢一)、「ナカスイ! -海なし県の水産高校-」(大橋彩香さん・東地宏樹さん)、「中二病な僕の革命的アオハル」(松岡禎丞さん・結川あさきさん)、「マタギ列伝」(井上和彦さん)、「先生、ワンと鳴く」(松田利冴さん・永塚拓馬さん)など。
「青春」アドベンチャー
後者についても上記の声優起用の作品の大半がハイティーンを主人公にしていることは特徴的です。
ちなみに10月の「ピアノdays 第二楽章」から、「制作統括」が長く担当されてきた藤井靖さんから桑野智弘さんに代わっています(藤井靖さんは引き続き演出として参画)。
藤井時代の特徴は宝塚出身者の女優さんの多用と、並木陽さん脚本の西洋歴史物のウエイトの高さでした。その意味では青春アドベンチャーも新しい方向性を模索する時期に入ったのかもしれません。
■年ごと作品一覧へのリンク
番組ごとの各年作品一覧へのリンクは以下のとおりです。
- 青春アドベンチャー(1992年~)
- サウンド夢工房(1990年~1992年)
- アドベンチャーロード(1985年~1990年)
- FMアドベンチャー(1984年~1985年)
- カフェテラスのふたり(1985年~1988年)
- ふたりの部屋(1978年~1985年)
- FMシアター等単発番組


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