アクション(国内)

格付:AA

金春屋ゴメス 原作:西條奈加(青春アドベンチャー)

21世紀初頭、北関東に金持ちが道楽でつくった老人タウン。 それが全ての始まりだった。 江戸時代を模したその街はロハスな風潮を受けて急速に人気が高まり、21世紀中頃には人口700万人を要する独立国「江戸国」として日本から独立を果たしてしまった。 人々が江戸時代と同じ文化・風俗で暮らす江戸国はまた、江戸時代と同様に鎖国を続けている国でもあった。 そのため、隣国日本からでさえも、江戸国へ入国するのは容易なことではない。 しかし、日本の大学生・辰次郎(しんじろう)は1回の申請であっさりと入国を許可される。 辰次郎の入国の目的は、余命幾ばくもない父の代わりに父の思い出の地に行くこと。 辰次郎の父は以前、江戸国に住んでいたことがあるのだ。 しかし江戸国に入国した辰次郎は自分自身も江戸国の生まれであることを知る。 実は辰次郎には小学校入学以前の記憶が全くないのだ。 辰次郎にはなぜ記憶がないのか... そもそもなぜこんなに容易に江戸国に入国できたのか... 辰次郎の江戸入りには辰次郎自身も知らない真の目的があったのだ。
ゆるゆるつながり

ルパン三世出演者つながり

【特集:青アド・ポーカー①】ルパン三世出演者つながり 今回から始まったこのシリーズ。 NHK-FMで放送しているラジオドラマ番組「青春アドベンチャー」の各作品の出演者や原作の緩やかな関係をご紹介しようというトリビア的なコーナーです。 始まり...
格付:B

DINER(ダイナー) 原作:平山夢明(青春アドベンチャー)

普通のOL・オオバカナコ(30歳)は「組織」の人間に穴を掘らされていた。 もうすぐ殺される自分を埋めるための穴。 穴を掘ることを拒否すれば今すぐ殺される。 穴を掘り続ければ掘り終わった後に殺される。 まさに絶体絶命。 生き残るために必至で考えた末にカナコが叫んだ言葉は「私は料理が得意なんです!」。 結局、一命を取り留めることができものの、「組織」が次にカナコを連れて行ったのは、やってくる客がすべて殺し屋という「組織」が経営する定食屋「キャンティーン」だった。 その店でカナコが与えられた役割は店で8代目のウエイトレス。 前任者は7人とも粗相をしたために殺されたという。 もちろん店から逃げ出しても殺される。 またまた絶体絶命のピンチに陥ったカナコ。 彼女の運命はどっちだ。
格付:AA

北村想の怪人二十面相・伝 (青春アドベンチャー)

昭和20年、太平洋戦争終戦。 敗戦、闇市、浮浪児、特攻隊崩れ。 東京は混乱の最中にあったが、それでも庶民はたくましく生きていた。 そして終戦とともに彼も戻ってきた。 彼、そう、戦争へと向かっていた暗い時代に、肥え太る金持ちを狙って大胆な盗みを何度も成功させ、世間をアッと言わせた世紀の大怪盗。 名探偵・明智小五郎と何度も大立ち回りを演じて世間の喝采を浴びた希代の怪人。 国立博物館の上空で爆発する気球とともに消息を絶った怪人二十面相が東京に帰ってきたのだ。 しかし東京の庶民達は知らない。 復活した二十面相は、二十面相であっても戦前の二十面相ではないことを。 師匠の思いを継ぐための遠藤平吉の冒険が始まったのだということを。
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