折原みとの“夢みるように愛したい” (サウンド夢工房)
桜子はふと目を覚ますと、真っ白な世界にいた。
確か、自分は軽井沢に行く途中で、しかも乗っていたバスは崖から転落したはず。
ということは自分は死んでしまったのか…
しかし、そばに浮いていた自称・天使のリョウによれば、彼女の魂はリョウのミスで体を離れてしまっただけで、今、桜子の魂は天界と下界の中間にある霊界にいるのだという。
体に戻してあげるというリョウについて、自分の体が運ばれた病院に行った桜子。
しかし彼女はそこで眠り続ける娘の前ですら、喧嘩を続けている両親の姿を見てしまう。
絶望した彼女は生き返ることを拒否するのだが…