格付:B

モー、ギュッー!っとして 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

この星の文明を監視するために、銀河連邦から派遣されている監視員。 彼らは毎年12月末になると、様々な動物に変装してやってきて前任の監視員と交代する。 交代に当たっては、前任の監視員から、その年にあった主な出来事のレクチャー受けるのが習わしだ。 さて、今日は、今年のネズミに変装していた監視員から、来年のウシに変装する監視への引継ぎが行われる。 今年、2008年の日本は、宇宙人からはどのように見えていたのであろうか。
格付:A

俵のねずみがマウスでチュー! 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

この星の文明を監視するために、銀河連邦から派遣される監視員。 彼らは毎年12月末になると様々な動物に変装し地球にやってきて、前任の監視員と交代する。 交代に当たっては、前任の監視員から、その年にあった主な出来事のレクチャー受けるのが習わしだ。 さて、今年はイノシシに変装していた監視員から、来年のネズミに変装する監視員への引継ぎが行われる。 今年、2007年の日本は、宇宙人からはどのように見えていたのであろうか。
格付:B

エイレーネーの瞳 シンドバッド23世の冒険 原作:小前亮(青春アドベンチャー)

17世紀のイスタンブール。 女性ながら“シンドバッド”の称号を受け継ぐ冒険家セルマと、その弟子の少年マレクは、新しい冒険へと臨もうとしていた。 エイレーネーの瞳。 それは、ルビーとサファイアが一対になった指輪。 類まれな秘宝ではあるが、ふたつを同時に手に入れないと、国をも滅ぼすといわれている呪われた宝でもある。 そしてそれ以上にセルマにとっては、先代のシンドバット22世・アレクシオスが生涯を掛けて追い求め、そして消息を絶つに至ったという因縁の品であった。 セルマに取って今回の冒険はただの宝探しではない。 弟子であった自分に何も告げずに消息を絶った師匠の行方を捜し、過去の因縁との決着を付けるための旅でもあるのだ。
格付:B

哲ねこ七つの冒険 原作:飯野真澄(青春アドベンチャー)

小学ニ年生の少女・ミルルのママはいつもツンツンしている。 しかも、最近湧いて出たパパの転勤話のせいで、一層、ご機嫌斜めだ。 折角の夏休み最大のイベントである、沙紀さんのうちへの旅行だというのに、相変わらず機嫌が悪い。 だから、沙紀さんのうちに着くなり、飼い猫のプルルを追って外に飛びだしてしまったミルルは、早くもママに怒られてしまった。 でも、ミルルは気がついたのだ。 ここには猫たちの王国があるのを。 沙紀さんのうちでみつけた“聞き耳ずきん”を被ると猫たちの世界が見え、声が聞こえるようになるということを。 やがてママにも猫の世界が見えるようになる。 ミルルとママの“哲ねこ”たちをめぐる冒険が始まった。
格付:A

おいしいコーヒーのいれ方Ⅳ~雪の降る音~ 原作:村山由佳(青春アドベンチャー)

父・政利の急な呼び出しで、父の単身赴任先である福岡へと向かうショーリ。 政利の爆弾発言で頭の中は混乱気味だが、福岡へはかれんと一緒に行くことになり、少し浮かれ気味でもある。 そんなショーリを福岡で待っていたのは、照れ気味の父と、もう一人、意外な人物だった。 ショーリとかれんの2度目の夏は終わりを告げ、季節は秋、そして冬へと巡っていく。
格付:AA

大黒屋光大夫 原作:吉村昭(特集オーディオドラマ)

思えば、信じられないほど遠くへ来たものだ。 伊勢の白子の一介の船頭に過ぎなかった、この大黒屋光太夫が、ロシア帝国の首都ペテルブルグにいるのだ。 船を失い、紀州様から託された大事な船荷の米も失った。 そして、出港時には16人いた部下達も、長い漂流と放浪の果てに次々と死亡し、先日、九右衛門が死亡した今となっては、庄蔵、小市、新蔵、磯吉の僅か4人だけになってしまった。 船頭としての責任を痛切に感じる。 しかし私はここで下を向くわけにはいかない。 日本に帰るのだ。 生き残った全員を連れて日本へ帰るのだ。 そのためには、もうこの国の皇帝に直訴するしかない。 この国で出会えた最良の人物、ラックスマンの助力もある。 女帝エカテリーナ二世と面会して何としても帰国の許可を取り付けるのだ。
格付:AAA

おろしや国酔夢譚 原作:井上靖(アドベンチャーロード)

江戸時代中期の天明2年。 千石船・神昌丸は、船長(ふなおさ)大黒屋光太夫を始めとした17人の船員を乗せて伊勢の白子を出帆した。 しかし、江戸に向かう途中で嵐に遭い舵を失い、8カ月にも及ぶ苦難の漂流をすることになる。 そしてようやく漂着した陸地も、遙か北方のロシアの孤島であった。 絶望的な状況のもと、懸命に日本へ帰る方策を探る光太夫達だが、運命は彼らに更なる流転を要求する。 カムチャッカ、ヤクーツク、イルクーツク、そして帝都ペテルブルグ。 鎖国の時代に、不屈の闘志で広大なロシアを横断した大黒屋光太夫の数奇な運命を追う。
格付:AA

渚にて 原作:久世光彦(青春アドベンチャー)

中学2年生から高校1年生までの少年少女を乗せたクルージング・スクール。 彼らが乗り込んだ船は、カリブ海の島々を巡り、順調に帰国の途にあったのだが、急な暴風雨に見舞われ座礁してしまう。 救命ボートに乗りあわせた、冬馬、カスミ、宗近、黒木、金原の5人は何とか嵐の海を乗り切り、漂流の末、無人島とおぼしき島に辿り着く。 この島で、5人にどのような運命が待ち構えているのか。
格付:A

サンタクロースが歌ってくれた 原作:成井豊(青春アドベンチャー)

大正5年9月。浅草十二階で出会った芥川龍之介と平井太郎(後の江戸川乱歩)。 ふたりはコンビを組んで素人探偵となり、謎の大盗賊・黒とかげと対決することになる。スリルとサスペンス、愛と友情に満ちた物語の始まりだ! …これは、僕、高校教師で演劇部顧問の成井が、演劇部の高校生のために考えた新しい演劇のシナリオだ。 自分としてはそれなりの傑作になる予感はある。でも、筆は一向に進まない。 もう、年末のクリスマスイブだというのに完成したのはたったの4ページ。 それでも気を取り直してワープロに向かっていると、突然、ワープロが不思議な動作を始めた。 そして、どこからともなく聞こえてくる登場人物達の声。 そんな馬鹿なと思っていたのもつかの間、突如、大音響とともに何かが爆発し、僕のシナリオの登場人物達が、目の前に現れた!
格付:B

不思議屋薬品店 作:北阪昌人ほか(青春アドベンチャー)

新進気鋭の脚本家10人が、オリジナルラジオドラマを競作する「不思議屋」シリーズ8作品中の1作です。 本ブログでは「不思議屋」シリーズの作品は、「不思議屋料理店」(2007年)に続き2作品目の紹介です。
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