天使のリール 原作:喜多嶋隆(青春アドベンチャー)
角田潮里(しおり)は葉山から青山学院大学に通う大学生。
父親は行方不明だが、漁師の祖父と何不自由なく暮らしていた。
潮里と祖父の夢は、ふたりで釣り船をやることだったが、念願のフィッシングボートが届いた時に祖父は急逝してしまった。
祖父が大好きであったハワイにちなんで命名されたその船、「アロハ丸」を引き継いだ潮里は、女子大生を続けながら、土日と水曜日は一人で「アロハ丸」の船長を始めることを決心する。
女子大生船長・潮里が、釣り客達や、祖父や父に縁のある様々な人たちと交流するなかで成長していく姿を描く。