ソフィーの世界 原作:ヨースタイン・ゴルデル(FMドラマスペシャル)
14歳の少女ソフィー・アムンセンが不思議な手紙を受け取ったのは、15歳の誕生日まであと1カ月のある日。そこに書かれていたのはたった一言だった。「あなたはだれ?」それが、「哲学の先生」アルベルト・クノックスからの、手紙を通じた「哲学の講義」の始まりだった。「人間とは何か、世界はどのようにできているのか、そして私たちはどのように生きるべきか」そんなことを考え始めたソフィーのもとに、さらにもう一つ不思議なことが起こる。レバノンで国連軍の仕事に就いているアルベルト・クナーグという男性が、娘のヒルデにあてた手紙もソフィーの元に届きはじめたのだ。ソフィーはクナーグにもヒルデにも全く面識はない。しかし、その手紙によれば、クナーグはソフィーのことを知っているようなのだが…