格付:B

夫婦というもの 作:高平哲郎(カフェテラスのふたり)

本作品「夫婦というもの」は、放送作家で評論家、劇作家、演出家の高平哲郎さんが脚本を書いた大人の男女を巡る「粋なお話」のラジオドラマです。 制作はNHK札幌局(演出家は不明)、放送された番組は全国ネットで月曜日から金曜日まで放送されていた10分番組「カフェテラスのふたり」でした。
格付:B

ブラックホール 作:宮崎由香・綾瀬麦彦(青春アドベンチャー)

本作品「ブラックホール」は1992年7月にNHK-FMにて「特集のダミーヘッドの青春アドベンチャー」として放送されたラジオドラマ作品です。 青春アドベンチャーはこの年の4月にスタートしたばかりの番組であり、本作品は作品順で7番目、青春アドベンチャーでは最初期の作品と言えます。
格付:AA

ブルータスは死なず 原作:三浦浩(アドベンチャーロード)

私、アメリカ合衆国上院議員であるジョージ・マキタは、ある日、上院の地下駐車場で同僚の上院議員リチャード・オコンネルから呼び止められた。 オコンネルは次期大統領選挙に出馬が噂されている有力議員だ。 彼は言う。 「私のランニングパートナーになって欲しい。はっきり言おう。私が大統領で君が副大統領だ。私と一緒にナショナルチケットを買わないか?」 彼は、この日系人ジョージ・マキタに副大統領候補になって欲しいというのか。 初めて上院議員になったときに感じた戦慄が、再び私の身体を駆け抜けた。 自分は副大統領になっても、いやそれ以上になってもおかしくない人間なのだ。 そう、合衆国の歴史には副大統領から大統領になった人間も大勢いるのだから…
演出家・脚本家別一覧

じんのひろあきさん脚色作品の一覧

主に1990年代前半、すなわち青春アドベンチャーの黎明期に活躍された「じんのひろあき」さんの脚色作品の一覧です。 大胆な構成 じんのさん脚色作品の特徴は、ラジオドラマ、特にこの青春アドベンチャーの枠(15分×10回)の特性を十分に理解したう...
格付:AA

BANANA・FISH 原作:吉田秋生(青春アドベンチャー)

ニューヨークはブロンクス。 謎の自殺を遂げた男が最後に言い残した「バナナ・フィッシュ…」という言葉を聞き、ストリートキッズのボスであるアッシュは愕然とした。 その言葉は、ベトナム戦争中にヤク中毒になり、今も正気が戻らない兄・グリフィンが発した唯一の言葉と同じだったからだ。 一体「バナナフィッシュ」とは何を意味するのか。 人の名前か、物の名前か。 いくつもの組織が「バナナフィッシュ」を巡り血みどろの争いを繰り広げていくこと、そしてその欲望と陰謀が渦巻く争いに自分もまた巻き込まれていくことを、この時のアッシュはまだ知らない。
格付:B

オズ 原作:樹なつみ(青春アドベンチャー)

近未来の地球。 多くの人命を奪い、地球環境を激変させた世界大戦から30年を経過した後も、なお人類社会は元の姿を取り戻すには至っていなかった。 ある日、無頼の傭兵・ムトーは、フィリシア・エプスタインと出会う。 フィリシアは天才一家エプスタイン家の末娘で、自身も16歳ながら生体工学の科学者であった。 フェリシアは、行方不明となった兄のリオン・エプスタインの行方を追ってスラム街へと赴くという。 護衛としてフェリシアと行動を共にするムトー。 しかし、スラム街にはリオンはおらず、ふたりは、大戦前に科学を結集してつくられた伝説のシェルター「OZ(オズ)」を探して旅をすることになるのだった。
オムニバス作品等の一覧

ライフシリーズの作品一覧

「ライフシリーズ」は、2003年から2015年までの間の青春アドベンチャーで、飛び飛びで合計6作品制作されている脚本家により競作のオリジナル短編ラジオドラマです。 大阪局主導 青春アドベンチャーにおける他の代表的な短編集シリーズである「不思...
格付:B

インテリア・ライフ 作:さわだみきお他(青春アドベンチャー)

「ライフシリーズ」は、2003年から青春アドベンチャーにてシリーズで放送されている脚本家競作のオリジナル短編集ラジオドラマ作品であり、本作品「インテリア・ライフ」は、その輝かしい第1作にあたります。 青春アドベンチャーには他にも、NHKの本局が制作していた「不思議屋シリーズ」、名古屋局が制作している一連の短編集作品(「10人作家シリーズ」または「名古屋脚本家競作シリーズ」)がありますが、ライフシリーズの特徴は大阪局の制作作品であること。 特にこの第1作「インテリア・ライフ」は登場人物が関西弁で話す作品が多いのが特徴です。
格付:AA

スタープレイヤー 原作:恒川光太郎(青春アドベンチャー)

「斉藤夕月様、スタープレイヤーの世界へようこそ。 この世界はあなたが元いた世界とは別の惑星です。 あなたはこの世界において10個の願いを叶えることが出来ます。 願いはこのスターボードを使って叶えます。 スターボードは電子機器ではありません。何かあっても壊れません。 スターボードは紛失すると再び与えられないのでご注意ください。 スターボードはスターボードを使える者以外には見えません。」 冴えないアラサー女性・斉藤夕月(さいとう・ゆづき34歳)は、ある日、道端のくじ引きで10個の願いがかなえられるという権利に当選した。 ただし、願いが叶えられるのは異世界でだけであり、しかも100日間はその異世界から出られないという。 幸運なのかそうでないのかよくわからないが、とにかく夕月はこの100日間をエンジョイしようと決めるのだが…
格付:B

サウンド・ドライブ 作:さわだみきお他(青春アドベンチャー)

NHK名古屋局が制作する脚本家競作のオリジナル短編ラジオドラマ集作品、通称「10人作家シリーズ」。 本作品「サウンド・ドライブ」はその1作であり、2003年に放送されました。 なお、作品名は「サウンド・ドライブ」であり「サウンド・ライフ」ではありません。 そのため、当然ながら大阪局で制作している類似企画の「ライフシリーズ」の一作ではありません。
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