格付:C

アクア・ライフ 作:芳崎洋子ほか(青春アドベンチャー)

2003年から2012年にかけて全5作品が制作された「ライフシリーズ」。 「ライフシリーズ」は、各作品ごとにお題が設定され、それにそって10人の脚本家さんが1回15分の短編ラジオドラマを競作する企画でした。 本作品「アクア・ライフ」はその2番目に制作された作品で、お題は「水」です。 このブログでは、第3作の「ボディ・ライフ」、第4作の「ナンバー・ライフ">ナンバー・ライフ」、最終作の「カラー・ライフ"」をすでに紹介済みで、本作品の紹介により、紹介していない作品は第1作の「インテリア・ライフ」を残すのみとなります。
ゆるゆるつながり

タイトルに原作者の名前が入っているラジオドラマ

【特集:青アド・ポーカー⑩】タイトルに原作者の名前が入っているラジオドラマ このブログはNHK-FMで放送されている青春アドベンチャーを中心としたラジオドラマ作品を紹介するブログです。 そしてこの「青アド・ポーカー」は、紹介した作品間の緩い...
格付:B

谷村有美の雨のち、夕焼け(サウンド夢工房)

本作品「谷村有美の雨のち、夕焼け」は、シンガーソングライター谷村有美さんのエッセイとフリートークと歌で構成された作品です。 「サウンド夢工房」という、平日に毎日15分ずつラジオドラマ作品を中心に放送されていた枠を使って1週間(5日間)放送されましたが、ラジオドラマではなく、どちらかというと、ラジオではごく一般的な歌手によるトーク番組に近い内容や雰囲気を持った作品でした。 そのため、出演者も谷村さんだけです。
青春アドベンチャー

2007年の青春アドベンチャー一覧

【2007年放送の青春アドベンチャー総括】 2014年8月3日にアップした「冷凍人間の復活」の記事をもって、2007年に青春アドベンチャーで初放送された作品は、すべて紹介することができました。 年間の初出作品のコンプリートは2012年、20...
作品紹介の補足

「冷凍人間の復活」に隠された真相に関する妄想

この記事はNHK-FMのラジオドラマ番組「青春アドベンチャー」で放送された小金丸大和さん作のラジオドラマ「冷凍人間の復活」について、私の勝手な妄想を述べる記事です。 「冷凍人間の復活」のまっとうな紹介記事はこちらですので、まずはそちらをご覧...
格付:AA

冷凍人間の復活 作:小金丸大和(青春アドベンチャー)

「6カ月後の生存確率は10%」 29歳の藤堂明(とうどう・あきら)に突きつけられた事実は残酷だった。 学生時代に始めたネット事業は順調、妻・美幸のお腹の中には待望の第1子がいる。 海際に立てた真っ赤な屋根の家も予想以上の出来で、妻に突然プレゼントして驚かせるつもりだった。 医者は残された時間を大事にしろという。 理性ではわかっている、それは正しい。 だから、学生時代の親友・丸木が持ち込んだ計画が決してバラ色の話ではないこともわかっている。 冷凍保存カプセルで冷凍睡眠して、がんの治療技術が確立されたときに目覚める。 そんなことが簡単にできるわけがない。 そもそも、まだ、ほ乳類で冷凍睡眠からの復活に成功した例はないのだ。 でも僕はまだ生きていたいんだ。 藤堂は決して嘘を言わない男だ。目標を必ず実現する男でもある。 この話に賭けてみるしかない。
格付:B

魔人復活 第2部 地底の魔術王 原作:江戸川乱歩(アドベンチャーロード)

昭和24年、まだ「青銅の魔人」の事件の余韻もさめやらぬ頃。 少年探偵団員の天野勇一君の前に、黄色と黒の髪の奇妙な男が現れた。 彼は自らを「魔法博士」と名乗り、「魔術を見せてやる」と誘って勇一君を始めとする少年探偵団員を自らの家に招く。 しかし、その場で魔法博士と勇一君は姿を消してしまったのだ。 魔法博士とは何者なのか、彼の目的は一体何なのか。
格付:B

魔人復活 第1部 青銅の魔人 原作:江戸川乱歩(アドベンチャーロード)

昭和24年。 敗戦の痛手からようやく立ち直って、焼け跡の東京に生きる人々の表情に明るさが戻ったころ、何ともいいようない不思議な事件が起こった。 顔も体も青銅でできた魔人が現れ、夜な夜な高級宝飾店を襲っては時計を食べているというのだ。 戦後の深い闇の中でうごめく、この青銅の魔人は一体何者なのか。 目的も正体を不明な魔人を巡って東京中が大混乱に陥る中、ついに魔人はその真の目的を明らかにする。 「皇帝の夜光の時計」 かの怪盗アルセーヌ・ルパンが血眼になって追い求めたという秘宝こそが、彼のターゲットだというのだ…
格付:B

白狐魔記 源平の風 原作:斉藤洋(青春アドベンチャー)

狐を狩る一方で、狐に騙されることを恐れてもいる。 そんな賢いと同時に愚かな、人間という不可思議な生物に興味を持ち、人間の言葉を覚えようと思い立った一匹の狐がいた。 そして、彼は、ある若武者に出会う。 崖を駆け下りていく鹿を指さし、「鹿も獣なら馬も獣。同じ崖を降りられないはずがない」と宣言し、自ら崖を騎馬で駆け下りていく、その若者の名は源義経。 彼の作り出した凄惨な戦場を目の当たりにして、狐は再び考え込む。 なぜ、彼は、そして彼ら人間は、そうまでして殺し合うのか。 後に「白狐魔丸」(しらこま・まる)と名乗ることになるその狐は、人間という不思議な生き物への興味を募らせていくのだった。
格付:A

妖怪博士と少年探偵団 原作:江戸川乱歩(アドベンチャーロード)

「…その頃、東京中の街という街、家という家では、ふたり以上の人が顔を合わせさえすれば、まるでお天気の挨拶でもするように、アイツの噂をしていました。アイツは20の全く違う顔を持っていると言われていました。…」 仄暗い街角にアイツの影が浮かんでは消える。 変幻自在、風のようなアイツ。 変装の名手であり、どんな場所に忍び込むことも、どんな厳重な警戒の中から狙った獲物を盗む出すこともお手のもの。 希代の名探偵・明智小五郎でさえも恐れる彼の名は「妖怪博士」、そしてまたの名を…
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