格付:B

ぼくらの七日間戦争 原作:宗田理(アドベンチャーロード)

7月20日、中学1年1学期の修了式の日。 クラスの男子全員21名が学校から帰ってこなかった。 親や教師が集団誘拐かと大騒ぎをする中、「午後7時からFM放送を行う。ダイアルを88MHzにあわせろ。」という不審な電話がかかってくる。 大人たちが慌ててラジオのダイアルをあわせると、アントニオ猪木の入場テーマ「炎のファイター」に合わせて放送が始まった。 「皆さん、こんばんは。ただいまより解放区放送をお届けします。センコーの説教も親父の小言もお袋の愚痴も今日は休みだぜ。テストも宿題もついでに塾も今日は休みだぜ。それからテレビも漫画もおやつもビタミン剤も今日は休みだぜ。休んで何をするかって?…」
格付:AA

十二人の手紙 原作:井上ひさし(ふたりの部屋)

本作品「十二人の手紙」は井上ひさしさんの同名のオムニバス小説を原作とするラジオドラマです。 大衆小説、SFからファンタジーそして戯曲まで 井上ひさしさんといえば戦後日本を代表する作家、脚本家のおひとり。 直木賞(大衆小説)、日本SF大賞(SF小説)、岸田國士戯曲賞(戯曲)をすべて受賞しているのって井上ひさしさんくらいではないでしょうか。
格付:AAA

六人の嘘つきな大学生 原作:浅倉秋成(青春アドベンチャー)

僕たちは理想のチームになれた…はずだった。 今を時めくIT企業スピラリンクスの最終選考。 僕たち6人の就活生に課せられたのはグループディスカッションだった。 幸い選考日までには時間がある。 しかもこれは落とすための選考ではない。 お互いを理解し、短所を補い、長所を生かしあう。 良いディスカッションをして会社をうならせて全員内定。 5,000人から選ばれたこの精鋭6名ならそれができるはずだ。 その確信はスピラの方針変更で採用が1名のみとなり、グループディスカッションがその1名をお互いで選ぶ場となってしまっても変わらなかった。 フェアな議論で全員が納得できる1名を選び出す。 そのためのルールも合意することができた。 こんな状況でさえ僕たちは協力し合うことができる。 僕たちは理想のチームになれたはずだったのだ…
青アドの小ネタ

NHKオーディオドラマホームページの移転予定が公表されました

ホームページ移転 NHK-FMのオーディオドラマ(青春アドベンチャー・FMシアター・新日曜名作座・特集オーディオドラマ)の情報を掲載しているホームページが近日中に移転することが発表されました。 【現在のホームページ】(外部サイト) 9年ぶり...
青アドの小ネタ

「羽州ぼろ鳶組」シリーズの原作者・今村翔吾さんが直木賞を受賞されました

青春アドベンチャーで「羽州ぼろ鳶組」シリーズ4作品がラジオドラマ化されている今村翔吾さんが、最新作「塞王の楯」にて第166回(2021年下半期)直木三十五賞を受賞したことが2022年1月19日、発表されました。 これで「羽州ぼろ鳶組」シリー...
格付:A

柳生非情剣 原作:隆慶一郎(青春アドベンチャー)

織豊政権下で没落し領主としての地位を失った柳生一族。 剣に没頭し兵法家として狭い世界での名声に甘んじる父・石舟斎の態度が、宗矩には我慢できない。 失った領土を取り戻してこその剣ではないのか。 敢えて柳生庄を離れ、広い世界で剣の腕を磨きながらついに得た立身出世のチャンス。 2代将軍・徳川秀忠の兵法(剣術)指南役。 その実態は政権を守るための裏の仕事をこなす汚れ役。 しかし宗矩はこの機会を逃さない。 必ずや江戸に柳生新陰流ありと、その名を全国に轟かせてみせる。 そして領地を取り戻し最後には大名の座に上り詰めるのだ。
格付:A

うつ病九段 原作:仙崎学(FMシアター)

頭がぼやっとする。覚えられない。考えられない。 一体どうなっちまったんだ、俺の頭は。 小学5年のときに奨励会に入会。俺のあだ名は「天才」だった。 以来、将棋一筋。 そんな俺が将棋を打てない。 心配した妻が呼んだ精神科医の兄貴が俺の顔を一目見るなり言った。 「学…。どうしたんだ。いつからこんな状態だ。」 2017年8月。俺は本格的におかしくなっていた。
何でもベストテン

2021年末累計・作品紹介記事のPVランキング

【なんでもベストテン27】2021年末累計・当ブログで読まれているラジオドラマの記事PVランキング 2021年単年のPV(ページビュー)のランキングに引きつづいて、2021年12月31日時点の累計PVランキングを紹介します。 まずはご覧くだ...
何でもベストテン

2021年1月~12月作品紹介記事のPVランキング

【なんでもベストテン26】2021年にこのブログで最も読まれたラジオドラマの記事 2018年から続いている年間(1月~12月)のPVランキング(ラジオドラマ作品紹介記事のみ)。 今年も集計してみました。 新作は少なめ 昨年はイレギュラーなこ...
折々の記録

2021年のまとめと2022年の抱負

引き続き新型コロナウィルス感染症の世界的な蔓延が続いているところですが、こと日本についてはオミクロン株の爆発的な感染拡大が顕在化する手前で、なんとか無事に2021年の大晦日を迎えることができました。 さて、それでは、コロナ禍の2回目の年末、...
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