青春アドベンチャーで「羽州ぼろ鳶組」シリーズ4作品がラジオドラマ化されている今村翔吾さんが、最新作「塞王の楯」にて第166回(2021年下半期)直木三十五賞を受賞したことが2022年1月19日、発表されました。
これで「羽州ぼろ鳶組」シリーズも青春アドベンチャーでは数多い直木賞受賞作家の作品になったことになります。
3度目の正直
既に過去、
- 第160回 童の神
- 第163回 じんかん
の2作品で候補になったことがありますので、3度目の正直ということになります。
青春アドベンチャーでは、デビュー作である「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」から今村さんに注目しており、筧利夫さん主演で
- 火喰鳥 羽州ぼろ鳶組(2018年)
- 夜哭烏 羽州ぼろ鳶組(2019年)
- 鬼煙管 羽州ぼろ鳶組(2020年)
- 菩薩花 羽州ぼろ鳶組(2021年)
の「羽州ぼろ鳶組シリーズ」が4作品が放送されています。
今村翔吾さんおめでとうございます。
そして先物買いが当たった青春アドベンチャーのスタッフの皆さま(真銅健嗣さん?)、おめでとうございます。
どこかで聞いたような…
ちなみに受賞作は「塞王の楯」。
戦国時代の石垣職人「穴太衆」を題材として、戦なき平和な世をつくることを目的に絶対に破られない城(最強の楯)をつくることを目指す若者を描いている作品らしいのですが…
これって青春アドベンチャー的には佐々木譲さん原作の「天下城」を同じようなプロットですよね。
穴太衆自体、過去何度も取り上げられている題材ですので、特におかしいことではないのですが、やはり差が気になります。
「火喰鳥」以降、単行本が刊行されているほぼすべての今村翔吾作品を読んでいる私ですが、「塞王の楯」だけはまだ読んでいません。
どのように違うのか楽しみに読んでみたいと思います。
また、ぼろ鳶組の更なるラジオドラマ化もよろしくお願いいたします。
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