家守綺譚 原作:梨木香歩(青春アドベンチャー)
駆け出し作家の綿貫は、夭折した親友・高堂の父親から意外な申し出を受ける。
空き屋になってしまう高堂の家に家守(=管理人)として住んで欲しいというのだ。
経済的に助かること、死んだ高堂が喜ぶであろうという父親の言葉、そして、この草深い家でなら書きたいものが書けるのではないかという期待から、綿貫はこの申し出を受けること決める。
こうして、家守である綿貫と、死んだはずの高堂、拾った犬のゴロー、そして様々な不思議なものたちとの生活が始まった。