演出家・脚本家別一覧 制作統括(プロデューサー)でみる青春アドベンチャーの歴史(その1・1998年~2005年) 始めにお断りしますが、私はテレビ・ラジオの制作体制については全くの素人です。当然、NHKの内部情報も知らない一聴取者ですので、本記事はあくまで公式に知りえる範囲の情報をもとに個人の感想を書いたものにすぎないことをご了承ください。「制作統括」... 2021.08.31 演出家・脚本家別一覧
格付:A 1848 作:並木陽(青春アドベンチャー) 「『騎馬の民なるマジャルの王はかつて、東の果てより馬を駆り、この地にたどり着いた。羊…の群れ、え、悠然と…草を食み、荒々しき…いや猛々しき?…』 だめだめだめ!どうして私の書くものには心踊る勇壮さというものが宿らないのかしら…」悄然としてユリシュカは筆を置いた。羊飼いの娘を母に持ち、大平原を駆ける英雄の生涯に思いをはせる夢見がちな少女に過ぎなかったユリシュカ。しかし、時代の荒波は近代化に立ち遅れた辺境の男爵家の少女の人生をも大きく変えていくことになる。欧州のそして世界の歴史を変えた革命の1848年まであと少し。ユリシュカも、そしてその兄カーロイも、まだ自らを待ち受ける運命を知らない。 2021.08.29 格付:A
演出家・脚本家別一覧 桑原亮子さんが22年後期の「舞いあがれ!」で朝ドラの脚本を担当することになったとのこと。 2021年8月27日に、22年後期(大阪局制作)のNHK朝の連続テレビ小説(いわゆる「朝ドラ」)「舞いあがれ!」の発表があり、桑原亮子さんが脚本(オリジナル)を担当することがわかりました。ラジオドラマからスタートした脚本家桑原亮子さんは、2... 2021.08.28 演出家・脚本家別一覧
格付:B 87分署のキャレラ 原作:直井明(カフェテラスのふたり) 朝っぱらに電話をかけてきたのは別れた女房。清々しいくらい一方的に、いつものカフェテリアに呼び出した彼女が要望してきたのは、私の大好きな87分署とスティーヴ・キャレラの話をしてくれというものだった。彼女が編集する雑誌で「都会を愛するハードな男のこだわりの世界」という特集記事を掲載するらしい。つまりは取材だ。「鼻持ちならないうんちく野郎のお知恵を拝借」などと言われ何だか癪だが仕方がない。スティーヴ・キャレラの名前を出されて私が黙っていられるはずがないのだから。 2021.08.20 格付:B
格付:B ハートでジャンプ! 原作:岬兄悟(アドベンチャーロード) 壁の薄いアパートに耐えかねてようやく見つけた優良物件。駅から5分・3DKで家賃4万円!…でもこれって優良すぎ?むしろ怪しいのでは?実際、弟分の浪人生・高志が言うには、建物がぼんやりとソフトフォーカスがかかったように見えるとか、奇っ怪な老人が出現したとか、ピンク色の服を着た少女の幽霊が出たとか…怪しさ満点。でも4万には勝てない。俺にはそんなものは見えないしな。しかしさすがの俺も想像しなかった。この引越が次元を超えた大旅行、すなわち怪奇とSFとシルクロードとスペースオペラとミステリーゾーンを一緒くたにした大冒険へのきっかけになろうとは! 2021.08.13 格付:B
青アドの小ネタ 毎年夏の恒例「青春アドベンチャー・夏の戦争特集」?の作品一覧 「青春アドベンチャー・夏の戦争特集」…なんていうものがある訳ではないのですが、2015年以降の青春アドベンチャーは終戦記念日前後に戦争関連の作品を放送することが多くなっています。これは青春アドベンチャーに限らず、NHK全般の傾向なのだと思い... 2021.08.06 青アドの小ネタ