
DINER(ダイナー) 原作:平山夢明(青春アドベンチャー)
普通のOL・オオバカナコ(30歳)は「組織」の人間に穴を掘らされていた。もうすぐ殺される自分を埋めるための穴。穴を掘ることを拒否すれば今すぐ殺される。穴を掘り続ければ掘り終わった後に殺される。まさに絶体絶命。生き残るために必至で考えた末にカナコが叫んだ言葉は「私は料理が得意なんです!」。結局、一命を取り留めることができものの、「組織」が次にカナコを連れて行ったのは、やってくる客がすべて殺し屋という「組織」が経営する定食屋「キャンティーン」だった。その店でカナコが与えられた役割は店で8代目のウエイトレス。前任者は7人とも粗相をしたために殺されたという。もちろん店から逃げ出しても殺される。またまた絶体絶命のピンチに陥ったカナコ。彼女の運命はどっちだ。