演出家・脚本家別一覧

笹原紀昭さんの演出作品の紹介記事一覧

青春アドベンチャー系の番組においては、主にアドベンチャーロード時代に活躍された笹原紀昭さんの演出作品の記事一覧です。 「A-10奪還チーム出動せよ」に代表される、アドベンチャーロード時代らしい、正当な冒険物語が多い笹原さんの演出作品ですが、...
格付:AA

ダブル・キャスト 原作:高畑京一郎(青春アドベンチャー)

父親から送られた小包を受け取った高校生・川崎涼介は、自分を不審な男が尾行していることに気がつく。 腕に自信のある涼介は男をビルの屋上に誘い出し真意を問い詰めるのだが、逆に男の持っていた拳銃により、屋上から落下させられてしまった。 気がつくと… もうひとりの高校生・浦和涼介の身に異変が起こり始めるのは、あるビルの近くで屋上から落下する高校生を見てからだ。 気弱な涼介には悪夢の出来事だったが、落ちてきた少年に見覚えはなく、自分には関係のない出来事のハズだった。 しかし、そのときからは彼は時々記憶を失うようになってしまった。 気がつくと… そう、これがふたりの「涼介」が演じる、ひとつの身体を舞台としたダブル・キャストの冒険の始まりだったのだ。
格付:C

ダーク・ウィザード~蘇りし闇の魔道士~ 原作:寺田憲史(ダミーヘッド・ドラマスペシャル)

暗黒神アーリマンが封印されてから300年が過ぎた。 しかし、300年間の安寧は、封印を守っていた魔道士ヴェロネーゼの裏切りという形で遂に幕を閉じた。 ヴェロネーゼ自ら率いる魔軍はペシャワール全土で猛威を振るい、その混乱の中、聖王ウェンリーク8世までが暗殺されてしまう。 若き新王ウェンリーク9世は、父王を殺したダークエルフを追い、奪い去られた“光の杖”を奪い返すために単身、冒険の旅に出るのだが…
格付:C

テレヴィジョン・シティ 原作:長野まゆみ(青春アドベンチャー)

その星に住むすべての少年は両親と離れて暮らしていた。 そして、その星には空も海もなく、代わりにすべてのビルの壁ではテレヴィジョンが碧い星の風景を移し続けていた。 アナナスは15億キロ離れた碧い星に住む「ママ・ダリア」からの手紙を楽しみにして暮らす少年。 この年、アナナスは児童から生徒になり、イーイーという少年と同室になった。 そして楽しみにしていた初めての夏休み。 しかし、やがてアナナスと仲間たちはこの世界の成り立ちに疑問を持ち始める…
ゆるゆるつながり

直木賞受賞作がNHK-FMでラジオドラマ化されたケース

【特集:青アド・ポーカー18】直木賞受賞作がNHK-FMでラジオドラマ化されたケース この「青アド・ポーカー」のコーナーは、NHK-FMのラジオドラマ番組「青春アドベンチャー」(系列番組を含む)で放送されたラジオドラマについて、緩やかなつな...
ゆるゆるつながり

タイトルに「青春」と付くラジオドラマ

【特集:青アド・ポーカー17】タイトルに「青春」と付くラジオドラマ 「はじめに」にも書きましたが、本ブログはNHK-FMで放送されている「青春アドベンチャー」系列の番組で放送されたラジオドラマを紹介することを主目的としています。 以前、この...
格付:AAA

青春デンデケデケデケ 原作:芦原すなお(サウンド夢工房)

時は1960年代。 香川県観音寺市に住む高校生・藤原竹良(ふじわら・たけよし、通称「ちっくん」)は、ラジオから流れてきたベンチャーズの「パイプライン」に衝撃を受け、ロックバンドを結成することを決意する。 ギターの弾ける清一(せいいち)、坊主の息子で世慣れた富士男(ふじお)、ブラスバンドで大太鼓を叩くつもりだった巧(たくみ)を仲間に引き入れ、まんまとロックバンド「ロッキング・ホースメン」の結成に成功する竹良。 まずは楽器を調達するために、夏休みに全員でバイトに励み始めるが… 仲間、恋、そしてロック。 彼らのかけがえのない青春の日々が始まった。
格付:AA

家族ホテル 原作:内海隆一郎(青春アドベンチャー)

僕は村上吾郎、18歳。日本人の父親とアメリカ人の母親を持つ。 父と一緒に移住したアメリカで、ある問題を起こしてしまった僕は、父の元を離れ、若者の集まる街、渋谷で自活しようと一人で日本に戻ってきた。 しかし、日本に着く早々、スリに全財産を盗まれてしまい、たまたま出会ったチンピラのケンジに紹介されたバーのギタリストという仕事も、マスターとトラブルになり、逃げだしてしまった。 結局、父親のコネを頼って、日本橋、水天宮近くの小さなホテルに落ちつくことになったのだが、そこで僕は、逃げ出す際に殴ったマスターが、その日のうちに死んだことを知った。 僕は人を殺してしまったのか、それとも…
格付:B

シブちゃん 原作:香取俊介・田中渉(青春アドベンチャー)

“シブちゃん”こと、都立池袋西高・定時制2年生の大河原渋(おおがわら・しぶ)が姿を現したのは、行方不明になってから1週間後だった。 この1週間の間、何をしていたのかを一切語らないシブちゃん。 しかし、シブちゃんの中の何かが変わっていた。 父親は事業が失敗して破産・失踪、母親は難病でもう何年も生きられない。 すっかり人生を諦めかけていたはずのシブちゃんが、一念発起。 起業して母親の手術費用1億5千万円を稼ぐと言い出したのだ。 そう、確かにシブちゃんは変わった。 周りの人間には1週間でも、シブちゃんにとっては8年間の歳月が過ぎていたのだ。 それもただの8年間ではない。 幕末から明治に至る濃密な8年間を渋沢栄一という希代の偉人と伴に駆け抜けたのだ。 渋沢栄一の言葉を胸に、シブちゃんと仲間達の“エコ食堂”が動き始めた。
格付:AA

お父さんの会社 原作:草上仁(青春アドベンチャー)

1996年。人類はついに完全なる仮想空間を実現した。 コンピューターネットゲーム「カイシャ・クエスト」のプレイヤーの一人である村田。 仮想の会社世界を満喫していた彼は、ある日、奇妙なことに気が付く。 それは、自分がゲーム内でつくった資料が、現実世界の販売会議で使用されていること。 そして、様々なプレイヤーが残業疲れを癒すためのささやかな娯楽としてプレイした内容が、主催者の手によって現実社会における換金手段として用いられていること。 それが、このゲームの恐るべき全貌であった。 村田は、いち早くこのゲームの“真実”を受け入れ、この真実に気づいた他のプレイヤーとともに、終わりの見えない死闘に身を投じていく……。 そう、この時から、村田にとってカイシャ・クエストはゲームであっても、遊びではなくなったのだ。 ……「ソード・アート・オンライン」のファンの皆さま、関係者の方々、ご容赦を。
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