「ライフシリーズ」は、2003年から2015年までの間の青春アドベンチャーで、飛び飛びで合計6作品制作されている脚本家により競作のオリジナル短編ラジオドラマです。
大阪局主導
青春アドベンチャーにおける他の代表的な短編集シリーズである「不思議屋シリーズ」(主に本局で制作)や「10人作家シリーズ」(通称:「名古屋脚本家競作シリーズ」、名古屋局制作)と異なり、主にNHK大阪局で制作されています。
脚本家等の一覧
脚本家等を中心各作品の概要を整理すると以下のとおりです。
第3作の「ボディ・ライフ」と第4作の「ナンバー・ライフ」は連続して放送されました。
また、やや後に制作された第5作「カラー・ライフ」は脚本家陣が一新されています。
インテリア・ライフ
- お題 : 家具
- 初出 : 2003年12月
- 演出 : 中寺圭木、山田隆子
- 脚本 : さわだみきお、山本雄史、杉本浩平、梶田祐子、中江有里、小野田俊樹、樋口美友喜、吉村奈央子、棚瀬美幸、古山悦子
- 備考 : 詳しい内容はこちらをご覧ください
アクア・ライフ
- お題 : 水
- 初出 : 2005年11月
- 演出 : 江澤俊彦
- 脚本 : 芳崎洋子、山本雄史、山本むつみ、天野夏樹、吉田秀和、小野田俊樹、田中浩司、棚瀬美幸、横山玲子、オカモト國ヒコ
- 備考 : 詳しい内容はこちらをご覧ください
ボディ・ライフ
- お題 : 体
- 初出 : 2007年10月
- 演出 : 江澤俊彦
- 脚本 : 樋口美友喜、サカイヒロト、久保原茂、木下くみ、オカモト國ヒコ、芳崎洋子、藤江洋一、添谷泰一、海市隆雄、山本雄史
- 備考 : 詳しい内容はこちらをご覧ください
ナンバー・ライフ
- お題 : 数字
- 初出 : 2007年11月
- 演出 : 江澤俊彦
- 脚本 : サカイヒロト、久保原茂、小野田俊樹、棚瀬美幸、藤江洋一、樋口美友喜、横山玲子、オカモト國ヒコ、田中浩司、芳崎洋子
- 備考 : 詳しい内容はこちらをご覧ください
カラー・ライフ
- お題 : 色
- 初出 : 2012年5月
- 演出 : 江澤俊彦
- 脚本 : 吉田小夏、鎌田順也、フジノサツコ、工藤千夏、蜂飼耳、中津留章仁、大河内聡、日和聡子、和合亮一
- 備考 : 詳しい内容はこちらをご覧ください
フラワー・ライフ
- お題 : 花
- 初出 : 2015年6月
- 演出 : 江澤俊彦
- 脚本 : 仲井美樹、蜂飼耳、花房朋香、日和聡子、和合亮一、吉田海輝、大橋秀和、西尾成、フジノサツコ、中津留章仁
- 備考 : 詳しい内容はこちらをご覧ください
出演者について
この「ライフシリーズ」は、「不思議屋シリーズ」や「10人作家シリーズ」と同様に、すべての作品が1組の決まった男女の出演者を中心に演じられました。
しかし、「不思議屋シリーズ」や「10人作家シリーズ」では各作品ごとにその一組の男女が変わるのに対して、「ライフシリーズ」は最新作「フラワー・ライフ」以外の5作品はすべて、俳優の内田健介さん(おいしいコーヒーのいれ方・ゼンダ城の虜~完結編など)と女優の大路恵美さん(「幻坂」)が出演されています。
似ているけど…
ちなみに2002年に制作された「カレーライフ」(“・”が入らない)は、名前は似ていますが「ライフシリーズ」とは全く無関係です。
また、2003年制作の「サウンド・ドライブ」は「サウンド・ライフ」と誤記されていることもあるようですが、もちろん「ライフシリーズ」の1作ではなく、「10人作家シリーズ」の一作です。
◆青春アドベンチャーの5大オムニバスシリーズ・プラス2
連続ドラマ(帯ドラマ)が通常の青春アドベンチャーにおいて脈々と受け継がれてきた脚本家共作のオムニバスドラマ作品。
それをシリーズごとに紹介した記事は以下のとおりです。
シリーズもの以外のオムニバス作品と干支シリーズも付け加えています。
- 青春アドベンチャー・不思議屋シリーズの作品一覧
- ライフシリーズの作品一覧
- 10人作家シリーズ(名古屋脚本家共作シリーズ)の作品一覧
- ストーリーボックスシリーズの作品一覧
- オムニバスドラマ「スケッチブックシリーズ」の一覧
- シリーズ以外の脚本家共作オムニバス作品一覧
- 年忘れ青春アドベンチャー・干支シリーズの作品一覧
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