青春デンデケデケデケ 原作:芦原すなお(サウンド夢工房)
時は1960年代。香川県観音寺市に住む高校生・藤原竹良(ふじわら・たけよし、通称「ちっくん」)は、ラジオから流れてきたベンチャーズの「パイプライン」に衝撃を受け、ロックバンドを結成することを決意する。ギターの弾ける清一(せいいち)、坊主の息子で世慣れた富士男(ふじお)、ブラスバンドで大太鼓を叩くつもりだった巧(たくみ)を仲間に引き入れ、まんまとロックバンド「ロッキング・ホースメン」の結成に成功する竹良。まずは楽器を調達するために、夏休みに全員でバイトに励み始めるが…仲間、恋、そしてロック。彼らのかけがえのない青春の日々が始まった。