格付別一覧

格付:B

夜のストーリーボックス 作:葉月けめこ他(青春アドベンチャー)

本作品「夜のストーリーボックス」はNHK-FMのラジオドラマ番組「青春アドベンチャー」で放送された脚本家競作によるオムニバスラジオドラマ作品です。「青春アドベンチャー」という番組は、毎週月曜日から金曜日の夜9時15分から30分までの15分間に放送されている帯ドラマの番組で、通常、2週間(10回)を1クールとして続き物の作品を放送しています。ただ、時々、1回15分で完結する短編作品集を放送することもあり、本作品はそのひとつです。
格付:AA

北海タイムス物語 原作:増田俊也(青春アドベンチャー)

逆境とは!?「早稲田大学教育学部卒業・野々村巡洋(ののむら・じゅんよう)入りますっ!!」「整理部だっ!!」逆境とは - 思うようにならない境遇や不運な境遇のことをいう!!「そっそれは… 決定ですか!?」「大手マスコミに落ち続け、記事の見出しすらまともにつけることができない。そんな若造を記者にすることは無駄だという圧力がかかってな…社会部には君の同期の浦ユリ子君が配属される。」「なぜ…浦さんに…」「彼女は力があるからな。力がある人間にしか私は興味はない!!」「わっ私は新入社員ですよっ それも社会部記者になるためだけに北海道までやってきたのに…」「ふだんの問題意識がないことが意欲の差にも現れる。なまはんかな職業意識なら記者になんかならないほうがましだ!!」「部長!!」「くどいっ」これだこれが逆境だ!!(参考:島本和彦「逆境ナイン」)
格付:B

赤糸で縫いとじられた物語 パート2 原作:寺山修司(カフェテラスのふたり)

詩人で劇作家でもあった寺山修司さんによるファンタジー作品「赤糸で縫いとじられた物語」を原作としたラジオドラマの第2弾が、この「赤糸で縫いとじられた物語 パート2」です。この「パート2」は前年に前番組の「ふたりの部屋」で放送された第1弾「赤糸で縫いとじられた物語」とほぼ同じスタッフ、キャストで制作され、1話完結の短編×5作品という構成も同じです。
格付:B

夢みるゴシック それは怪奇なセレナーデ 原作:木原敏江(青春アドベンチャー)

19世紀初頭の英国。貴族の生まれながら孤児院の育ちで社交界に馴染めない少女ポーリーンは、唯一の貴族の親友グレイスを突然失った。なぜ、最愛の恋人との幸せの日々を語っていたグレイスが急死したのか。不信の念を抱いたポーリーンの前に現れたのは2人の青年貴族。ひとりは当代きっての人気詩人であるが同時に奔放な女性関係でも知られるバイロン卿。もうひとりは謎めいた美形の青年トレミー伯爵だった。
格付:A

タイムライダーズ 紀元前6500万年からの逆襲 原作:アレックス・スカロウ(青春アドベンチャー)

フォスターが去り、マディをリーダーとして新たなスタートを切った新生タイムライダーズ。まず最初にやらなければいけないことは、前の任務で失われた支援ロボット“ボブ”のボディの再生だったが、突然未来から新たな時間犯罪者の発生を知らせるメッセージが入ったことにより状況は一変。発信元も定かではない怪しいメッセージだが、その時間犯罪の重大さに、チームはボブの体を速成して緊急対応することを決断。犯罪現場が2015年という「近場」であることもあり、拙速を厭わずチームの実行係リアムと新ロボット・ベックスをタイムトラベルさせるのだが…そこで待っていたのは思いもかけないトラブル。そして思いもかけない「長旅」だった。
格付:A

アドベンチャー的五大ニュース 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

NHK-FMの青春アドベンチャーでは、1991年(当時の番組名は「サウンド夢工房」)から2009年の長きにわたって、年末の5日間にその年を振り返るコント番組を放送するのが通例でした(2006年の「イノシシ ボンバイエ!」のみ全1回)。これらのうち青春アドベンチャー初年度の1992年の年末に放送されたのが、この「アドベンチャー的五大ニュース」です。
格付:B

静かな生活 作:今井雅子(FMシアター)

ようやく手に入れた静かな生活。新しく引っ越してきたマンションは、1階の保育園から園児の声が聞こるものの、ヘッドホンをして翻訳の仕事に集中していれば全く気にならない。少なくとも以前、勤めていた会社に比べればノーストレスと言っていい。入居早々、管理組合の理事長を引き受けざるをえなかったのは誤算だったけど、マンションの住人はいい人ばかりなので問題ない…はず。問題ない?いや、実際は問題、大アリだ。それというのも、隣室の駒元(こまもと)なるおばあさんが「保育園の音がうるさい」、「保育園を追い出せ」、「理事長は住民の静かな生活を守る義務がある」などと大騒ぎを始めたのだ。「駒元さん、あんたが一番うるさいよ!」などと言えたらどんなにいいだろう。そんなこと、気の小さい自分に言えるわけがない。ああ、考えただけで、胸が苦しくなってきた…
格付:A

迷走 原作:長岡弘樹(FMシアター)

患者を乗せサイレンを鳴らしながら、病院の周囲をひたすら周回する救急車。まさに迷走だ。一体、室伏隊長は何を考えているのだ。確かにこの患者は、隊長にとっても、自分にとっても因縁浅からぬ相手ではある。隊長の娘 -自分の婚約者でもある- を一生車いすの生活にしてしまった男。如何に仕事とは言え、寄りにもよってこの男を助けなければいけないことに色々思うところがあったとしてもおかしくない。しかし、それにしてもこの行動は意味がわからない。いや、そもそも室伏隊長は、仕事に対してひたすら一徹な人間だったはずだ。恨みのある相手だからといって、仕事を復讐の手段にするような人間ではなかったはずなのだが…
格付:A

私の翼 作:豊田愛(FMシアター)

コンビニで夕食を買い、家に帰る。そして、家のドアを開ける前に上履きを履いて、軍手をはめる。それが私の習慣。だってママはもう随分と長いこと、ご飯を作ってくれていないから。だってママが部屋中にゴミをため込んでしまって足の踏み場もないから。小学校の友達から「駅前の高級マンション」と言われる私の家。でも絶対に友達を家に呼ぶことはできない。
格付:B

ギルとエンキドゥ 作:樋口ミユ(青春アドベンチャー)

2101年、人類は自らを不老不死の人間“サピエンスX” (さぴえんす・えっくす)に「アップデート」させることに成功していた。しかし、この「アップデート」は、胎児のうちに行われると、稀に深刻な自傷行為を繰り返すサピエンスXを生んでしまうという大きな秘密を抱えていた。サピエンスXとして生まれた少年ギルもまた、母ニンスの死をきっかけに抑えられない自傷衝動が生まれるようになってしまう。しかも同時に母を殺した使用人エンキドゥに対する殺意も抑えられない。しかし、母はギルに、エンキドゥとともに、ある場所へ行くように遺言を残したという。母とエンキドゥの間には何かあったのか。そして、サピエンスXの存在が示す人の生きる意味とは。
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