格付別一覧

格付:A

黒いユニコーン ランドオーヴァーpart3 原作:テリー・ブルックス(青春アドベンチャー)

アメリカ・シカゴの弁護士ベン・ホリデイが魔法の王国ランドオーヴァーにやって来て早1年。 いくつもの困難を乗り越え、仲間達との絆も強まってきた頃、ある出来事が起きる。 同じ日に、国王ベンと宮廷魔術師クエスター、そしてベンの最愛の妖精ウィロウが、内容は別々な、しかし鮮明だと言う点では不思議と一致する奇妙な夢を見たのだ。 ベンが見た夢は故郷に残してきた親友マイルズについて、クエスターの夢はランドオーヴァーの裏切り者・兄であるミークスがどこかに隠した魔法の極意書の在処、ウィロウの夢は不吉とされる黒いユニコーンを巡る啓示と思われるもの。 ただならぬ事態が発生していることを感じた3人は、宮廷書記のアバーナシイを城に残し、それぞれ、自分が夢で見た地へと旅立つのだが。
格付:B

予言村の転校生 原作:堀川アサコ(青春アドベンチャー)

湯木奈央(ゆぎ・なお)は、市役所に勤める気の弱い父を持つ普通の女子中学生だ。 ある日、父が隣村の村長選挙に立候補するために市役所を退職してしまった。 立候補する理由を父は「決まっていたことだから」という。 そう、父が村長選に立候補する「こよみ村」は、「予言歴」(よげんれき)なる予言の書どおりに全ての事柄を進めることを旨とする不思議な村だったのだ。 父親の村長就任とともに、こよむ村の中学校に転校することになった奈央には、不思議な出来事が待っているのだった。
格付:AA

魔術師の大失敗 ランドオーヴァーpart2 原作:テリー・ブルックス(青春アドベンチャー)

妖魔の王・マルクの侵攻を食い止め、名実ともにランドオーヴァー王となったベン・ホリデイ。 しかし、ランドオーヴァーの統治には未だ難問が山積している。 特に頭が痛いのは、数少ない信頼できる腹心達が能力面では必ずしも信用できないこと。 今回も宮廷魔術師のクエスターが、昔、手違いで犬にしてしまった宮廷書記アバーナシーを元の人間に戻す魔法を発見したと言い出した。 その魔法に王の証であるメダルが必要なこと、クエスターの魔法はいつも肝心な時に失敗することから、ベンとアバーナシーは魔法の実行に躊躇せざるを得ない。 しかし、クエスター本人は自信満々だし、精霊ウィロウもアバーナシーを助けられると積極的だ。 どうしたものか…
格付:AA

魔法の王国売ります ランドオーヴァーpart1 原作:テリー・ブルックス(青春アドベンチャー)

「魔法の王国売ります。 魔法と冒険の島。 騎士と悪漢、竜と貴婦人、魔法使いと妖術師のふるさと。 剣と魔法が支配し、騎士道に貫かれた世界。 この夢の国を治める王はあなたです。 時間と空間の彼方で夢を現実にしましょう。 価格100万ドル、個人面談あり。 その国の名はランドオーヴァー。」 (ニューヨークの某一流デパートの商品カタログより)
格付:B

迷えるお未年 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

「宇宙のお荷物」、「銀河系のみっそかす」、「ビックバン以来最大の失敗作」と呼ばれる未開の惑星・地球。 銀河連保は監視員を派遣し、この星の文明が成熟するまで交代で見守っていた。 今日は監視員が交代する日。 この1年間、馬に扮して地球を見守ってきた監視員から、来年、ヒツジに扮して地球を監視する新たな監視員への引継ぎが行われている。 この2002年の日本は、宇宙人からはどのように見えていたのであろうか。
格付:AA

びりっかすの神さま 原作:岡田淳(青春アドベンチャー)

「頑張れ。」 その一言を残して始(はじめ)の父親は死んだ。 どういう意味で父親はその言葉を始に残したのか。 いくら考えても、始には答えは出ない。 そんな始は、転校した新しい小学校で不思議な“おじさん”に出会う。 よれよれのスーツを着て天使みたいな羽をつけたおじさん。 でもよく見ると半透明だし、身長も筆箱にちょうど入るくらいしかない。 しかも始以外のクラスメイトには見えないようだ。 自分のことを「びりっかす」と名乗ったおじさんが言うには、自分はこのクラスの「びりはダメ気分」(=ビリになりたくないという恥ずかしい思い)が生んだ存在なのだという。 確かにこのクラスはちょっと雰囲気がおかしい。 やたらと頻繁に5分間テストをやるし、その成績で席順を決めているようなのだが。
格付:B

不思議屋博物館 作:原田裕文ほか(青春アドベンチャー)

青春アドベンチャーを代表するオリジナル短編集企画である「不思議屋シリーズ」の第3作目として制作されたのが、本作品「不思議屋博物館」です。 1999年の「不思議屋百貨店」から2007年の「不思議屋料理店」まで全8作品が制作された「不思議屋シリーズ」ですが、本作品は他の作品にない特徴がふたつあります。
作品紹介の補足

ドラゴン・ジェット・ファイターに隠された多くの謎に関する考察

【ドラゴン・ジェット・ファイターに隠された謎に関する考察】 「ドラゴン・ジェット・ファイター」は1989年にNHK-FMで放送されたラジオドラマです。 この作品、ストーリーが難解、というか恐らく意図的にかなり説明を省略している作品であり、作...
格付:AAA

ドラゴン・ジェット・ファイター 原作:白木正四郎(アドベンチャーロード)

「これから私が話すことは、友人家族を含む一切のanother peopleに対して…」 「Top seacret matter?! ジェイソン中佐、私の初めての休暇中なんですよ!」 「これはペンタゴンの命令なのよ。従ってあなたの休暇はすべてcancel。」 「なんてこったい! どんな内容ですか。」 「これを読んで。」 「『リディアの化身がバビロンの塔に上る。キアシシギの群れが飛び立つ日に、大いなるケルト人が…』 何ですか、これは?」 「送られてきたのは三日前。発信地はテルアビブ空港で、差出人は不明。All saint nightの日…」 「その日に何が起こるんだ。」 「当局の一致した見解よ。最新型の戦闘機以上のパワーを持つものがハロウィンの日にバビロンの塔に向かってやってくるわ。」 「それは… 戦闘爆撃機!?」
格付:AAA

スピリット・リング 原作:ロイス・マクマスター・ビジョルド(青春アドベンチャー)

モンテフォーリア一の金細工師にして偉大な魔術師だった父プロスペロ・ベネフェルテは教えてくれた。 「スピリット・リング」とは、死者の霊を生きている者の奴隷にする禁断の黒魔術だと。 そんな黒魔術を使い、詐術と裏切りで故国モンテフォーリアを乗っ取ったロジモ公フェランテに従うわけにはいかない。 しかし、フェランテの手の者の追跡を受けた父はあっけない最期を遂げ、遺体さえもフェランテの手のものに奪われてしまった。 このままでは、スピリット・リングの力によって、父自身がフェランテの奴隷にされてしまう。 こうなったら、この不肖の娘フィアメッタが父の敵を打って、故郷に平和を取り戻すっきゃない! 私だってもう16歳、単なるおてんば娘じゃない。 父の真似事程度なら魔術だって使えるし、特に炎の魔術は結構、得意だ。 でも頼れる人はひとりもいない。 どうしたらいいだろう。
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