青春アドベンチャー

2013年の青春アドベンチャー一覧

【2013年放送の青春アドベンチャー総括】2013年の青春アドベンチャーは、12月20日の「クリスマス・キャロル」最終回をもって、すべての放送が終了しました。12月21日には「クリスマス・キャロル」の記事のアップし、2013年初放送の全作品...
格付:B

5つの贈りもの 原作:パール・バック、作:井出真理(青春アドベンチャー)

クリスマスを巡る5つの短編で構成されたオムニバス作品で、2005年のクリスマス前の時期に放送されました。ちなみに、クリスマス前の時期といえば、2013年と2020年に「クリスマス・キャロル」を、1993年と2010年には「サンタクロースが歌ってくれた」(再放送)を、2017年と2019年には「クリスマスの幽霊」を、2009年には本作品「5つの贈りもの」(再放送)を12月に放送しており、かなり意識して放送スケジュールを組んでいるようです。
格付:B

クリスマス・キャロル 原作:チャールズ・ディケンズ(青春アドベンチャー)

1843年のクリスマスの前日、強欲で孤独な商人スクルージが自宅に帰ると、7年前に死んだ共同経営者マーレーの幽霊が姿を見せる。鎖を巻き付けられたマーレーの幽霊は、スクルージも鎖で縛られているといい、さらに、今夜、スクルージのもとに3人の精霊が訪れるというのだが。
格付:A

ハッピーバースデー 原作:青木和雄・吉岡多美(青春アドベンチャー)

出来の良い兄・直人ばかりを可愛がる母と、母の愛情を一心に求め続ける娘・あすか。しかし、あすかは11歳の誕生日に決定的な一言を聞いてしまう。「あんな子、産まなきゃ良かった。」ショックで失語症になったあすかは、心配した直人の強い勧めにより、宇都宮に住んでいる祖父母のもとで暮らすことになる。11歳の誕生日に始まり、12歳の誕生日に終わる、あすかの1年間の成長の物語。
ゆるゆるつながり

日本ファンタジーノベル大賞受賞作つながり

【特集:青アド・ポーカー⑤】日本ファンタジーノベル大賞(大賞・優秀賞)受賞作つながり  このコーナーは、このブログで紹介したラジオドラマの間に、ゆるやかなつながりを見つけた際に、それをポーカーの役ができるのになぞらえて紹介しようという趣旨の...
格付:C

昔、火星のあった場所 原作:北野勇作(青春アドベンチャー) 

強引な方法で火星を地球化する計画は、火星の分解・消失という悲惨な結末を迎えてしまった。そして、火星のあった場所に今あるのは、地球とも火星ともつかない不思議な空間。しかもその空間は地続きで地球ともつながっているという。こんな世界で、「ぼく」は、火星を開発することを目的とする“HCO”(Human Corporation=人類共同体)に入社する。そして、ドロップアウトした社員が変化するという「鬼」や、火星開発のために作られた人工生命体である「タヌキ」、そして時間の流れが周囲と異なるという遺跡「カチカチ山」などの不可思議なものに出会う。この怪しく幻想的な世界に、どのような意味が、どのような謎が、あるというのだろう。
格付:AAA

いまはむかし~竹取異聞~ 原作:安澄加奈(青春アドベンチャー)

平城京に遷都してから2年。武官の家に生まれた弥吹(やぶき)は、武人になることを厭い、幼なじみの薬師の娘・朝香(あさか)とともに、父のいる都から逃げ出す。しかし、貴族の若さまで生活力に欠ける弥吹はたちまち路銀に困ってしまう。自分が誇れるのは多くの書物を読んでいることだけと考えた弥吹は、市場の辻に立って今までに読んだ多くの物語を語り聴かせることで金を得ようと思い立つ。「いまはむかし! いまよりももっとむかし…」弥吹の語りが、輝夜(きよ)と阿生(あき)というふたりの少年との出会いを生み、ふたりとの出会いが、弥吹と朝香の運命をも変えていくことを、この時の弥吹はまだ知らない。
格付:B

645~大化の改新・青春記~ 作:ウォーリー木下(青春アドベンチャー)

僕の名前は中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)。悪友たちからは「おうじ」とか「なかちゃん」とか呼ばれている。今日、西暦645年6月12日、僕ら5人の悪ガキグループは、ある大きなことを実行に移そうとしている。チェンジ・ザ・ワールド!政権を握る蘇我入鹿を暗殺してクーデターを起こすのだ!しかし、自分で言うのも何だが、僕らって何となく頼りない。暗殺のリハーサルをしてみたものの、みんな、どこか真剣味に欠けている気がする。これで無事にクーデターは成功するのだろうか。
格付:A

夢源氏剣祭文 原作:小池一夫(青春アドベンチャー)

平安時代。4歳の少女・茨木(いばらき)は、都にいる父を探して旅をしている途上で母を亡くし、天涯孤独の身の上になってしまう。さらに、追い打ちを掛けるように鬼に襲われた茨木は、辛くも命を守ることができたものの、鬼に耳をかじられてしまう。そして、茨木は、その後に出会った山姥から不吉な予言を受ける。すなわち「鬼にかまれた者は、その毒により、徐々に鬼に変じていく」と。多くの武人、陰陽師、貴族達との関わりの中で、少女・茨木にどんな運命が待ち受けているのか。
格付:B

ナンバー・ライフ 作:サカイヒロト他(青春アドベンチャー)

「不思議屋シリーズ」と並ぶ、青春アドベンチャーの代表的な短編シリーズ「ライフシリーズ」。毎回、作品名である「○○ライフ」の○○の部分が統一したテーマとなり、短編が10話制作されるシリーズです。本作品「ナンバー・ライフ」はその4番目の作品です。
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