レールバイク 作:福原光則(FMシアター)
郁夫は、千葉県のローカル鉄道小向鉄道の保線員。
同年配の仲間たち3人とともに、レール上を走るエンジン付きのバイク -レールバイク- にって線路を移動、延々と続く枕木の交換作業に従事している。
ある日、郁夫のチームに38歳の新人保線員・山本が配置されてきた。
また、雑誌取材という触れ込みで、杉山という若い女性も顔を出すようになる。
どことなく人付き合いを避ける山本と、保線員を応援しているとはしゃぐ杉本。
日々単調に続いていた郁夫の人生に波風が立ち始める。