ドラマ化希望作品

小室孝太郎「ワースト」

【特集:お勧め作品⑩】小室考太郎「ワースト」このコーナーは、どこかで見ているであろうラジオ番組のスタッフに向けて、ラジオドラマ化におすすめの小説、漫画などを紹介するコーナーです。でも、実質的には、単にこのブログを見ている方に対して、私の好き...
格付:A

吸血鬼ドラキュラ 原作:ブラム・ストーカー(青春アドベンチャー)

19世紀末。イギリス人の青年ジョナサン・ハーカーは、ロンドンの不動産を取得しようとしているドラキュラ伯爵なる人物に会うために、彼の領地のあるヨーロッパの辺境トランシルヴァニアへと赴く。しかし、彼の城で出会ったドラキュラ伯爵は夜しか出歩かない不気味な人物であり、仲介を依頼された10つの物件はすべて墓地に隣接するいわくつきの物件だった。そしてドラキュラ伯爵は、恐れおののくハーカーを城に監禁し、単身、ロンドンへと渡ってしまう。ドラキュラ伯爵の目的は一体…
格付:AAA

レッドレイン 原作:柴田よしき(青春アドベンチャー)

人類史上最大の危機、小惑星の衝突は人類決死の対策で回避された。驚喜する世界中の人々。しかしそれは新たな危機の始まりに過ぎなかった。小惑星の破片から回収された“D物質”が人間に感染を始め、感染者達は全身から放射能を放つ、凶暴化した生命体“Dタイプ”へと変質していったのだ。シキ・キミハラは、Dタイプを“保護”することを目的とした“Dプロジェクト”の女性特別警察官である。いつものように、突然凶暴化した女の保護に赴き、結果として射殺することになったあと、その女には記録では存在しないはずの子供がいた可能性に気がつく。女はなぜ子供を隠していたのか。Dプロジェクトの根幹を揺るがしかねない、ある事実の存在を予感したシキは、仲間の捜査官、セナ・ショウ・タケトとともに、真相を探るための極秘捜査を開始したのだが…
格付:AA

カラフル 原作:森絵都(青春アドベンチャー)

どうも「ぼく」は死んでしまったらしい。生前の記憶はないが、天使プラプラが言うには大きな罪を犯して死んだのだという。だから生まれ変わることもできず、このまま消滅するしかない。しかし、そんな僕に向かって、プラプラはある驚くべきことを言い出した。なんと僕は“ラッキー抽選”に当選し、修行をするチャンスを与えられたというのだ。修行を通じて自分の罪を自覚すれば生まれ変わることもできるという。でも、その修行は生前に犯した罪が重ければ重いほど過酷なものになるらしい。苦労をしてまで無理に生まれ変わりたいとは思わなかった僕はその修行を拒否するが、ボス(=神様?)の意思には逆らえない。嫌々、人間界に戻り、自殺したという見知らぬ少年“小林真”の体を引き継いで“修行”を開始することになったのだが…
格付:B

アリアドニの遁走曲 原作:コニー・ウィリス&シンシア・フェリス(青春アドベンチャー)

干ばつにより荒廃した近未来のカナダは、西部合衆国とケベックの二つの勢力に分断され戦争状態にあった。アリアドニは、西部合衆国に属するデンヴァー・スプリングズに住む16歳の女の子。両親ともに科学者で、アリアドニ自身も科学者の卵だ。しかし、ケベックによるレーザー空襲で家が破壊されてしまっただけでなく、母親のメディアが国家反逆罪で逮捕されてしまった。父親のデアリーズは、いじけて飲んだくれてしまって役に立たない。こうなったらアリアドニ自身がメディアの身の潔白を証明するしかない。そんな中、同盟国である連邦国のエセックス皇太子の横やりやお付きの武官ジョスとの恋、そしてレーザー空襲を防ぐための軍事機密ジェムアメーバーの所在も絡んで、事態は様々な様相を見せ始める。
格付:AA

アナスタシア・シンドローム 原作:メアリ・H・クラーク(青春アドベンチャー)

「アナスタシア症候群(シンドローム)」とは、ロシア革命のさなかに謀殺されたロシア皇女アナスタシアが、現代の人間に憑依し人格を乗っ取ったとされた現象である。アナスタシアシンドロームの提唱者である精神科医のパテール博士は、軽い薬と催眠術で、患者の過去だけではなく前世をも探ることが出来ると発表し、世間から多くの賞賛と、同じくらい多くの非難を得た。ロンドンに滞在する歴史小説家のジュディス・チェースは幸せの絶頂にあった。仕事では美貌の女流作家という名声を手にし、プライベートでは内務大臣スティーブン・ハレットから求婚されたのだ。しかし、戦災孤児であるジュディスには、自分の出生を知りたいという昔からの悩みがあった。しかも、最近になって頻繁に、養女になる前の断片的な記憶が蘇るようになった。大きな爆発音、そして、幼い女の子の泣き声…我慢できなくなったジュディスは、パテール博士のもとを訪れ、催眠療法により過去の記憶を探ろうとする。しかし、それこそがジュディスの身に不思議な記憶喪失現象が起きる始まりだったのだ。
格付:AA

アクアリウムの夜 原作:稲生平太郎(青春アドベンチャー)

1年前のあの日、僕、ギーこと広田義夫は、まだ普通の高校2年生だった。思えば引き返すチャンスは何度もあった。4月のあの日、親友の高橋と花見にさえ行かなければ…花見の後、“カメラ・オブ・スキュラ”なる怪しげな見世物小屋に入らなければ…そこに映し出された奇妙な階段を探しに水族館に行かなければ…そして、あの日、幼なじみの涼子があんな話を始めなければ…今は後悔ばかりだ。しかし、もう取り戻せない…
格付:C

アクア・ライフ 作:芳崎洋子ほか(青春アドベンチャー)

2003年から2012年にかけて全5作品が制作された「ライフシリーズ」。「ライフシリーズ」は、各作品ごとにお題が設定され、それにそって10人の脚本家さんが1回15分の短編ラジオドラマを競作する企画でした。本作品「アクア・ライフ」はその2番目に制作された作品で、お題は「水」です。このブログでは、第3作の「ボディ・ライフ」、第4作の「ナンバー・ライフ">ナンバー・ライフ」、最終作の「カラー・ライフ"」をすでに紹介済みで、本作品の紹介により、紹介していない作品は第1作の「インテリア・ライフ」を残すのみとなります。
ゆるゆるつながり

タイトルに原作者の名前が入っているラジオドラマ

【特集:青アド・ポーカー⑩】タイトルに原作者の名前が入っているラジオドラマこのブログはNHK-FMで放送されている青春アドベンチャーを中心としたラジオドラマ作品を紹介するブログです。そしてこの「青アド・ポーカー」は、紹介した作品間の緩いつな...
格付:B

谷村有美の雨のち、夕焼け(サウンド夢工房)

本作品「谷村有美の雨のち、夕焼け」は、シンガーソングライター谷村有美さんのエッセイとフリートークと歌で構成された作品です。「サウンド夢工房」という、平日に毎日15分ずつラジオドラマ作品を中心に放送されていた枠を使って1週間(5日間)放送されましたが、ラジオドラマではなく、どちらかというと、ラジオではごく一般的な歌手によるトーク番組に近い内容や雰囲気を持った作品でした。そのため、出演者も谷村さんだけです。
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