Hirokazu

ドラマ化希望作品

尾瀬あきら「とべ!人類」「とべ!人類Ⅱ」

【特集:お勧め作品⑦】尾瀬あきら「とべ!人類」「とべ!人類Ⅱ」毎回、冒頭に断り書きを入れないと趣旨が非常に分かりづらいこの特集。まずは、以下の2点をご了承下さい。 本ブログはNHK-FMのラジオドラマを紹介するブログです(「はじめに」をご参...
格付:AA

わたしは真悟 原作:楳図かずお(サウンド夢工房)

小学校の社会科見学で来た町工場の片隅で、悟(さとる)は真鈴(まりん)と出会う。貧しい家庭に育つ悟と外交官の娘・真鈴を結びつけたものは、何の変哲もない産業用ロボット「モンロー」だった。夜中の工場に忍び込んでモンローを操作する時間はふたりにとってかけがえのないものになったが、真鈴は父親の海外赴任に伴ってイギリスに行くことになってしまう。大人たちの都合を受け入れられないふたりは、結婚して子供をつくること決意し家から逃げ出す。しかし、具体的にどうしたらよいのかがわからず、結局、東京タワーの天辺で進退窮まってしまう。そしてふたりが東京タワーの天辺から飛び降りたときに奇跡が起きる。「奇跡は誰にでも一度おきる。だがおきたことには誰も気がつかない。」
格付:A

蒲生邸事件 原作:宮部みゆき(青春アドベンチャー)

浪人が決まった尾崎孝史は、予備校を受験するために訪れた東京のホテルで、古い洋館と男性が写っている写真が飾られていることに気がつく。ホテルのフロント係によれば、その洋館はホテルが建設される前にこの地にあった建物であり、男性はその洋館の持ち主であった蒲生陸軍大将であるという。そして、今でもこのホテルには蒲生大将の幽霊が出るとのことであった。不安を感じながらもこのホテルに泊まった孝史だが、その夜、ホテルで火災が発生する。孝史は平井という不気味な男に助けられ火災現場から脱出することに成功したが、気がつくと平井と自分が、すでになくなってるはずの蒲生邸にいることに気がつく。そう、「ニ・二六事件」の起こった昭和11年2月の東京へとタイムトラベルしてしまったのだ。
格付:B

三匹のおっさん 原作:有川浩(青春アドベンチャー)

キヨは60歳で勤めていた会社の定年を迎え、長年勤務した会社の子会社が運営する近所のゲームセンターに再就職した。時間は有り余っているが、気力、頭脳ともにまだまだ現役。剣道の達人で腕っ節にも自信がある。このまま楽隠居なんてガラじゃない。そんなときに、近所の居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主シゲと工場経営者ノリから、一緒に近所の夜回りをしないかと声をかけられる。幼い頃に近所の悪ガキ三人衆として名を馳せた三人が、町内の平和を守るため、再び立ちあがろうというのだ。「三匹の老人」、いや自称「三匹のおっさん」として。
このブログの姿

再びアマゾンの審査(アフィリエイト顛末記その後)

私、本格的にブログをつくるのはこのブログが初めてです。初めてとなれば色々やってみたくなるのが人情。原作本の画像を載せるための手段としてアフィリエイト導入を思いついた際の顛末については以前の記事で書いたとおりですが、その後、今度はグーグル・ア...
格付:AAA

妖精作戦 原作:笹本祐一(アドベンチャーロード)

転校生の名は小牧ノブ。彼女が私立星南学園高等部に転校してきた時から榊裕(さかきひろし)の日常はSFへと変わった。超能力、謎の工作員、国籍不明の原子力潜水艦、極秘の超国家間組織、そしてUFO。さらわれたノブを追って榊と仲間たち-沖田・真田・つばさ-は、南太平洋へ、そして・・・高校2年生。彼ら5人の決して忘れられない半年間が始まった。
ドラマ化希望作品

笹本祐一「妖精作戦」シリーズ

ラジオドラマのブログなのにラジオドラマ化されていない作品を取り上げる、このシリーズ。しかし、今回取り上げる「妖精作戦」はシリーズ第1作がアドベンチャーロード時代にラジオドラマ化されています。実は、この記事、最初はこのラジオドラマ版「妖精作戦」についての通常の紹介記事を書いていました。しかし、原作に関連する事項の紹介だけでひと記事分の分量になってしまい、ラジオドラマの紹介としてバランスの取れていない記事になってしまったため、その原作関連の部分だけを独立させて「お勧め」シリーズとしたのが本記事なのです。
青春アドベンチャー

2012年の青春アドベンチャー一覧

【2012年放送の青春アドベンチャー総括】12月21日の「やけっぱちのマリア」最終話の放送をもって2012年の青春アドベンチャーの放送も終了しました。この特集では主として初出作品(以下「新作」)を中心に2012年の放送作品を振り返りたいと思...
格付:C

やけっぱちのマリア 原作:手塚治虫(青春アドベンチャー)

中学生1年生の「焼野矢八」(やけのやはち=通称「やけっぱち」)は授業中はおとなしいが、授業が終わると敵対する不良グループ「タテヨコの会」と喧嘩ばかりの毎日である。そんなやけっぱちがある日、口からエクトプラズマのような白い物体を「出産」してしまう。白い物体は、やけっぱちの父親がつくった特製ラブドールに入るとマリアと名乗り人間の女の子と同じように動き始めてしまった。親子として、そして恋人同士として、やけっぱちのマリアとの奇妙な共同生活が始まった。
格付:A

超能力はワインの香り 原作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

旭ヶ丘西高校1年の赤坂紫(あかさか・ゆかり)はアルコールで酔っぱらうと超能力を発揮するという、不謹慎で、法律違反で、教育上好ましくなく、ファジーで、掟破りで、行き当たりばったりな超能力者だ。「少年タイタニック」という常識を疑うネーミングの漫画雑誌で漫画原作を書いている父親と、ふたりで明るい父子家庭を築いている。紫自身は超能力などには全く興味がなく、普通の学園生活を送って、普通に恋をして、普通にお嫁さんにいくことが目標だ。しかし、そんな紫の周りはどこかおかしい人ばかり。「超能力戦士・アボガドロマン」、「明朗少年温泉漫画・流し場さんちゃん」、「ゲートボールにかける虹」などという珍妙な漫画ばかりをつくっている父親、その父親と昼間から酒ばかり飲んでいる担当編集者の滑川、ところ構わず短歌で自分の気持ちを歌いだす母親(両親の離婚による生別)、エリート新聞記者のはずなのに超能力戦士・アボガドロマンを愛読する隆一郎、物理や化学に妙なプライドを持つ物理部員や化学者たち…当然、紫のまわりでは、次々とおかしな事件が起こってしまうのだ。
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