Hirokazu

格付:B

不思議屋図書館 作:安形眞司ほか(青春アドベンチャー)

全部で8作品制作された「不思議屋シリーズ」。 先日他界された名声優・永井一郎さんを案内役とするオリジナル短編集企画ですが、その第7作目として制作されたのが、本作品「不思議屋図書館」です。
格付:A

ベルリンの秋 原作:春江一也(青春アドベンチャー)

チェコ事件の最中に最愛の女性カテリーナを失い、失意のうちにプラハを去ってから約4年が経過した1973年。 日本の若き外交官・堀江亮介の新しい任地は、東ベルリンと決まった。 命じられた仕事は、新たに設けられることになった、在東ドイツ日本大使館の開設準備。 しかし東ベルリンで待っていたのは新しい仕事だけではなかった。 カテリーナの娘シルビアもまた美しく成長して堀江を待っていたのだった。
格付:AA

プラハの春 原作:春江一也(青春アドベンチャー)

1967年、チェコスロバキア社会主義共和国。 在チェコスロバキア日本大使館に勤務する27歳の若き外交官・堀江亮介は、休暇で赴いたウィーンからプラハに戻る途中の路上で、カテリーナとシルビアという東ドイツ人の母娘と出会う。 折しも「プラハの春」と呼ばれることになる改革運動の最中にあったチェコスロバキアで、西側・東側という政治的立場を越えて、惹かれあっていく亮介とカテリーナ。 しかしやがて、国内の改革派の勢いは急拡大し、東側諸国はチェコスロバキアの改革を危険視し始める。 そして、歴史の歯車は、ふたりの運命をも巻き込んでいくのであった。 後の世に「プラハの春」と呼ばれることになる民主化運動の隆盛と挫折を、若き外交官の愛と別離を交えて描く。
カフェテラスのふたり

「カフェテラスのふたり」の紹介作品一覧

「カフェテラスのふたり」は、1970年代から続いたNHK-FMの長寿ラジオドラマ番組「ふたりの部屋」を引き継いで放送された番組でした。 本当に「ふたり」 「ふたりの部屋」は「ふたり」という番組名でありながら、時にはたくさんの出演者を使って本...
格付:C

夜叉ヶ池で見つけた命 作:西脇良典(青春アドベンチャー)

クラスでも孤立気味で冴えない男子高校生タカシ。 唯一の親友が意識不明で入院したことにショックを受けた彼は、親友が語っていた秘境「夜叉ヶ池」を訪ねることを決める。 しかし、冬の夜叉ヶ池への道のりは、ひ弱なタカシが行くにはあまりに過酷なものだった。 案の定、遭難しかけてしまったタケシの身体の中で、免疫機能の司令塔である「T細胞」が必死の活動を始める。
格付:B

今夜はバードいこう! 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

今年2004年も、銀河連邦は地球を監視してきた。 一向に成熟する様子をみせない人類社会。 この星の人々を銀河連邦に迎え入れることが出来るのは、まだ随分先のようだ。 何はともあれ、そろそろ、昨年、申(サル)に変装していた監視員から、来年、酉(トリ)に変装する監視員への引き継ぎが行われる。 今年、この星で何が起きたのか。 彼らの会話を聞きながら振り返ってみよう。
格付:AA

カモメに飛ぶことを教えた猫 原作:ルイス・セプルベダ(青春アドベンチャー)

「これから私は卵を産みます。それをあなたは決して食べないで。そして雛が産まれるまで面倒を見て欲しいの。最後にその雛が大きくなったら、飛ぶことを教えて。」 重油にまみれて死にかけたカモメの願いを聞いてしまったのは黒猫のゾルバ。 ハンブルグの猫は決して約束を破らない。 ゾルバと仲間たちの、困難な、でもとても幸福な日々が始まった。 それは、港町・ハンブルグで起きた、4匹の猫、2羽のカモメ、そして1人の人間を巡る小さな奇跡の物語。
格付:A

顔に降りかかる雨 原作:桐野夏生(青春アドベンチャー)

親友のノンフェクションライター宇佐川耀子が失踪した。 暴力団の裏金1億円を持って逃げたという。 金の持ち主の上杉という老人に脅された私、村野ミロは、耀子の男・成瀬とともに、1週間以内に消えた1億円と耀子を見つけなければいけなくなってしまった。 上杉に従わなければ何をされるかわからない。 とんでもないことに巻き込まれてしまった。 それにしても耀子はどうして消えたのだろうか。 確かに彼女は浪費家だったし、プライドばかりが高く鼻持ちならないところがあったが、他人の金を盗んで逃げるような人間だとは思えないのだが。
格付:A

know ~知っている 原作:野﨑まど(青春アドベンチャー)

近未来の日本。 情報庁で審議官を務める若き天才、御野・連レル(おの・つれる)は、ある日、恩師、道終・常イチ(みちお・じょういち)がプログラムの中に謎のメッセージを隠していることに気が付く。 道終・常イチは、すべての素材を情報の発信源にする“情報材”と、人間の脳に設置し情報処理能力を飛躍的に高める“電子葉”を発明した天才学者である。 まさに彼こそが世界を変えた男だったのだが、謎の失踪を遂げていたのだ。 御野・連レルはメッセージの真偽を疑いながらも、恩師の失踪の真相を知るために行動を開始する。 そしてそこで、ある驚くべき人物と出会うのだった。
格付:AAA

G戦場ヘヴンズドア 原作:日本橋ヨヲコ(青春アドベンチャー)

そのとき、手を差し伸べてきた長谷川鉄男の背後で、確かに天国へと続く扉(ヘヴンズドア)が開くのが見えた、と言ったら笑うだろうか。 売れる漫画を描くために家族を犠牲にして顧みなかった父を「尊敬する」といった鉄男。 そんな男は大嫌いだったはずだ。 でも確かに天国への扉は見えたのだ。 そして、鉄男が小学生の時に書きためたという漫画を一目見た時にそれは確信へと変わった。 俺はこいつとなら天国への扉を見られるかも知れない。 こいつがもう一度俺を震わせてくれるなら、この世界で一緒に汚れてやる。
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