格付:AA

格付:AA

垂直の記憶 原作:山野井泰史(青春アドベンチャー)

怪我で野球を諦めて以来、何事にも関心が持てないでいた高校生の翔太は、初めて行った奥多摩の岩壁で、山野井泰史に出会った。確かなホールド、流れるようなムーブ。山野井の重力を感じさせないクライミングに驚嘆する翔太だが、登山の専門誌を読み、山野井が世界的なソロクライマーであることを知る。単独クライミングという山野井の登山方法に魅了された翔太は、山野井の著書「垂直の記憶」を手に取り、翌週、再び奥多摩へと出かけるが…
格付:AA

大黒屋光大夫 原作:吉村昭(特集オーディオドラマ)

思えば、信じられないほど遠くへ来たものだ。伊勢の白子の一介の船頭に過ぎなかった、この大黒屋光太夫が、ロシア帝国の首都ペテルブルグにいるのだ。船を失い、紀州様から託された大事な船荷の米も失った。そして、出港時には16人いた部下達も、長い漂流と放浪の果てに次々と死亡し、先日、九右衛門が死亡した今となっては、庄蔵、小市、新蔵、磯吉の僅か4人だけになってしまった。船頭としての責任を痛切に感じる。しかし私はここで下を向くわけにはいかない。日本に帰るのだ。生き残った全員を連れて日本へ帰るのだ。そのためには、もうこの国の皇帝に直訴するしかない。この国で出会えた最良の人物、ラックスマンの助力もある。女帝エカテリーナ二世と面会して何としても帰国の許可を取り付けるのだ。
格付:AA

渚にて 原作:久世光彦(青春アドベンチャー)

中学2年生から高校1年生までの少年少女を乗せたクルージング・スクール。彼らが乗り込んだ船は、カリブ海の島々を巡り、順調に帰国の途にあったのだが、急な暴風雨に見舞われ座礁してしまう。救命ボートに乗りあわせた、冬馬、カスミ、宗近、黒木、金原の5人は何とか嵐の海を乗り切り、漂流の末、無人島とおぼしき島に辿り着く。この島で、5人にどのような運命が待ち構えているのか。
格付:AA

リテイク・シックスティーン 原作:豊島ミホ(青春アドベンチャー)

高校に入学したばかりの小峰沙織は、クラスメイトになった貫井孝子から衝撃の告白を受ける。実は孝子は、27歳の未来から過去に戻ってきたタイムトラベラーで、人生をやり直している最中だというのだ。何も持っていないニートになってしまった自分の原点が、イケていなかった高校生活にあると確信している孝子は、より良い人生を送るために積極的に高校生活をエンジョイし始める。何の証拠もない、孝子の“未来ネタ”に半信半疑だった沙織だが、全力で人生の再設計を図る孝子につられるように、沙織自身の考え方も少しずつ変わっていく。
格付:AA

黄金仮面 原作:江戸川乱歩(青春アドベンチャー)

昭和5年。その頃、世間では、黄金のマントと黄金のマスクという奇怪な出で立ちの男“黄金仮面”が世間を騒がしていた。特に犯罪行為をするわけではなく愉快犯とも思われていたが、あまりに世間が騒ぐため、警視庁の浪越警部は、親友の名探偵・明智小五郎にその対処を依頼する。浪越とともに上野を訪れた明智は、そこで偶然にも黄金仮面の第1の犯罪、「志摩の女王」と呼ばれる大真珠の盗難事件に遭遇するが、明智はこの事件において黄金仮面に翻弄され、完敗を喫してしまう。悔しがる明智だが、この事件は、黄金仮面と明智の死力を尽くした5連戦の始まりでしかなかった。
格付:AA

成層圏ファイター 原作:遠藤明範(アドベンチャーロード)

時は西暦2040年。共和国同盟は自由連邦との全面戦争を始めようとしていた。というのも、共和国同盟は新型の人工生体の開発に成功し、両国の軍事バランスが崩れつつあったからだ。間近に迫った開戦を回避するため、自由連邦は急遽、新型人工生体の製造工場を爆破するための特殊工作部隊を送り込むことを決める。特殊工作部隊の隊長はコード名“傷跡”こと、サティ・ライアン。通信一般が専門の“ねずみ”、爆破が専門の“貧乏神”、応用数学と射撃を得意とする“カマキリ”、そして手柄を求めて密航してきた“ボウヤ”の4人とともに警戒厳重なサン・クレルモ市への潜入を図る。ライアンに許された時間はわずかに72時間。サン・クレルモ市ではライアンに積年の恨みを持つ、ブイコフ大佐とボッシュ軍曹が手ぐすねを引いて待ち構えている。ライアンたちは任務を果たすことができるのか。
格付:AA

夏への扉 原作:ロバート・A・ハインライン(青春アドベンチャー)

その頃、僕、ロボット技師で発明家のダニエル・ブーン・デイビス(ダン)は幸福の絶頂にいたんだ。僕が開発した家事用ロボット“ハイアードガール”は世間の絶賛を浴び、親友マイルズと恋人のベルとの3人で切り盛りしている会社も順調。“ハイアードガール”を大きく上回る性能をもつ新発明“フレキシブル・フランク”の開発も進んでいるし、ベルとは結婚の約束も取り付けた。気になることと言えば、愛猫のピートや、マイルズの義理の娘でぼくとは仲良しのリッキーが、ベルに一向に懐かないこと。そして、マイルズがしきりに会社を大きくしたがっていることくらい。世間では新しく発明された冷凍睡眠(コールドスリープ)で未来に行くことを希望する人もいるようだが、僕には関係なかった。だって仕事は忙しいし、プライベートも幸福だ。今のままで十分じゃないか。でも、僕の周りの人々は僕と同じようには考えていなかったんだ。
格付:AA

星へ行く船 原作:新井素子(カフェテラスのふたり)

私、森村あゆみは、訳あって兄・森村拓の名を借りて宇宙船に乗り込んだ…といえば聞こえは良いが、要は家出だ。短大卒業を間近に控え、急に、自分が普通に結婚して普通に子供を産むことにリアルなイメージを持つことが出来なくなってしまったのだ。そして思い出したのが、子供の頃に持っていた夢。どこか遠くに、そう、宇宙に行きたい。しかし、未成年のため宇宙に行くためのパスポートは取れない。だから兄のパスポートを拝借し、兄に変装することにした。そして、ばれないように、貯金をはたいて宇宙船の個室も取った。順調に始まったはずの私の家出。しかし、予約したはずの個室には先客がいた。信じられないことだが、宇宙船側がダブルブッキングをしたらしいのだ。そしてこれが惑星メディの王位継承を巡るトラブルに巻き込まれていくきっかけだったのだ。
格付:AA

星を掘れ! 原案:朱野帰子、脚色:永津愛子(特集オーディオドラマ)

初島(はつしま)は、博士号の取得後に任期付きの研究職、いわゆる“ポスドク”として海洋研究開発機構(JAMSTEC)に勤務を始めた新米研究者だ。JAMSTECでは、生命の起源を探る高峰の研究室を希望したが、なぜか資源探索のグループに配属されてしまった。研究成果が全ての評価を決めるシビアな研究者の世界。先の保証のないポスドクの身分のもと、自分の希望と違う仕事に追われる毎日の中で、初島の焦りは募る。何より歯がゆいのは、誰よりも自分自身が研究に自信を持てないこと。そんな初島にJAMSTECが誇る地球深部探査船「ちきゅう」に乗り込むチャンスが巡ってくる。初島は自分の進む道を見つけることができるのであろうか。
格付:AA

空色勾玉 原作:荻原規子(アドベンチャーロード)

輝の大御神(かぐのおおみかみ)の勢力下にある羽柴の里に暮らす少女・狭也(さや)。彼女は、大御神の御子である月代王(つきしろのおおきみ)に身分違いの淡い思いを寄せる普通の少女であった。ある祭りの夜までは。その夜、狭也は、大御神に敵対する闇(くら)一族の者達と出会い、自らもまた闇一族の姫巫女「水の乙女」であることを知る。しかし、光に焦がれる彼女は、闇一族の誘いを拒絶する。そして逆に、闇一族を追って羽柴にやって来た月代王の誘いを受け、彼の采女(うねめ=女官)として輝一族の王宮である「輝の宮」に移り住むことを決意する。輝一族と闇一族の戦いの狭間で、狭也にはどのような運命が待ち構えているのだろうか。
タイトルとURLをコピーしました