格付:B

格付:B

クリスマスの幽霊 原作:ロバート・ウェストール(青春アドベンチャー)

物語の舞台は1930年代のイギリス北部の片田舎にある街。街の経済を支えているのはユダヤ人オットーが作った巨大な化学工場、そして、少年の父はその工場で働く職長だった。少年にとって、工場は大人たちだけが入ることを許される謎の世界。だから、父は「魔法の王国にいる油まみれの魔法使い」だし、オットーは「死後も工場の中を彷徨う伝説の怪物」だった。ある年のクリスマス。少年は、父のために工場へ忘れ物を届けに行くことになった。それは単なるお使いではない。少年にとってワクワクドキドキの冒険の始まりだった。
格付:B

2001年巳年の旅 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

刮目せよ!我々は監視されている!とかく暴走しがちな地球文明を監視するため、地球には銀河連邦から密かに監視員が送り込まれているのだ。今年も地球暦にしたがい、年末に監視員の交代が行われる。交代する監視員は、銀河連邦に対し、地球のいかなる事項を報告(=告げ口)するのだろうか。そして、その報告を受けた銀河連邦は地球文明をどのように遇するのか。成熟した文明として銀河連邦への加盟を求めてくるのか、あるいは、野蛮な文明として殲滅を決断するのか。刮目せよ!我々は監視されているのだ。
格付:B

不思議屋百貨店 作:北阪昌人ほか(青春アドベンチャー)

本日は不思議屋百貨店へようこそおいで下さいました。手前どもでは皆様方に人生の不思議なひとときを過ごしていただくための、様々な商品をご用意してお待ち申し上げております。おっと、今日もちょっと変わったものをお求めのお客様がいらしたようです…
格付:B

すやまたけし短編集「帆船の森」より (サウンド夢工房)

すやまたけしさんは、雑誌「詩とメルヘン」にて、同誌の名を冠した賞を受賞して本格デビューされたメルヘン作家さんです。Amazonで検索すると、「火星の砂時計」(1987年12月)、「ナーガラ町の物語」(1988年10月)、「帆船の森」(1990年1月)の3作品が出てきますが、いずれも絶版のようです。ちなみに、すやまたけしさんご自身も2011年に亡くなられているようです…時間の流れを感じますね。
格付:B

不思議の国のヒロコの不思議 原作:谷山浩子(FMシアター)

どうしてもあと1曲。あと1曲が出来ない!新しいLPの録音まで、もう時間がない。曲が出来なければ折角集まってもらったバンドメンバーと練習も出来ない。もう逃げ出したい!あれ?あんなところに大きな木の扉が?あんなもの、あったかしら?なんでもいい。あの扉から逃げ出してしまおう。扉の先にいたのは金髪の少女。少女はこう言ったの。「あなたは標本よ、あなたは死んで剥製になったの。ここは地球博物館だから。」
格付:B

人魚の森 原作:高橋留美子(ミュージカルファンタジー)

ついに“人魚の里”を見つけた。400年かかった。長い長い時間だった。その間に多くの人間の生き死にに立ち会った。多くの人間の欲望と悲しみを見てきた。今度こそ終わらせる。今度こそ人間に戻る方法が見つけるのだ。
格付:B

韓国・鉄道・グルメの旅 原作:辻真先(カフェテラスのふたり)

僕は何としても韓国に行きたい!韓国に行ってセマウル号に乗るのが永年の憧れだったんだ。なに?セマウル号が何かを知らないって?セマウル号といえば韓国の超特急だよ。日本で言えば新幹線。なに?鉄道についての書き下ろしを一冊と、グルメと温泉の本、さらにトラベルミステリーを1編書くなら、出版社が旅費を出してくれるって?乗った!よーし、こうなったら韓国の鉄道を乗りまくるぞ!
格付:B

スペインから 原作:倉田美和子(ふたりの部屋)

大学のスペイン語科に入学して2度目の春休み。私は友人のさっちゃんと共に2カ月間のスペイン短期留学へと旅だった。まず1カ月間は語学学校で研修して、その後の1カ月はスペイン各地を回るつもりだ。1年掛けて綿密に準備した計画。でも旅はトラブルの連続だった。
格付:B

ネオ・ファウスト 原作:手塚治虫(ガラスの地球を救え~手塚治虫のラストメッセージ)

本ラジオドラマ「ネオ・ファウスト」は、2000年の年末にNHK-FMにて90分ずつ二晩にわたって放送された特番「ガラスの地球を救え~手塚治虫のラストメッセージ」内で放送されたラジオドラマです。この「ガラスの地球を救え」という番組は、俳優の中井貴一さんをナビゲーターに手塚治虫さんの生前の肉声で構成されたパートと、手塚治虫さん原作のラジオドラマ「ネオ・ファウスト」のパートに分かれていたようです。
格付:B

ザ・マンボスパイズ 作:マキノノゾミ(青春アドベンチャー)

大ヒット間違いなしとレコード会社に自分の曲を売り込みに行ったジロウ、サブ、ゲンの“マンボボーイズ”の3人。しかし、レコードデビューはけんもほろろに断られた。マンボは時代遅れなのか。いや間違っているのはレコード会社の方だ。世間の方だ。荒れる3人だが、自宅に戻り、届いていた小包を開けたときに状況は一変する。実はジロウは3年前まで外務省の秘密諜報員だったのだ。そして、人手不足の外務省は、ジロウとその仲間に、中南米サンチョ王国のお姫様を救出する密命を授けるという。ジロウ以外の2名には何の受ける義理もない依頼。しかし、報酬を聞いたとき、ふたりもこの提案に飛びつくことを決めた。外務省の二階堂課長はいう「報酬は君たちのレコードデビューだ!」
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