格付別一覧

格付:A

孤島の花 作:鈴木そなた(FMシアター)

瀬戸内海の孤島に作られた高級老人ホーム「リル・ドゥレーブ」。高級感を演出するラウンジやホール、シェフが腕を振る食事、そして24時間体制の医療サービス。そこはまさに「限られた人だけの特別な場所」。夢を実現した者たちの理想郷だ。しかし、勤務する医師にとって理想の職場かは別問題。29歳の医師・三浦新司がここに務めているのは、以前勤務していた大学病院で医療ミスのトラブルに巻き込まれたからであって、自ら希望してき来たわけではない。夢を成し遂げた老人と、夢を見ることを諦めた医師。正反対のようだが、本当にそうなのだろうか。
格付:B

北の道化師たち 原作:高橋揆一郎(ふたりの部屋)

昭和44年、日本は好景気湧いているのに、石炭会社だけは冴えない。しかもその冴えない会社の中でも万年事務所員の私は一層、冴えない境遇だ。でも仕事が終われば別だ。漫画を描いていると違う人生が見えてくる気がする。漫画のためならば仕事ではだせない行動力だって発揮できる。たしかに40の手習いだ。笑うなら笑え。でも何とか漫画家で生計を立てられないものだろうか。
格付:A

遙かな旅 蝶の道 作:吉野万理子(特集オーディオドラマ)

「アサギマダラという“渡り”をする蝶を追うバイク旅をしたい。ついては2週間ほど休暇が欲しい。」確かにこの申し出は唐突なものだったのかも。でも、編集長が出してきた提案はもっと突飛だった。「蝶を追うついでに、日本中の戦跡を巡る旅をしてそれを記事にしろ、仕事として行っていいから。」聞くと、これは先日突然他界した編集部員、三嶋拓也が残した企画だという。知っている。編集部の人たちには黙っていたけど、私と三嶋さんは恋人同士だったのだから。アサギマダラの話だって三嶋さんに聞いて知ったのだから。知りたい。生前、彼がどのような思いでこの旅に誘ってきたのかを。
格付:A

ベルリンは晴れているか 原作:深緑野分(青春アドベンチャー)

ベルリンはこの2年ずっと雨だ。父と母と、そしてイーダと空を見合上げたあの日から、一度も青空を見ていない。戦争が終わってもベルリンの空は晴れない。そう戦争が終わっても消えることはないのだ。受けた傷も、犯した罪も。
格付:A

砂浜クラブ 作:國吉咲貴(FMシアター)

私は高校デビューに失敗した。今度こそは上手くやろうと思っていたのに、たった2日。もう吹部にはいけない。友だちだと思っていた二人の言葉を聞いて、教室に入ることもできなくなった。行くところがなくて辿り着いた学校裏の海岸。そこにいたのはクラスメイトの三山だった。やばい、あんな奴といっしょにいるとますますハブられる。でも…
格付:B

踊る21世紀 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

本作品「踊る21世紀」は2作品制作された「踊る21世紀」シリーズの第1作なのですが、事実上は1994年から1998年まで制作された「笑う20世紀」シリーズの続編と言って良い位置づけにあります。この間に挟まれた1999年の「笑う世紀末探偵」だけは続きものの長編作品だったのですが、この「踊る21世紀」で再びオムニバス短編形式に戻り、翌年の「踊る21世紀 Part2」に続きます。
格付:A

00-03 都より愛をこめて 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

21世紀に入り加速した人と金の一極集中、そしてその対極にある地方の破綻。両方を同時に解決するため、国会で遷都法案が通った。ただし、新首都は今後の国民投票によって決まるとされた。これを受け、日本の新首都をわが故郷に呼び寄せるため、日本全国の秘密結社が蠢動を始める。NATTO(North Akagi,Tsukuba,Tochigi Organization=ナットー)、DAGAYA(DaiNagoya,Gifu Atarashii Yume Association=ダガヤ)、そしてGATTEN(General Adviser of TokyoTo-yo Eien-Nare=ガッテン)。日本の将来を掛けた暗闘が始まった。
格付:A

銀河鉄道999 原作:松本零士(ふたりの部屋)

機械の体をタダで貰えるという星に向かうため銀河鉄道に乗った少年・星野鉄郎。死別した母に瓜二つの美女メーテルとともに旅を続ける少年は、停車する星々で出会いと別れを繰り返す。様々な人生の断面を垣間見、価値感に触れ、少年は人生の哀歓を知り、そして考える。今、万感の思いを込めて、汽車が行く…
格付:A

阪堺電車177号の追憶 原作:山本巧次(青春アドベンチャー)

大阪市南部と堺市を結ぶ阪堺電気鉄道、通称「阪堺電車」は大阪唯一の路面電車、いわゆる「チン電」や。その中でも、わし117号は最も古い車両。毎日線路の上を走り続けて87年、ベテラン中のベテランや。そやけど、そのわしにもついにお迎えがきたんや。けど不思議と残念な気はおこらんな。今まで乗せてきたお客さんは何百万人、いやそれ以上や。そう思たら誇らしいわ。ありがたいこっちゃ。そやけど、これまでいろんな時代に、いろんなことが起きたわな…
格付:A

ラバウルの秘宝 原作:中津文彦(アドベンチャーロード)

新進気鋭の推理作家、中小路信(なかこうじ・しん)は山岳部でザイルパートナーだった吉竹治男から、戦前、ラバウルで財を成した日系人が隠した財宝の謎解きを依頼される。吉竹がニューギニアに左遷され腐っていることを知っていた中小路は、前向きな活動をはじめた吉竹の姿が嬉しく、いちもにもなく応諾。山岳部の後輩、伊勢崎がツアコンを務める5泊6日のラバウルツアーに参加し、ラバウルを訪れるのだが…そこで待っていたのが、財宝探しだけではなく、ある殺人事件だった。
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