格付別一覧

格付:B

二分間の冒険 原作:岡田淳(青春アドベンチャー)

小学6年生の悟は、学校の運動場で出会った黒猫「ダレカ」の力で、竜が支配するという異世界へと連れ去られる。元の世界に返りたければ「この世界で最も確かなもの」を見つけなければいけないと言うダレカ。途方にくれた悟だが、途中で出会った元の世界のクラスメートかおり(ただし悟の記憶はない)とともに竜と戦いながら、もとの世界へと帰る方法を探していく…
格付:AAA

ジャガーになった男 原作:佐藤賢一(青春アドベンチャー)

既に戦国の世は終わっていた。しかし寅吉は諦め切れない。武士として生きる。剣で自分が生きた証を残す。仙台伊達藩の武士・斉藤小平太寅吉は遣欧使節の一員として欧州に渡る。辿り着いたスペインで、寅吉はスペインの「武士」イダルゴ達と出会う。遣欧使節を出奔し、イダルゴ達とともに奥州ならぬ欧州で戦いに生きる寅吉、いや名前を改めミゲル・トラキチ・サイトウ・アッチラ。転戦の末、トラキチの戦いは意外な結末を迎える。17世紀の世界を駆け抜けた奥州武士・寅吉の数奇な運命を描く。
格付:A

青の時間 原作:薄井ゆうじ(青春アドベンチャー)

自由の女神像を消すなど、あまりにも大胆かつ大掛かりなマジックで世界的な名声を有するマジシャン「ブルー」。今回の仕事はブルーを日本に呼ぶことだが、フリーの興行師である主人公にも上手くいく自信が全くない。というのもブルーの正体は誰も知らないのだ。しかし、途方にくれている主人公の下になぜかブルー側から招待状が届く。ブルーの正体は誰なのか。ブルーはなぜ主人公に特別な好意を見せるのか。ブルーが富士山麓で行うという10万人を消滅させるマジックの目的は何なのか。
格付:B

なぞタクシーに乗って… 原作:いしいしんじ(青春アドベンチャー)

タクシードライバーであるヤリ・ヘンムレンさんは、自分のタクシーに乗車してきたお客さんに必ず「なぞなぞ」をだす変わり者の運転手である。この作品はヘンムレンさんが5組のお客さんに対して投げかけた「なぞなぞ」と、それに関連するお客さん達の人生の物語である。
格付:AAA

銀河番外地、運び屋サム 原作:高千穂遥(アドベンチャーロード)

B級宇宙貨物船「マザー」の船長サムは、金さえ貰えれば何でも運ぶモグリの運び屋だ。今回の仕事はひとつの星を優に消滅させ得る危険物質の輸送だった。しかし輸送に失敗した上に、大企業のジョルダンケミカル社に危険物質を輸送していた事実をチラつかされて、危険な匂いのする仕事を引き受けることを強要される始末。さらには謎の黒尽くめの集団にも襲撃される。聖獣の塔とは何か。惑星タローンの先史文明とは何なのか。そして、ジョルダンケミカル社は何を企んでいるのか。
格付:A

放課後はミステリーとともに 原作:東川篤哉(青春アドベンチャー)

私立鯉ヶ窪学園高等部2年の霧ヶ峰涼は、カープファンでミステリーマニアの探偵部(未公認)副部長である。本作は、「学校行事のビデオ」や「校庭で倒れている陸上部部長」、「体育倉庫に隠されたタバコ」など、日々の学園生活で起こる様々な謎やトリックを霧ヶ峰涼が快刀乱麻に解き明かしていく…わけではなく、実はほとんど別の人たちが解き明かしていく学園ユーモアミステリーである。
格付:B

幻想郵便局 原作:堀川アサコ(青春アドベンチャー)

短大を卒業したばかりの安倍アズサはアルバイトとして登天(とうてん)郵便局に採用される。しかしこの郵便局、何かがおかしい。なぜか山の頂上にあるし、すぐそばに広大なお花畑があるし、働いている職員もやってくる客もおかしな人ばかり。実はこの郵便局はこの世とあの世の境目にあり、あの世へ手紙を送ることができる郵便局だったのだ。アズサは「探し物をみつける」という微妙な特技を見込まれてこの不思議な郵便局に雇われたのだが、次々と不思議なことに巻き込まれていく…
格付:AAA

ふたり 原作:赤川次郎(青春アドベンチャー)

何でも器用にこなす姉・千津子と、のんびり屋の妹・実加。常に妹を気遣う姉と、姉に憧れる妹。ふたりは性格は違えど仲良しの姉妹だった。しかし、千津子が事故で急死し、生活は一変してしまう。ショックが大きすぎて心の平衡を失ったままの母親。実加自身も表面的には落ち着きを取り戻したものの、心の中では喪失感から立ち直ろうともがいていた。そんな中である事件に巻き込まれた実加。必死で抵抗していると、頭の中に死んだはずの千津子の声が聞こえてきた…
格付:A

グリーン・レクイエム 原作:新井素子(ふたりの部屋)

信彦は昔出会った少女とそっくりの女性・明日香に出会う。彼女に恋をする信彦。しかし、緑色の髪を持つ彼女には秘密があった…
格付:AA

蜩ノ記 原作:葉室麟(青春アドベンチャー)

城内で刃傷沙汰を起こしてしまった庄三郎は、切腹を許される代わりに、家老から戸田秋谷(しゅうこく)の手伝いをするように命じられる。秋谷は藩の歴史を記す「家譜」(かふ)を編纂するために必要な期間だけ切腹を猶予されている男であり、庄三郎に課せられた真の任務は秋谷の監視であった。しかし秋谷と身近に接し、その人となりの清廉さ、見識の高さを知った庄三郎は疑問を持ち始める。秋谷は切腹せねばならない如何なる罪を犯したというのか…なぜ家老は秋谷とその仕事である家譜編纂に警戒を示すのか…
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