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世紀の大冒険レース~アムンゼンとスコット 原作:チェリー・ガラード、本田勝一(アドベンチャーロード)

1911年1月、南極大陸にふたりの男が上陸する。 一人は大英帝国の誇る優秀な海軍軍人ロバート・ファルコン・スコット。 もう一人はアルゼンチン出身の熟練した探検家ローアル・アムンゼン。 国家の威信と男の夢をかけたふたりの大冒険レースが始まる。 進むは人跡未踏の大地・南極大陸、目指すは人類史上初の南極点への到達。 世界一過酷な旅の果てにふたりを待ち受ける運命は、栄光か失敗か。
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アマゾンの審査について(アフィリエイト顛末記)

別記事で書いたように本ブログの各記事の最後には、画面のにぎやかしと原作・関連作の紹介を兼ねて、関連本・DVD等の広告画像を貼っています。 これは他の書評ブログなどをみて「アレ、いいなあ」と思ってマネをしたわけですが、実はきちんとこれを貼るま...
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画像リンクについてのご注意事項

このブログはラジオドラマ(オーディオドラマ)の評論・評価ブログなので基本的に記事内容は文章ばかりです。 しかし、それではあまりに味気ないので、アフィリエイトを利用して原作本・関連本の表紙の画像、関連DVDの画像等をつけてみることにしました。...
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サマルカンド年代記 原作:アミン・マアルーフ(青春アドベンチャー)

11世紀のペルシャに3人の男がいた。 一人は、天才学者にして大詩人。万能の才を持ちながら栄達を求めず、学問と詩と酒に生きるオマル・ハイヤーム。 もう一人は、セルジューク朝ペルシャの大宰相にして、高い理想と強権的な政治手腕を自在に操り巨大な帝国を動かすニザーム。 最後は、下層階級の生まれで、強い信仰心と現世に対する強い改革意欲をもち、狂信的な手段で理想の社会の実現を図るハサン。 この作品は、同じ時代に同じように優れた頭脳を持ちながら、全く違う道を歩んだ3人の物語であり、その3人の物語が記されたオマルの著書「ルバイヤート」を800年後の19世紀末に再発見するアメリカ人・ベンジャミンの物語である。
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氷山の南 原作:池澤夏樹(青春アドベンチャー)

2016年、交換留学でニュージーランドに来ていたジンは、自らの枠を打ち破るために、「氷山利用アラビア協会」の船・シンディ・バード号に密航する。 シンディ・バード号は南極から氷山を曳航し、砂漠に灌漑用の水を提供するために南極へ向かうのだ。 密航は早々に見つかってしまったが、ジンはどうにかそのまま船に残ることを許される。 そして彼は、プロジェクトのスポンサーや責任者、同情する船員や科学者といった大人達の間で様々なことを学ぶ。 プロジェクトは成功するのか。 ジンは自らのなすべきことを見つけることができるのか。
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脱獄山脈 原作:太田蘭三(アドベンチャーロード)

妹が殺されたのは私のせいだ。 元警官でありながら殺人の汚名を着せられた私の無実を妹は信じてくれた。 そうだ、妹は私の無実の罪を晴らそうとして逆に殺されたのだ。 犯人はヤツだ。証拠はないが私にはわかっている。 このまま刑務所にいるわけにはいかない。 刑務所を脱獄して北へ向かう。 ヤツと対決しなければならない。 どんなに困難であろうとも。
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ごくらくちんみ 原作:杉浦日向子(青春アドベンチャー)

青春アドベンチャーはひとつの話を通常15分×10回程度で放送する場合が多いのですが、1話完結の短編で構成される作品もあります。 本作は漫画家・江戸風俗研究家であった杉浦日向子さん原作の全5回の短編集です。 毎回、女性の主人公(各話ごとに異なる)の生老病死を、以下の珍味(酒肴)と絡めて語る内容で、単なるフィクションというよりグルメ薀蓄を交えたエッセイ風の雰囲気を持つ作品です。
何でもベストテン

最多放送回数シリーズ(その3)

特集【何でもベストテン③】最も放送話数が多いシリーズは何か?(その3)  番外編①:イレギュラーな話数の作品 青春アドベンチャーの作品で最も放送回数(話数)が多い作品を調べているこのシリーズ。 (青春アドベンチャーとは何かという方はこちらを...
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私の彼はポアンカレー 作:鹿目由紀(青春アドベンチャー)

アカネは、近所でカレー屋を営むケンイチに片思いをしている女子高生。 ケンイチは究極のカレーをつくるために日夜努力をしていたが、実はアカネはケンイチより遙かにカレーを作るのが得意だった。 そんなある日、おいしい料理屋の「料理」を盗むという「アジアジ団」がケンイチのカレー屋を襲い、ケンイチはカレーを作れなくなってしまう。 アジアジ団とは何者なのか。 究極のカレーはつくれるのか。 そしてアカネの恋の行方は。
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二の悲劇 原作:法月綸太郎(青春アドベンチャー)

推理作家の法月綸太郎は、警視庁の警部を父に持ち、難解な事件の捜査を手伝っている素人探偵である。 今回の事件は、若い女性が痴情のもつれから同居していた親友を殺害したというもの。 死体の顔を潰すという残虐な犯行の割には動機が不十分な印象は残ったが、ごく単純な事件と思われた。 しかし倫太郎は、捜査本部で使われている被疑者と被害者の名前が、卒業アルバムではひっくりかえって書かれていることに気がつく。 この事件は名前と顔をなくしたふたりの女性とふたりの男性を中心とする複雑な事件だったのだ。
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