折々の記録 青春アドベンチャー30年・466作品の人気アンケート開始! 2022年3月末にNHK-FM青春アドベンチャーは30周年を迎えました。つきましては思い出に残る作品への投票及びコメントを募りたいと思います。最近聞いていない方も、最近聞き始めた方も、もちろん長年のファンの方も大歓迎です。最低1作品への投票... 2022.03.25 折々の記録
青アドの小ネタ 再放送されなかった青春アドベンチャー作品を探る(その4:未再放送作品ストックの推移) 青春アドベンチャー30年近い歴史の中で、一度しか(初出直後の夕方の再放送を除く)放送されなかった作品を、初出年代ごとに3回に分けて紹介してきました。 最後に、未再放送作品(再放送されていない作品)がどのように積みあがってきたのか、グラフにし... 2022.03.22 青アドの小ネタ
格付:AA はるかぜ、氷をとく 作:渡辺あや(FMシアター) あの時の姉の選択を自分は受け入れられてると思っていた。本当は私は姉を恨み続けてきてしまったのかもしれない。 ~麻子 スピッツの『田舎の生活』が聞けなくなったのは震災の後だ。ふと、失われているのは恋ではなく、街であるように聞えた。 ~祐実 祐実おばちゃんはいわゆる自主避難っていう選択をしたんだなって理解できるようになったのはその後しばらくしてウチが中学生くらいになってからのことだ。 もしかしたらあのふたりはそのことがお互いずうっと引っ掛かっているんじゃないかと思う。 ~こなみ 2022.03.17 格付:AA
青アドの小ネタ 再放送されなかった青春アドベンチャー作品を探る(その3:2010年代編) NHK-FM青春アドベンチャーで放送された作品のうち、再放送されていない作品を探して一覧にする特集記事の第3弾です。 今回は2010年代(2000年~2017年に初放送された作品)編です。 2017年までとしたのは、2021年末現在で再放送... 2022.03.15 青アドの小ネタ
格付:B 鷗外 青春診療録控 千住に吹く風 原作:山崎光夫(青春アドベンチャー) 小説・詩・戯曲など自ら文学史に残る多くの著作を残した一方、積極的に啓蒙活動を行い多くの後進を見出した日本近代文学の祖のひとり。 あるいは陸軍の軍医として主要なポストを歴任し、最後には軍医総監(中将相当)にまで昇りつめた謹厳な軍官僚。 しかし、その男、森鷗外にも青春時代はあった。 小説「舞姫」へと昇華されたドイツ留学中の出来事? いやいや鷗外は留学前に“若先生”として父の医院を手伝っていた時代があるのだ。 この物語は、まだ何者でもなかった若き“森林太郎”の町医者としての日々の記録である。 2022.03.12 格付:B
折々の記録 青春アドベンチャー30年全作品対象の人気アンケート! NHK-FMのラジオドラマ(オーディオドラマ)番組「青春アドベンチャー」は2022年4月をもって30周年を迎えます。 30周年!長寿番組が多いNHKにおいてもなかなかない老舗番組といって良いと思います。 制作側も意識している? 最近の青春ア... 2022.03.11 折々の記録
格付:B ワンさんは働き者 作:三井隆(FMシアター) 名古屋でラーメン屋を営む初老の夫婦の元に、日本語の怪しいアルバイト希望の若者が転がり込んできた。 少しでも赤字を減らしたい妻の提案で受け入れることを決めた店主だが、彼のやることはどこかおかしい。 夜中に“太陽系音頭”を大声で歌うわ、大量の放射性廃棄物を一般ゴミに出すわ。 耐えきれなくなった店主は、どこから来たのか彼に問いただすが帰ってきたのは奇妙な音ばかり。 その若者“ワンさん”曰く「私の故郷の名前、地球上で発音すると超音波になってしまう」。 そう彼は宇宙人だったのだ。 2022.03.10 格付:B
青アドの小ネタ 再放送されなかった青春アドベンチャー作品を探る(その2:2000年代編) NHK-FM青春アドベンチャーの過去の作品で、再放送されていない作品を探す特集記事の第2弾。 今回は2000年代(2000年~2009年に初放送された作品)編です。 それでは早速スタートです。 2000年代…多くの作品が一度は再放送 200... 2022.03.08 青アドの小ネタ
青アドの小ネタ 再放送されなかった青春アドベンチャー作品を探る(その1:1990年代編) 今回はNHK-FM青春アドベンチャーで再放送されていない作品を探してみます。 再放送も善し悪し NHK-FM青春アドベンチャーは平日毎日15分ずつ放送される帯ドラマ番組で、概ね2週間(10回)で1作品を放送するのですが、放送される作品は大き... 2022.03.04 青アドの小ネタ
格付:B 今年の梅は 作:伊佐治弥生(FMシアター) 世の中には“便利屋”という仕事に不信感を持つ人間もいる。 確かに家庭内の仕事を手伝うという性格上、その家庭のナイーブな側面に触れざるを得ない面はある。 ましてお客が老人の場合、なぜ他人である便利屋に頼むのか、老人の弱みに付け込んで金をとっているのではないかと、依頼人の家族に思われることもある。 しかし、それにしても突然現れた倫子さんの大学生だという孫の言い方は失礼過ぎる。 これまで倫子さんとは適当な距離を保ち楽しくやってきたのだ。 それに私にだって事情はある。 女ひとりで便利屋を切り盛りすることはそんなに楽なことではないのだ。 2022.03.01 格付:B