【青春アドベンチャー全作品アンケート結果5】
~作品編その⑤:得票数3票~
2022年3月~10月に実施した青春アドベンチャー全作品アンケートで、得票数が3票(76位タイ)の作品とその作品へのコメントは以下のとおりです。
ここまでで概ねトップ100となります(直前の4票獲得作品の一覧はこちら)。
放送された時期が早いものを先に並べています。
(注意)コメントには一部ネタバレ要素があることにご留意下さい。
第76位(3票・33作品)
初放送から21年後の2017年に再放送された「ブラジルから来た少年」、独特な世界観が人気の「小惑星美術館」、一部に?熱狂的なファンがいるらしい「僕たちの宇宙船」、当ブログの2019年アンケート第1位の「元中学生日記」などを含みます。
◆東京防衛軍(1992年)

- 原作:よしもとよしとも
- 脚色:藤井青銅
- 演出:佐藤譲
- 主演:蛍雪次朗

東京防衛軍 原作:よしもとよしとも(青春アドベンチャー)
今、東京を未曾有の恐怖が襲う。1992年5月、開発途上の湾岸ベイエリアで連続爆発事件が発生。生存者は譫言のように「ヤスダ、ミシマ...」と謎の言葉を繰り返すのみ。全く原因がわからない中、警視庁のジャイガ刑事と吉田刑事は、東京防衛軍なる珍妙な一団と共に事件解決の糸口を探ることになる。「家業と東京防衛業の両立を目指すのがモットー」という東京防衛軍は本当に役に立つのか。謎が謎を呼び、ついでに不安も呼ぶこの展開に、解決の時は来るのか。それは聴いてのお楽しみ。
■リスナーの感想■
- 初めて青春アドベンチャーを面白いと思った作品でした。 (匿名希望)
- よしもとよしとも! (ondrew_ondrew)
◆ふたり(1993年)

- 原作:赤川次郎
- 脚色:吉田浩樹
- 演出:吉田浩樹、伊藤豊英
- 主演:増田未亜

ふたり 原作:赤川次郎(青春アドベンチャー)
何でも器用にこなす姉・千津子と、のんびり屋の妹・実加。常に妹を気遣う姉と、姉に憧れる妹。ふたりは性格は違えど仲良しの姉妹だった。しかし、千津子が事故で急死し、生活は一変してしまう。ショックが大きすぎて心の平衡を失ったままの母親。実加自身も表面的には落ち着きを取り戻したものの、心の中では喪失感から立ち直ろうともがいていた。そんな中である事件に巻き込まれた実加。必死で抵抗していると、頭の中に死んだはずの千津子の声が聞こえてきた…
■リスナーの感想■
- 90年代1位かつ日常ファンタジー1位として選出。割としんどい展開が続くが全編に漂う優しさが堪らない。増田未亜さんと中島ひろ子さんが好演。こんな娘が欲しい。 (Hirokazu)
◆都立高校独立国(1993年)

- 原作:首藤剛志
- 脚色:菊池有起
- 演出:川口泰典、外山正恵
- 主演:松本保典

都立高校独立国 原作:首藤剛志(青春アドベンチャー)
生徒会長・関裕子を中心に生徒(主に女生徒)一丸となって、弱小野球部を奇跡の夏の甲子園大会初出場に導いた都立松涛高校。しかし、部員の起こした“不祥事”を理由に、校長は出場辞退を決めてしまう。この“不祥事”に裏があることを察知した生徒達は、証拠を集めて交渉を行うものの、大人達の決定は覆られなかった。この理不尽な事態に怒りを抑えられない生徒達は、渋谷のホテル最上階のスイートルーム「パインウェーブ」の間に集結し、松涛高校を独立させることを決めた。これが後の世に言う「パインウェーブの誓い」である。この物語は、生徒会副会長としてこの騒動に巻き込まれた平凡な男子高校生・山本浩の目から見た独立闘争の顛末である。
■リスナーの感想■
- 中学生で、僕らのシリーズにハマっていたのでこういう作風が好きでした。 (匿名希望)
- (ネタバレですみません)最後にマジで独立しちゃったのはびっくりしました。この作品で渋谷区松濤という高級住宅地がある事を知りました(笑)高校生ならでは(当時の)の人間関係も面白かった (sawamot)
◆エンジェルス・エッグ(1994年)

- 原作:村山由佳
- 脚色:湯本香樹実
- 演出:千葉守
- 主演:萩原聖人

エンジェルス・エッグ 原作:村山由佳(青春アドベンチャー)
朝、7時50分の満員電車。ハインラインの「夏への扉」を持ったその女性は、端正で清潔で少し悲しそうで…そう、美術室にあった石膏のアリエス像に似ていた。彼女に二度目に会ったのは父の入院している病院。父が自分の世界に閉じこもっていた場所。白衣を着た彼女は、そんな悲しみの場所の中でも一層、寂しげで儚げで、僕は彼女を守りたいと思っていたんだ。
■リスナーの感想■
- 青春のほろ苦い感く切ない感じが良かった。ValentineのOver and Over Againの曲も作品によく合っていた。 (匿名希望)
◆ウォッチャーズ(1994年)

- 原作:D・R・クーンツ
- 脚色:吉田玲子
- 演出:芦田健、川口泰典
- 主演:海津義孝

ウォッチャーズ 原作:D・R・クーンツ(青春アドベンチャー)
サンタ-ナ山脈のサンティアゴキャニオンでトラヴィスは一匹のゴールデン・レトリバーに出会った。アインシュタインと名付けられたその犬は、異常に勘が良い以外は人懐こい普通の犬で、妻を失ってやさぐれていたトラヴィスの心の傷を癒やしてくれたばかりか、新しいパートナー・ノーラとの出会いの機会まで作ってくれた。つまり、アインシュタインとの出会いはトラヴィスにとって、これ以上ない幸運のきっかけだったのだ。しかし、トラヴィスはそのときはまだ、その日同じサンティアゴキャニオンで彼の人生を変えるもう一つの出会いを果たしていたことには気がついていなかった。
■リスナーの感想■
- アインシュタイン(ゴールデンレトリバー)が賢くてカワイイし、アウトサイダーの悲哀も心に残りました。放送後は早速古本屋で原作を買ったことが思い出です。 (ゆっきー)
- タイトルを回収するシーンは鳥肌でした、いまでも脳内再生できます。投票した作品はどれもそうなんですが、青春アドベンチャー聞いてから原作を読んでます。クーンツを知るきっかけになったことに感謝です。 (miya_hokkaido)
- アインシュタインに惹かれて、原作まで読みました。今ももういちど聴きたいお話です。 (月)
◆笑う20世紀(1994年)

- 原作:藤井青銅
- 脚色:藤井青銅
- 演出:川口泰典
- 主演:小須田康人

笑う20世紀 原作:藤井青銅(青春アドベンチャー)
青春アドベンチャーに最も多くの脚本を提供している脚本家・構成作家の藤井青銅さんによるショート・ショート集「笑う20世紀」をラジオドラマ化した作品です。原作本は15作品で構成されていましたが、そのうち9作品が本作品でラジオドラマ化されました。原作本のうち本作品でラジオドラマ化されなかったのは、「新聞が来た日」、「火事男」、「古典芸能の夕べ」、「こおろぎ橋」、「現代人は病んでいる」、「たぬきのくじ」の6作品です。
■リスナーの感想■
- 藤井青銅氏の作品が好きでこの作品も声を出して笑ってしまうところもあり印象的です。 (ヴァンス)
- 干支シリーズを含めて藤井青銅作品の代表として。 (あらい)
- 友人に録音したカセットテープを貸したくらい面白いなと思ったラジオドラマでした。 (シーグラス)
◆優しすぎて、怖い(1995年)

- 原作:ジョイ・フィールディング
- 脚色:前田悠衣
- 演出:芦田健、川口泰典
- 主演:毬藻えり

優しすぎて、怖い 原作:ジョイ・フィールディング(青春アドベンチャー)
ふと気が付くと交差点に立っていた。わたしは…誰?何も思い出せない。いえ、今いる場所はわかるわ。でも、自分のことは何ひとつ思い出せない。それに…コートを脱いだら下の服が血だらけなのはなぜ?しかもポケットには100ドル札の束が…1万ドルも。わたしは何者なの?いったい何をやったというの!
■リスナーの感想■
- ミルクと卵、ミルクと卵を買わなくちゃ・・・夫の嘘が巧妙でジェーンの行く末をハラハラしながら聞き10話目が待ち遠しかった。 (匿名希望)
- 自分自身が何者で何が起こったか?自覚が覚醒していく過程は興味深かった。再放送希望。 (匿名希望)
◆お父さんの会社(1996年)

- 原作:草上仁
- 脚色:辻洋
- 演出:川口泰典
- 主演:小須田康人

お父さんの会社 原作:草上仁(青春アドベンチャー)
1996年。人類はついに完全なる仮想空間を実現した。コンピューターネットゲーム「カイシャ・クエスト」のプレイヤーの一人である村田。仮想の会社世界を満喫していた彼は、ある日、奇妙なことに気が付く。それは、自分がゲーム内でつくった資料が、現実世界の販売会議で使用されていること。そして、様々なプレイヤーが残業疲れを癒すためのささやかな娯楽としてプレイした内容が、主催者の手によって現実社会における換金手段として用いられていること。それが、このゲームの恐るべき全貌であった。村田は、いち早くこのゲームの“真実”を受け入れ、この真実に気づいた他のプレイヤーとともに、終わりの見えない死闘に身を投じていく……。そう、この時から、村田にとってカイシャ・クエストはゲームであっても、遊びではなくなったのだ。……「ソード・アート・オンライン」のファンの皆さま、関係者の方々、ご容赦を。
■リスナーの感想■
- 実在の会社と架空の会社が連動してひと騒動おきるのが楽しかった (ナディア)
- バーチャルの仮想空間で出したアイディアが現実世界で利用されていることに気づき、真相を突きとめてゆく物語。約30年位前の話。まるで今を見るよう。SF作家とはすごい。VRヘッドセットはVRゴーグルへ。キャラクターは明るく楽しく聴けた作品。 (匿名希望)
◆ブラジルから来た少年(1996年)

- 原作:アイラ・レヴィン
- 脚色:高橋いさを
- 演出:川口泰典
- 主演:吉田鋼太郎

ブラジルから来た少年 原作:アイラ・レヴィン(青春アドベンチャー)
1974年9月、ウィーンを拠点にナチスの戦犯を追っているユダヤ人・リーベルマンは、ブラジルに潜伏しているヨーゼフ・メンゲレの居場所を見つけたという情報を得る。ヨーゼフ・メンゲレ。ナチスの人種理論の強烈な信奉者で、アウシュビッツ強制収容所で多くの人体事件を繰り返し「白い悪魔」と呼ばれた男。もしも逮捕できれば大きな成果だが、その類の胡散臭い情報が入ることはよくあることで、すぐには信じられない。しかも情報提供者によれば彼は「ヨーロッパとアメリカの各地で暮らしている96人の65歳の男性」を殺害する計画を立てているという。俄には信じがたい話であったが、その情報が突如、信憑性を増す事態が発生する。情報提供者が、リーベルマンと電話で話している最中に何事かのトラブルに巻き込まれ、そのまま消息を絶ってしまったのだ。何かが始まろうとしている。リーベルマンは事件の全容を把握するために動き始める。
■リスナーの感想■
- とにかく毎日ドキドキして聴きました。 (匿名希望)
- 拘留中の女性看守と弁護士とリーベルマンとのやりとりがツボです。 (エアチェックした懐かしき日々)
◆おいしいコーヒーのいれ方Ⅱ~僕らの夏~(1997年)

- 原作:村山由佳
- 脚色:佐藤ひろみ
- 演出:千葉守
- 主演:内田健介

おいしいコーヒーのいれ方Ⅱ~僕らの夏~ 原作:村山由佳(青春アドベンチャー)
ついにお互いの気持ちを確かめ合った勝利とかれん。しかし、その後もふたりに距離はなかなか縮まらない。かれんの弟、丈は積極的に(野次馬的に?)後押ししてくれるし、喫茶店・風見鶏のマスターも温かく見守ってくれている。しかし、相変わらずもどかしいふたり。そんな中、勝利は大学生になり、新しい人間関係ができはじめる。新しい先輩、新しい友人(女性)…ふたりの夏はまだはじまったばかりだ。
■リスナーの感想■
- 青春でした (匿名希望)
◆虹を操る少年(1998年)

- 原作:東野圭吾
- 脚色:鶴谷あずさ
- 演出:江澤俊彦
- 主演:笠原秀幸

虹を操る少年 原作:東野圭吾(青春アドベンチャー)
光瑠(みつる)は高校生の少年。聡明で運動神経も良くしかも美男子。学校にはファンクラブもある。しかし、彼には幼なじみの輝美などしか知らない特殊な能力があった。それは、微妙な光の差異を感知する能力。そしてある日、彼は遂にその能力を積極的に行使し始める。光を調節することにより人の感情に直接、メッセージを送る「音楽」ならぬ「光楽」(こうがく)の演奏を始めたのだ。麻薬的な魅力を持つ新しい芸術手段である「光楽」は急速に社会に影響を与え始める。それとともに、光楽を商売に積極的に利用しようとする者、光楽を社会を乱す危険な活動として弾圧しようとする者など、多くの大人達の思惑が光瑠を巻き込んでいく。人一倍聡明な光瑠が敢えて光楽を始めた理由は何なのか。彼は何を目指しているのか。
■リスナーの感想■
- 初めて聴いた思い出の作品 (アラハビカ)
- 光楽は映像化は無理だと思うのでラジオドラマは最適な選択肢だと思いました (四季)
- 東野圭吾作品の中でもミステリーとはまた違う面白さがあり登場人物たちがティーンエージャーというのが珍しい (ナディア)
◆タイム・リーパー(1998年)

- 原作:大原まり子
- 脚色:長川千佳子
- 演出:保科義久
- 主演:塩沢兼人

タイム・リーパー 原作:大原まり子(青春アドベンチャー)
1988年8月2日午後10時17分。会社帰りに恋人と待ち合わせをしていた銀行員・森坂徹は、目白通りの交差点で車にはねられてしまう。徹が病院で目を覚ましたのは8月9日。しかし、徹を車ではねた責任から、一週間も看病していてくれたらしい中川春名という女性と話していても、どうにも会話がかみ合わない。そして徹は気がつく。自分が今いるのは8月9日は8月9日でも、2018年の8月9日であることを。そして自分の体の大部分が機械化されてしまっていることを。自分がサイボーグになったことにも、30年もの時間をジャンプできる強力な超能力者になってしまったことにも、戸惑いを隠せない徹だが、戸惑ってもいられない事態が進行し始める。時間のゆがみをただすことを目的としている「タイムパトロール」と、この時代で超能力者を片っ端から捉えて洗脳の上、エージェントとして利用している「特殊能力警察」という、2大勢力が彼の身柄確保に動き始めたのだ。
■リスナーの感想■
- 効果音などは時代を感じるが、メインキャストの声色、ストーリー展開などは引き込まれる。原作の良さがよくくみとれている。 (jamjam)
- これもまた、塩沢兼人さんのご出演作。面白かったのに、埋もれてしまうのが勿体ない! (匿名希望)
- 塩沢さん出演作品。
途中から聴いたけど、引き込まれるストーリーで好きです。
最初から聴いてみたいなぁと思う作品。 (水城りくり)
◆小惑星美術館(2000年)

- 原作:寮美千子
- 脚色:富永智紀
- 演出:藤井靖
- 主演:高山みなみ

小惑星美術館 原作:寮美千子(青春アドベンチャー)
ユーリは天文台に勤める父を持つ12歳の少年。母は既に他界しており、父も天体観測のためには家に帰らないこともしばしば。でも、自分のことのようにユーリのことを心配してくれる友人もおり、あまり寂しい思いはしていなかった。ある日のこと。その日、ユーリは遠足に出かける予定であったが、校舎前にある通称「銀河盤」という黒曜石のオブジェに触れた途端、気を失ってしまう。目覚めたユーリがいたのはもとの世界とよく似ていながらどこか違う「れんがの月」と呼ばれる世界だった。「れんがの月」でも12歳の子供達は今日、遠足に行くことになっているという。遠足で火星と木星の間にあるという「小惑星美術館」にいくことはこの世界では大切な儀式であるというのだ…
■リスナーの感想■
- 初めて聞いた青春アドベンチャーで、すごく惹かれたお話しだったから (匿名希望)
- 寮みちこの世界がよくわかる話、宇宙がすきな人には想像が広がる世界 (ナディア)
◆封神演義 第3部 易姓革命(2000年)

- 訳 :安能務
- 脚色:綾瀬麦彦
- 演出:真銅健嗣
- 主演:石橋蓮司

封神演義 第3部 易姓革命 訳:安能務(青春アドベンチャー)
巨星、墜つ!今を遡ること3000年前、商王朝末期の中国。商の大軍師・聞仲(もんちゅう)が倒れたことにより、商と周との戦いの趨勢はついに周に傾いた。しかし、この戦いが仙界の争いの代理戦争であることを知る周の軍師・姜子牙(きょうしが)の心は晴れない。心ならずも仙界主流派の操り人形として仙界再編の片棒を担がされたが、この戦いを人間にとって少しでも意味のあるものに変えたい。そのためには、人間自らの手で新しい秩序を打ち立てることが必要だ。平和的な新体制の確立をめざし姜子牙が諸侯との会談をセッティングし始めた頃、ただひとり仙界の陰謀に背を向けていた、一匹狼のはぐれ道士・申公豹(しんこうひょう)もまた自らの意地を掛け最後の行動を始めようとしていた。商と周との易姓革命の行方は、まだ完全に定まった訳ではない。
■リスナーの感想■
- 歴史に残る超大作だと思います。 役者の都合で兄弟の人数を減らしたりする工夫をしつつラストの感動は書籍版を越える出来映えだったと思います。 同時期に漫画の連載もありましたが自分は青春アドベンチャー版を布教していたものの誰にも相手にされず1人楽しんだ思い出があります。 (S.K)
- 声優たちが豪華でもう聴いてるだけで楽しかったので (匿名希望)
◆翼はいつまでも(2002年)

- 原作:川上健一
- 脚色:丸尾聡
- 演出:松本順
- 主演:岩下寛

翼はいつまでも 原作:川上健一(青春アドベンチャー)
神山久志。中学2年生、野球部。意地悪な先輩と高圧的な顧問の教師に玉拾いをさせられる日々。しかし、そんなつまらない毎日に突然、風穴があいた。米軍のラジオを聴いていたときにラジオで流れてきた曲。ビートルズという聞いたことのないバンドの「プリーズ・プリーズ・ミー」。勇気をだして一歩踏み出そうよ、やりたいようにやろうぜ…いい青春だったのかどうか。けれど、目いっぱいの悔いのない青春であったことは間違いないのだ。
■リスナーの感想■
- はじめて聞いた青春アドベンチャーでした。たまたまラジオをつけたとき、ビートルズの曲とともに主人公が驚くシーン、物語を音声のドラマにすると、こんなふうになるんだ!と衝撃を受けました。 (匿名希望)
- 作中に流れるBEATLESの「Please Please Me」が印象的な青春ドラマ。 (ノブユキ)
- 隠れた名作を教えてくれた感謝の一票
青春アドベンチャーありがとう (オフロスキー)
◆精霊の守り人(2006年)

- 原作:上橋菜穂子
- 脚色:丸尾聡
- 演出:真銅健嗣
- 主演:唐沢潤

精霊の守り人 原作:上橋菜穂子(青春アドベンチャー)
深夜の王宮の一角に、年齢も性別も社会的な立場も違う3人の男女が集っていた。3人とは、新ヨゴ皇国の第2王妃“二ノ妃”、その息子で第2皇子のチャグム、そして“短槍使い”として知られる名うての女傭兵バルサ。母親の切なる願いを聞き入れたバルサは、この日この時より、皇子を守り、命をかけた冒険の旅に乗り出すことになる。
◆死神の精度(2006年)

- 原作:伊坂幸太郎
- 脚色:浜田秀哉
- 演出:川野秀昭
- 主演:小原雅人

死神の精度 原作:伊坂幸太郎(青春アドベンチャー)
私の仕事とは、調査対象の人間を一週間調べ、その人間が死ぬことを妥当、つまり「可」とするか、今回は見送りとするかを判断すること。そう、私は死神だ。この物語は私こと、死神の「千葉」が担当した5人の人間の物語である。
■リスナーの感想■
- 伊坂作品にはまるきっかけになったラジオドラマです。千葉の静かなしゃべりと、雨の降る音が、夜のラジオから流れてくるのが心地よかったのを覚えています。千葉の声が素敵すぎて、もっと!!もっとこの声を聞きたい!!となっていました笑 (秋馬つぐみ。)
◆放課後はミステリーとともに(2011年)

- 原作:東川篤哉
- 脚色:福田卓郎
- 演出:佐々木正之
- 主演:朝倉あき

放課後はミステリーとともに 原作:東川篤哉(青春アドベンチャー)
私立鯉ヶ窪学園高等部2年の霧ヶ峰涼は、カープファンでミステリーマニアの探偵部(未公認)副部長である。本作は、「学校行事のビデオ」や「校庭で倒れている陸上部部長」、「体育倉庫に隠されたタバコ」など、日々の学園生活で起こる様々な謎やトリックを霧ヶ峰涼が快刀乱麻に解き明かしていく…わけではなく、実はほとんど別の人たちが解き明かしていく学園ユーモアミステリーである。
■リスナーの感想■
- 小学生の時、はじめて聞いたラジオドラマでした。ワクワクが止まらなかったです。これを機に東川篤哉さんを知り、ミステリー小説の世界へと入っていったきっかけとなりました。主演の朝倉あきさんの声も大好きです。 (ゆらゆらくらげ)
◆砂漠の歌姫(2011年)

- 原作:村山早紀
- 脚色:大河内聡
- 演出:藤井靖
- 主演:石川由依

砂漠の歌姫 原作:村山早紀(青春アドベンチャー)
砂漠の街・エスタの音楽堂で音楽を習う少女ユンは、他の生徒達がうらやむほどの歌の才能の持ち主。しかし、ただ一人の肉親である母を砂漠を放浪中に失い、歌の才能を見込んだ金貸しに育てられたユンにとって、歌は生きていくための手段に過ぎなかった。ある日、ユンは砂漠で倒れている銀髪の少女リーヤを助ける。視覚と記憶を失っていたリーヤだが、ユンの美しい歌声に慰められる。そして、ユンもリーヤにより人のために歌うことの尊さを知る。少しずつ親しくなっていくふたり。しかし、ある日、リーヤを狙う蛇遣いの男達があらわれ、ふたりと周りの人たちは、伝説の「魔法水晶」を巡る争いに巻き込まれていくのだった。
■リスナーの感想■
- 青春でもアドベンチャーでもない作品が増えてきた昨今、これこそは「青春」「アドベンチャー」の名にふさわしいと推せる! (まりーな)
- 石川由依さん、小野賢章さんの声が素敵でした。 (ちま)
◆月蝕島の魔物(2012年)

- 原作:田中芳樹
- 脚色:花房朋香
- 演出:藤井靖
- 主演:大内厚雄

月蝕島の魔物 原作:田中芳樹(青春アドベンチャー)
ヴィクトリア朝のイギリスを舞台に、元出版社社員のニーダムとその姪のメープルが、文豪ディケンズやアンデルセンとともに月蝕島に流れ着いた氷山とそこに閉じ込められている帆船の謎を解き明かしていく…
■リスナーの感想■
- 「月蝕島の魔物」から始まるシリーズが大好きです。メープルとニーダムがお互いを大事に思いあっている雰囲気や、ときおりメープルが「あら、おじさま」と呼びかける茶目っ気あるキャラクターが、自然に頭の中に浮かんできます。長いシリーズなので、メープルやニーダムだけでなく、ディケンズ先生やアンデルセン先生など、たくさんのキャラクターに愛着も湧いています。 (うるた)
- まさかのこのシリーズのオリジナル作品ありがとうございます、という意味を込めて (匿名希望)
◆二分間の冒険(2012年)

- 原作:岡田淳
- 脚色:佐藤ひろみ
- 演出:木村明広
- 主演:田村睦心

二分間の冒険 原作:岡田淳(青春アドベンチャー)
小学6年生の悟は、学校の運動場で出会った黒猫「ダレカ」の力で、竜が支配するという異世界へと連れ去られる。元の世界に返りたければ「この世界で最も確かなもの」を見つけなければいけないと言うダレカ。途方にくれた悟だが、途中で出会った元の世界のクラスメートかおり(ただし悟の記憶はない)とともに竜と戦いながら、もとの世界へと帰る方法を探していく…
■リスナーの感想■
- 若手の田村睦子とベテランの桑島法子の組み合わせが素晴らしい。 (いずみ)
- 日本の児童文学の名作。こういうのもっと取り上げて欲しい。 (匿名希望)
◆泥の子と狭い家の物語~魔女と私の七〇日間戦争~(2013年)

- 作 :オカモト國ヒコ
- 演出:小見山佳典
- 主演:岸田茜

泥の子と狭い家の物語~魔女と私の七〇日間戦争~ 作:オカモト國ヒコ(青春アドベンチャー)
スカイツリーを見上げる下町。建物の隙間としか思えない狭い狭い路地を通らないと辿り着けない、小さな家に高校生の少女・小豆(あずき)は住んでいる。家族は両親と小豆、そして寝たきりのおばあちゃんの4人。ところが、ある頃から母の言動が少しずつおかしくなり始める。しかし、この狭い家が大嫌いで両親にも不満だらけだった小豆はそのことを深くは考えない。考えたくもなかった。ところが、母親の言動がエスカレートを始め、母親の信頼を得た謎の占い師・加々美(かがみ)が小豆の家に住み着くに至り、小豆も事態の異常さに気がつき始める。そして、つぎつぎと狭い家に移住してくる加々美の「家族」たち。少しずつ起こり始める異常な現象。崩壊していく小豆の家族。失われた家族の絆を取り戻すために小豆は行動を始めるが…
■リスナーの感想■
- 前半はホラー、後半は冒険譚のような雰囲気がありドキドキしながら聴いていました。オリジナルのホラーをまた聴きたいです! (ちま)
- とにかく怖かったのを覚えています。聴きごたえがありました。 (匿名希望)
◆僕たちの宇宙船(2013年)

- 作 :樋口ミユ
- 演出:小見山佳典
- 主演:上村祐翔

僕たちの宇宙船 作:樋口ミユ(青春アドベンチャー)
汚染された地球を捨て、人類がスペースコロニーに暮らしている時代。スペースコロニー「ノア」にある寄宿舎・ダーウィン・シュルーズベリーに、刺々しい雰囲気を纏ったリンダ・R・ヒノデという名前の転校生がやってくる。リンダは、何らかの事件が起き、秘密のうちに存在自体が抹消されたというウインチェスターの学校に通っていたという噂であった。しかし、「この理想世界でそんな事件が起こるはずがない」と信じるダーウィン・シュルーズベリーの生徒達からはリンダは受け入れられない。そんな中、ただ一人、気弱な少年・BJだけは、リンダに共感し、彼の発言を信じた。そして、事件は起こり始める。ウインチェスターと同じように。
■リスナーの感想■
- 私が青春アドベンチャーをずっと聞くことになったきっかけの作品です。続きがとても気になり毎日ラジオの周波を合わせてスタンバイして聞いていました。 (みか)
- エンディング以外は面白かった (青春離婚も面白い)
◆ニコイナ食堂(2015年)

- 作 :樋口ミユ
- 演出:小見山佳典
- 主演:朝倉あき

ニコイナ食堂 作:樋口ミユ(青春アドベンチャー)
親の都合で、大阪に住む祖母のもとに預けられた少女・イイナ。いかし彼女は、キツくあたってくる祖母にも、大阪のノリを強制してくるクラスメートにも馴染めず、食事すら満足に取れないほど精神的に追い詰められてしまう。そして祖母に反発して、夜の街に飛び出したイイナは、いつしか自分が昭和27年の大阪にいることに気が付く。終戦直後の貧しい日本で途方に暮れたイイナは、戦争孤児のニコに出合い、ニコの部屋に居候をさせてもらう。不満を押し隠しながら必死に生きてきた少女イイナは、自称「屈強で、不屈で、希望しか考えへん」少女ニコと出会い、ともに行動するのだが。
■リスナーの感想■
- 一番好み (青春離婚も面白い)
- 声優さんがお気に入り (porco@蝦夷の住人)
◆know~知っている(2015年)

- 原作:野﨑まど
- 脚色:山本雄史、西村有加
- 演出:真銅健嗣
- 主演:加藤虎ノ介

know ~知っている 原作:野﨑まど(青春アドベンチャー)
近未来の日本。情報庁で審議官を務める若き天才、御野・連レル(おの・つれる)は、ある日、恩師、道終・常イチ(みちお・じょういち)がプログラムの中に謎のメッセージを隠していることに気が付く。道終・常イチは、すべての素材を情報の発信源にする“情報材”と、人間の脳に設置し情報処理能力を飛躍的に高める“電子葉”を発明した天才学者である。まさに彼こそが世界を変えた男だったのだが、謎の失踪を遂げていたのだ。御野・連レルはメッセージの真偽を疑いながらも、恩師の失踪の真相を知るために行動を開始する。そしてそこで、ある驚くべき人物と出会うのだった。
■リスナーの感想■
- 作品の雰囲気がとても好きで、ラストもラジオ用に変更されていて、それがとても良かったです。 (AYU)
- ロボットと人間の恋に泣きました。 (匿名希望)
◆スタープレイヤー(2015年)

- 原作:恒川光太郎
- 脚色:堀田りえこ
- 演出:木村明広
- 主演:田中敦子

スタープレイヤー 原作:恒川光太郎(青春アドベンチャー)
「斉藤夕月様、スタープレイヤーの世界へようこそ。この世界はあなたが元いた世界とは別の惑星です。あなたはこの世界において10個の願いを叶えることが出来ます。願いはこのスターボードを使って叶えます。スターボードは電子機器ではありません。何かあっても壊れません。スターボードは紛失すると再び与えられないのでご注意ください。スターボードはスターボードを使える者以外には見えません。」冴えないアラサー女性・斉藤夕月(さいとう・ゆづき34歳)は、ある日、道端のくじ引きで10個の願いがかなえられるという権利に当選した。ただし、願いが叶えられるのは異世界でだけであり、しかも100日間はその異世界から出られないという。幸運なのかそうでないのかよくわからないが、とにかく夕月はこの100日間をエンジョイしようと決めるのだが…
■リスナーの感想■
- ラジオドラマ史上最もワクワクした作品
いてもたってもいられず原作小説を購入、続編もドラマ化してほしい (匿名希望) - 原作の秀逸さもあるが脚本もよく考えられており引き込まれた (匿名希望)
◆晴れたらいいね(2016年)

- 原作:藤岡陽子
- 脚色:山谷典子
- 演出:藤井靖
- 主演:原田樹里

晴れたらいいね 原作:藤岡陽子(青春アドベンチャー)
それは昏睡を続ける95歳の患者、雪野サエの病室に着いた時のことだった。突然の地震。慌てた24歳の看護師・高橋紗穂(たかはし・さほ)が気が付くと、そこは太平洋戦争中のフィリピン・マニラだった。驚く紗穂だが、自分の体が自分のものではなく、若き日の従軍看護婦・雪野サエの体であることにも驚く。これは悪夢か。でも、夢にしては覚める気配がない。まさかタイムスリップ?とにかく、日々を生き抜くために、「紗穂」は「サエ」として生活を始めるのだが…
■リスナーの感想■
- もともと戦記物のノンフィクションが好きで色々読んでおりましたが、今作のフィリピンでの撤退戦は非常によく描かれており、大変面白く聞きました。実際戦争を知る世代が減ってきており、経験者から話を聞く機会が減っていく世界で、こういった作品が聞き継がれていくことを期待したいところです。 (零観)
- 戦争をより近い視点で自分事として捉えることができる作品だったと記憶しております。最後に流れた歌声の爽やかさが印象的でした。 (匿名希望)
- 石橋さんの声が素敵でした。ドリカムの曲が物語にぴったりでした。 (ちま)
◆つばき、時跳び(2017年)

- 原作:梶尾真治
- 脚色:丸山智子
- 演出:藤井靖
- 主演:美山加恋

つばき、時跳び 原作:梶尾真治(青春アドベンチャー)
趣味で書いた小説がコンテストの優秀作になったのを切っ掛けに、俺はサラリーマンを辞め、作家になった。といっても、駆け出しの新人作家に生活力なんて、ある訳がない。今は、死んだじいさんの使っていた家を親から借りてただで住まわせてもらっている。戦後に廃屋同然だったのを買い取ったというだけあり、いつ建てられたのかも分からないほど古びたわが家。しかし、庭に肥後椿が咲き誇るこの家で、ちゃぶ台に向かって原稿を打つ生活を、実は俺は結構気に入っている。ただひとつ気になることがある。先日、母が急に「その家には女の幽霊がでる」と言い出したのだ。何でもその幽霊は女性にしか見えず、新しくこの家に嫁に来た代々の女性は、この幽霊を見てはじめて「あなたもこの家の嫁になったのねえ」などと言われるらしい。そういうことは早く言って欲しい…?そういえば、あそこに見えるのは何だ…
■リスナーの感想■
- 途途中椿が元の時代へ戻されてしまった時の主人公が美術館で椿がモデルとなった作品を見つけるところが何とも切ない (なんまいだぶ煎餅)
- 梶尾真治先生の原作小説のリリカルな雰囲気を再現されていた為 (AY)
◆タイムライダーズ(2017年)

- 原作:アレックス・スカロウ
- 脚色:小松與志子
- 演出:真銅健嗣
- 主演:吉永拓斗

タイムライダーズ 原作:アレックス・スカロウ(青春アドベンチャー)
1912年、沈みゆくタイタニック号Eデッキに老人の声が響き渡る。「君の命は残り4分。答えろ、生き延びたいか。さあリアム、決断の時だ。私に付いてくるならこの手を掴め。」2011年、ボストンから西海岸へ向かう旅客機の中で老人はマディに語り掛ける。「数分後、この旅客機の乗客全員が死ぬ。だが、君だけ生き延びることを選択できる。さあ手を握り給え、早く。」沈みゆく豪華客船から、墜落する旅客機から、ムンバイの業火の中から、メフィストフェレスに手をひかれて3人の若者が集まった。彼らの新しい人生の舞台として用意されたのは2001年9月10日。翌日に起きる「あの事件」があまりに人々の記憶に鮮烈に残ったために、逆に人々の記憶から抜け落ちてしまった、その前日。
■リスナーの感想■
- 面白い作品でありながら、泣ける場面もあり、記憶に残っているから (永遠のたいやき)
- SF好きにはたまらない作品。タイムライダーズ結成から話がおもしろい。登場人物も個性的で、全てにおいてしっかり作り込まれて引き込まれた15回シリーズでした。 (しいなゆうき)
◆時砂の王(2018年)

- 原作:小川一水
- 脚色:山本雄史
- 演出:木村明広
- 主演:木内義一

時砂の王 原作:小川一水(青春アドベンチャー)
22世紀、謎の増殖型戦闘機械群ETとの戦いにようやく勝利しつつあった人類は重大な事実に気が付く。ETは過去に遡行し、機械群と戦う能力を持たない過去の人類を滅ぼすことにより人類絶滅を目論んでいたのだ。衝撃を受けた人類は、総力を挙げて人型人工知性体メッセンジャーを過去に送り込み、過去の人類と共同戦線を組むが一歩及ばず、ETはすでに400以上の集団をさらに過去に送り出した後であった。追い詰められた人工知性体は、ETの最終目標を人類発祥の時代-10万年前-と断定、そこを絶対防衛線として強固な陣地を構築。人類の歴史を食い荒らしながら過去に遡行するETと、人類発祥の時代を基地として迎撃を始めた人工知性体との最前線は、紀元3世紀の東アジアの小島に定められた。「親魏倭王」を名乗る少女が治める島国に。
■リスナーの感想■
- 原作の構成をアレンジして主人公オーヴィルの壮大な旅になっていた為 (AY)
- 原作とは少し違う結末が鮮やかだった。 (匿名希望)
- 主人公の行動がむねうたれる
気の遠くなるような回数の戦いとスケールの大きさ
もういいじゃないかと言ってあげたくなる
涙出たこの原作者の他の本も読みたくなった (おかぴ)
◆メゾン・ド・関ケ原(2018年)

- 作 :西村有加
- 演出:川上剛
- 主演:伊藤沙莉

メゾン・ド・関ケ原 作:西村有加(青春アドベンチャー)
「関ケ原」駅至近で売り出し中の新築分譲マンション「メゾン・ド・関ケ原」。駅至近といっても1日あたりの乗車人数はわずかに1,002人(2015年)、しかも日中の普通列車は毎時2本という歴としたローカル駅。そこに13階建(←不吉?)の建物が建っているだけでも十分場違いだが、白いロココ調の外装も明らかに悪目立ちしている。こんな問題物件を売ることは、昨日まで引きこもりだった自分じゃなくても無理だよ、と思ったけど、売れないのにはどうも別の理由もあるみたいだ。近所の噂によれば、この物件、新築なのに「出る」らしいのだ。
■リスナーの感想■
- ノリもキャラクターも音楽も全て好きです。小早川の歌を配信してほしい。 (匿名希望)
■リスナーの感想■
- 基本的にタイムスリップ、タイムリープものは好みではなかったが、この作品だけは別格だった。前半は笑い、後半では泣いた。そしてEDも最高だった。終始世界観に引き込まれる作品だった!佐野岳さんの演技も良かった。というか、この作品で佐野岳さん大好きになった。 (元嘘つきな6人の魔女たちなんか知らない)
- オリジナル脚本1位かつタイムトラベルもの1位として選出。軽いノリで始まり意外と重いテーマに踏み込むものの爽やかに終わる。これぞ「青春アドベンチャー」ではないか。 (Hirokazu)
◆鷲は舞い降りた(2020年)

- 原作:ジャック・ヒギンズ
- 脚色:池谷雅夫
- 演出:吉田浩樹
- 主演:東幹久

鷲は舞い降りた 原作:ジャック・ヒギンズ(青春アドベンチャー)
全員、掛け値なしに勇者といってよい。しかし、マルタ、レニングラード、スターリングラード、そしてチャンネル諸島。英雄としてあるいは反逆者として転戦するうちに300人いた部隊は15人にまで減ってしまった。このまま懲罰部隊にいれば全滅も時間の問題だ。だからといって、何だこの馬鹿げた作戦は。イギリス本土に空挺降下しチャーチル首相を誘拐する?こんなことが実行可能だとは思えない、いや仮に実行できたとしてどんな意味があるというのだ。馬鹿馬鹿しい。馬鹿馬鹿しい…が、われわれはこの作戦を推進せざる得ない。第三帝国の栄光を守るためではなく、大切な家族と得難い戦友を守るために。
■リスナーの感想■
- 朗読劇イベントを行っているので大ファンな本作を自分でも台本を描いて上演したくなりました。 (大サトー学会)
- 原作が好きな作品だけにどうラジオドラマ化されるか心配しましたが杞憂でした。映像無しでここまで表現されるとは、改めてラジオドラマの素晴らしさを感じた作品です。 (ヴァンス)
- かなり昔の作品だったと思うんですが、なぜ今の今までラジオドラマ化しなかったんだろう。個人的にはこのドラマの前(後かな)に放送されたタイムライダーズのフォスターがヒムラーの名前を読み上げてたのに、そのヒムラーがフォスターの声の山崎たくみさんが演じてるので笑ってしまいました。こんな偶然ってある?w (しいなゆうき)
※続きの順位は以下の一覧リンクからご覧ください。
【2022年実施・青春アドベンチャー全作品アンケート】
- アンケート概況
- 作品編①(得票数トップ10の作品)
- 作品編②(得票数トップ20の作品)
- 作品編③(得票数概ねトップ50の作品)
- 作品編④(4票作品)
- 作品編⑤(3票作品)
- 作品編⑥(2・1票作品)
- 作品編⑦(特別集計)
- 出演者編①(得票数トップ10の出演者)
- 出演者編②(その他の出演者)
- 番組全般への感想・希望など
- アンケート企画の反省点
- 番外編(渡辺いっけいさんからのメッセージ)
- 参考(作品ランキング一覧)
- 参考(出演者ランキング一覧)
■アンケート企画の結果
今までの各年ごとアンケートの結果一覧と青春アドベンチャーについて2022年に実施した全作品アンケートの結果一覧は以下からご覧ください。

当ブログ実施!年ごとのリスナー人気アンケートの結果一覧
当ブログで実施した年ごとのアンケートの結果一覧青春アドベンチャー2015年より毎年当ブログで実施しているその年の青春アドベンチャーについてアンケート結果です。作品編出演者編その他編特別集計2024年○○○※2023年○○○※2022年○○○...

当ブログ実施!青春アドベンチャー全作品対象アンケートの結果一覧
当ブログで実施した全作品対象アンケートの結果一覧リスナー格付け随時実施している各作品のリスナー格付けの投票状況はこちらです。2022年実施全作品アンケート青春アドベンチャーの30周年にそれまで放送された全作品を対象に実施したアンケートの結果...
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