格付:A

遙かな旅 蝶の道 作:吉野万理子(特集オーディオドラマ)

「アサギマダラという“渡り”をする蝶を追うバイク旅をしたい。ついては2週間ほど休暇が欲しい。」 確かにこの申し出は唐突なものだったのかも。 でも、編集長が出してきた提案はもっと突飛だった。 「蝶を追うついでに、日本中の戦跡を巡る旅をしてそれを記事にしろ、仕事として行っていいから。」 聞くと、これは先日突然他界した編集部員、三嶋拓也が残した企画だという。 知っている。 編集部の人たちには黙っていたけど、私と三嶋さんは恋人同士だったのだから。 アサギマダラの話だって三嶋さんに聞いて知ったのだから。 知りたい。 生前、彼がどのような思いでこの旅に誘ってきたのかを。
格付:A

ベルリンは晴れているか 原作:深緑野分(青春アドベンチャー)

ベルリンはこの2年ずっと雨だ。 父と母と、そしてイーダと空を見合上げたあの日から、一度も青空を見ていない。 戦争が終わってもベルリンの空は晴れない。 そう戦争が終わっても消えることはないのだ。受けた傷も、犯した罪も。
格付:A

砂浜クラブ 作:國吉咲貴(FMシアター)

私は高校デビューに失敗した。 今度こそは上手くやろうと思っていたのに、たった2日。 もう吹部にはいけない。 友だちだと思っていた二人の言葉を聞いて、教室に入ることもできなくなった。 行くところがなくて辿り着いた学校裏の海岸。 そこにいたのはクラスメイトの三山だった。 やばい、あんな奴といっしょにいるとますますハブられる。 でも…
青春アドベンチャー

2000年の青春アドベンチャー一覧

【2000年放送の青春アドベンチャー総括】 2000年に放送された青春アドベンチャー作品は全部で24作品、そのうち新作は16作品・170話で、その一覧は以下のとおりです。 2000年の作品一覧 № 放送日 作品名 格付* - 1/10~1/...
格付:B

踊る21世紀 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

本作品「踊る21世紀」は2作品制作された「踊る21世紀」シリーズの第1作なのですが、事実上は1994年から1998年まで制作された「笑う20世紀」シリーズの続編と言って良い位置づけにあります。 この間に挟まれた1999年の「笑う世紀末探偵」だけは続きものの長編作品だったのですが、この「踊る21世紀」で再びオムニバス短編形式に戻り、翌年の「踊る21世紀 Part2」に続きます。
青アドの小ネタ

「一日で聴く青春アドベンチャー」2日目。4時間半をかけて「また、桜の国で」を一挙放送。

【「一日で聴く青春アドベンチャー」の放送内容紹介(2日目)】 ○1日目:2020年5月5日午後2時5分~午後6時50分 ○2日目:2020年5月6日午後2時10分~午後6時50分【当記事】 2020年のゴールデンウィーク・5月4日から5月6...
青アドの小ネタ

新型コロナ禍の渦中GWの特別企画「一日で聴く青春アドベンチャー」の放送内容紹介。1日目(2020年5月5日)放送分です。

【「一日で聴く青春アドベンチャー」の放送内容紹介(1日目)】 ○1日目:2020年5月5日午後2時5分~午後6時50分【当記事】 ○2日目:2020年5月6日午後2時10分~午後6時50分 2020年のゴールデンウィークは新型コロナウィルス...
ラジオドラマ全般の情報

2020年新型コロナ禍のGW真っ最中に放送された”FMシアター三昧”

「ゴールデンウィーク」とはもともと1950年代に映画業界(大映)が観客動員を目的として作った宣伝用語なのだそうです。 その後、祝日法の改正、5月4日の休日の追加などを経て、春の大型連休として日本国民にとっての一大行楽週間として定着しました。...
格付:A

00-03 都より愛をこめて 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

21世紀に入り加速した人と金の一極集中、そしてその対極にある地方の破綻。 両方を同時に解決するため、国会で遷都法案が通った。 ただし、新首都は今後の国民投票によって決まるとされた。 これを受け、日本の新首都をわが故郷に呼び寄せるため、日本全国の秘密結社が蠢動を始める。 NATTO(North Akagi,Tsukuba,Tochigi Organization=ナットー)、DAGAYA(DaiNagoya,Gifu Atarashii Yume Association=ダガヤ)、そしてGATTEN(General Adviser of TokyoTo-yo Eien-Nare=ガッテン)。 日本の将来を掛けた暗闘が始まった。
格付:A

銀河鉄道999 原作:松本零士(ふたりの部屋)

機械の体をタダで貰えるという星に向かうため銀河鉄道に乗った少年・星野鉄郎。 死別した母に瓜二つの美女メーテルとともに旅を続ける少年は、停車する星々で出会いと別れを繰り返す。 様々な人生の断面を垣間見、価値感に触れ、少年は人生の哀歓を知り、そして考える。 今、万感の思いを込めて、汽車が行く…
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