格付:B

氷山の南 原作:池澤夏樹(青春アドベンチャー)

2016年、交換留学でニュージーランドに来ていたジンは、自らの枠を打ち破るために、「氷山利用アラビア協会」の船・シンディ・バード号に密航する。 シンディ・バード号は南極から氷山を曳航し、砂漠に灌漑用の水を提供するために南極へ向かうのだ。 密航は早々に見つかってしまったが、ジンはどうにかそのまま船に残ることを許される。 そして彼は、プロジェクトのスポンサーや責任者、同情する船員や科学者といった大人達の間で様々なことを学ぶ。 プロジェクトは成功するのか。 ジンは自らのなすべきことを見つけることができるのか。
格付:AA

脱獄山脈 原作:太田蘭三(アドベンチャーロード)

妹が殺されたのは私のせいだ。 元警官でありながら殺人の汚名を着せられた私の無実を妹は信じてくれた。 そうだ、妹は私の無実の罪を晴らそうとして逆に殺されたのだ。 犯人はヤツだ。証拠はないが私にはわかっている。 このまま刑務所にいるわけにはいかない。 刑務所を脱獄して北へ向かう。 ヤツと対決しなければならない。 どんなに困難であろうとも。
格付:C

ごくらくちんみ 原作:杉浦日向子(青春アドベンチャー)

青春アドベンチャーはひとつの話を通常15分×10回程度で放送する場合が多いのですが、1話完結の短編で構成される作品もあります。 本作は漫画家・江戸風俗研究家であった杉浦日向子さん原作の全5回の短編集です。 毎回、女性の主人公(各話ごとに異なる)の生老病死を、以下の珍味(酒肴)と絡めて語る内容で、単なるフィクションというよりグルメ薀蓄を交えたエッセイ風の雰囲気を持つ作品です。
何でもベストテン

最多放送回数シリーズ(その3)

特集【何でもベストテン③】最も放送話数が多いシリーズは何か?(その3)  番外編①:イレギュラーな話数の作品 青春アドベンチャーの作品で最も放送回数(話数)が多い作品を調べているこのシリーズ。 (青春アドベンチャーとは何かという方はこちらを...
格付:C

私の彼はポアンカレー 作:鹿目由紀(青春アドベンチャー)

アカネは、近所でカレー屋を営むケンイチに片思いをしている女子高生。 ケンイチは究極のカレーをつくるために日夜努力をしていたが、実はアカネはケンイチより遙かにカレーを作るのが得意だった。 そんなある日、おいしい料理屋の「料理」を盗むという「アジアジ団」がケンイチのカレー屋を襲い、ケンイチはカレーを作れなくなってしまう。 アジアジ団とは何者なのか。 究極のカレーはつくれるのか。 そしてアカネの恋の行方は。
格付:AA

二の悲劇 原作:法月綸太郎(青春アドベンチャー)

推理作家の法月綸太郎は、警視庁の警部を父に持ち、難解な事件の捜査を手伝っている素人探偵である。 今回の事件は、若い女性が痴情のもつれから同居していた親友を殺害したというもの。 死体の顔を潰すという残虐な犯行の割には動機が不十分な印象は残ったが、ごく単純な事件と思われた。 しかし倫太郎は、捜査本部で使われている被疑者と被害者の名前が、卒業アルバムではひっくりかえって書かれていることに気がつく。 この事件は名前と顔をなくしたふたりの女性とふたりの男性を中心とする複雑な事件だったのだ。
格付:AA

アルジャーノンに花束を 原作:ダニエル・キイス(ダミーヘッドドラマスペシャル)

チャーリー・ゴードンは精神遅滞の青年。 周囲を疑うことをしない素直な性格だが、精神遅滞ゆえに家族から捨てられた過去があり、頭が良くなることを希望していた。 そんな彼に脳手術の話が舞い込む。 ネズミによる動物実験しか実績がなく効果のわからない手術だったが、周囲の勧め、家族の同意のもとチャーリーは手術を受ける。 その結果、チャーリーの知能は驚くべき速さで発達を始めるのだが…
何でもベストテン

最多放送回数シリーズ(その2)

特集【何でもベストテン②】最も放送話数が多いシリーズは何か?(その2)   ランキング発表! 青春アドベンチャーの作品で最も放送回数(話数)が多い作品を調べているこのシリーズ。 (青春アドベンチャーとは何かという方はこちらをご参照ください)...
格付:B

見かけの二重星 原作:つばな(青春アドベンチャー)

女子高生の綾子は毎日、お昼の校内放送を担当している一見明るい普通の高校生。 ある日突然現れた自称・天才科学者の実験に成り行きで協力してしまったために、二人に分裂してしまう。 分裂したことは家族以外には秘密のまま、友人・彼氏未満の先輩を巻き込んだ、二人の綾子の学園生活が始まった。
格付:AA

五番目のサリー 原作:ダニエル・キイス(青春アドベンチャー)

地味で内気なサリーは子どもの頃から頻繁に記憶喪失に陥るため、29歳の今になるまで何をやっても上手くいかなった。 実はサリーの心の中には、デリー、ノラ、ベラ、ジンクスの4人の人格がおり、サリーが精神的に耐えられない状況に陥るたびに、彼らがサリーに代わって事態に対処してきた。 サリーの記憶喪失はその結果だったのだ。 ある日、何度目かの自殺未遂(サリーは知らないが実はペシミストのノラによるもの)をしたサリーは、ついに精神科医アッシュの治療を受ける決心をする。
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