Hirokazu

格付:B

愛する心に手錠して 原作:林葉直子(サウンド夢工房)

ただいま~すっかり遅くなっちゃった。これでもし高志と一緒だったなんてことがお父様にばれたら、もう偉いことに!「お嬢様、お電話です。お父様から。」もしもし忍です。なあにお父様?ディナーパーティー?当然、総理大臣の娘として出席するんでしょう?ごめんなさい、ちょっとそれだけは…だった退屈なんだもん…!!!そうだ!お父様!行ってもいいわよそのパーティー。あたしもたまには親孝行しないとね!それじゃ!…そうだ出席する代わりにボディーガードに絶体、高志を。嫌とは言わせないから!お父様が高志との仲を認めてくれさえすれば…
格付:B

とんでもポリスは恋泥棒 原作:林葉直子(サウンド夢工房)

そんな!ちょっと待ってよ、お父様!いくら総理大臣の娘といったって、徳川忍は現役の女子大生。警察庁長官におだてられても県警本部長のふりなんてできません!まして52歳のキャリアウーマンに変装とか、汚職警官の摘発なんてできるわけない!…といったのに無理矢理、県警本部長役を引き受けさせられた初日。いきなり大事件発生!ちょっとカッコイイと思っていた刑事さんが殺人犯にされてしまって、アリバイを証明できるのは私だけ。でも私が県警本部長役をしているのは絶対に秘密。どうしたらいいの~!
格付:A

ミシンの音色を、もう一度 作:清水有生(FMシアター)

唐津の不動産会社からかかってきた突然の電話は、父の死を伝えるとともに彼の店の片付けの依頼するものだった。3歳の時に母と一緒に唐津を離れてから30歳の今まで父とは一度も会っていない。全く身内には思えない。しかし、父に身寄りがないのであれば仕方がない。幸か不幸か10年勤めたアパレルメーカーを丁度退職したところで時間もあった。仕方なく赴いた唐津でみどりを待っていたのは、父の遺したミシンと遺品リメイクの仕事。そして、思いがけない出会いと再会だった。
格付:B

深夜プラス1 原作:ギャビン・ライアル(青春アドベンチャー)

第二次世界大戦時の戦友メルランが持ちかけてきた“運び”の仕事。ノルマンディーからリヒテンシュタインまで。期限は72時間。依頼人であり輸送対象でもあるのはカスパル社の社長とその秘書だという。レジスタンスの英雄と呼ばれた元イギリスの情報部員も今はしがない民間エージェント。今の俺には似合いの仕事だ。ただ、この仕事、本当に受けて大丈夫なのか。メルランや依頼人、そして相棒となった元CIAのハーヴィーは信頼できるのか。いや、一番信用できないのは自分自身だ。大戦終結から16年。あの銃声、あの死、あの悲惨、あの憎悪。俺は今でもあの頃に囚われているのだから。
格付:AA

長く孤独な狙撃 原作:パトリック・ルエル(アドベンチャーロード)

緻密な計算による完璧な仕事。それが彼の主義だった。だから距離が1250mあったとしても、狙撃をはずしたら引退以外の選択肢は彼にはなかった。しかし湖水地方で引退後の生活の場を探していた彼に不思議な出来頃が起きた。たまたま親しくなった女性の父親が、彼の最後の仕事(失敗したロングキル)の標的と同一人物だったのだ。こんな偶然があるのだろうか。自分の知らないところで何かが起きていたのか、そしてこれから何かが起きるのか。
サウンド夢工房

年ごとの作品一覧のトップページ(サウンド夢工房)

この記事は「サウンド夢工房」で放送された作品の、各年の一覧記事へリンクするための記事です。・1992年(~3月)・1991年 【未作成】・1990年(4月~)
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1991年のサウンド夢工房新作一覧

【1991年にサウンド夢工房で放送された新作の一覧】1990年4月から1992年3月までの2年間放送された「サウンド夢工房」。そのうち1991年に放送された新作一覧です。1991年の新作一覧1990年は年間を通じて番組名が「サウンド夢工房」...
格付:A

元祖江戸川乱歩の奇妙な物語 原作:江戸川乱歩(サウンド夢工房)

江戸川乱歩といえば、江戸川乱歩賞にも名を残す、わが国推理小説界の始祖のひとりとして有名ですが、同時に不思議な世界を早くから題材にした作家でもあります。本作品「元祖江戸川乱歩の奇妙な物語」は江戸川乱歩の怪奇、幻想方面の名作4篇を、それぞれ2回又は3回連続(30分又は45分)でオーディオドラマ化した作品で、NHK-FMのラジオドラマ(本記事では昔の番組なのであえてオーディオドラマではなくラジオドラマとします)番組「サウンド夢工房」で放送されました。
格付:B

ラングドックの薔薇 作:並木陽(青春アドベンチャー)

1237年、フランス王との戦いが終焉し一時の平和を享受している南フランス・ラングドック。しかし平穏は表面的なものに過ぎない。フランス王に屈服した南フランス諸侯も、異端として迫害される「良き人々」(=カタリ派)の民衆も未だ苦しみの最中にあった。主を持たない若き自由騎士ペイレも領地を奪われた没落貴族の子弟である。一見、無責任な放蕩生活を続けるペイレだが、彼にも自らの心の内を苛む、ある思いがあった。
格付:A

薔薇のある家 作:オカモト國ヒコ(FMシアター)

足のケガ以降、仕事をしていない往年の大女優に舞い込んだ依頼は知り合いの女優の代役。代役ということで一度は断ったが、じっくりと考えた末に受けることを決め、付き人の中年女性に伝えたところ、猛反対を受ける。代役なんて受けるべきではない、復帰ならしっかりした作品でやりましょう、という付き人に対し、役者でいられる時間は残り少ないと強硬に出演を主張する女優。そして、女優は付き人に言い放つ、「あなたは私をずっと恨んでいる。だから復帰させたくないのでしょう」。やがてふたりの会話は、ふたりの関係、ふたりの過去を明らかにしていく。
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