Hirokazu

何でもベストテン

最多原作者(その1:2作品採用作家)~なかなか同じ作家の作品を採用しないNHK-FMが複数作をオーディオドラマ化した小説家など

【なんでもベストテン⑤】最も採用されている原作者(その1)前回の「原作と作」から、またしてもしばらく時間が空いてしまいました。久しぶりの何でもベストテンです。今回は青春アドベンチャーの原作者について調べてみたいと思います。原作作品のみのラン...
格付:A

失われた地平線 原作:ジェームズ・ヒルトン(青春アドベンチャー)

1932年、私、ラザフォードは、上海事変で混乱する上海から客船で脱出を果たした。そして船内でオックスフォード大学時代の大先輩ヒュー・コンウェイと出会った。しかしインドで外交官をしていたはずのコンウェイは記憶を失い、なぜ自分が船に乗っているのかもわからない腑抜けた状態であった。私はコンウェイ先輩の身を心配し世話を続けた。すると、コンウェイ先輩は徐々に記憶を取り戻すとともに、驚くべき大冒険の思い出を話し出した。飛行機の事故でチベット奥地に不時着した先輩はシャングリラという不思議な土地にたどり着いたというのだ…
格付:B

カラー・ライフ 作:吉田小夏ほか(青春アドベンチャー)

2003年から続く青春アドベンチャーの短編競作作品のシリーズである「ライフシリーズ」の1作です。全10話がそれぞれ違う脚本家による一話完結のオリジナル短編作品で構成されています。なお、主演の内田健介さんのブログによれば、本作品「カラー・ライフ」は5作品続いたライフシリーズの最終作品だったようです。
このブログの姿

最近の投稿方針(前後記事の関連性)

2012年12月に「海に降る」を紹介するに当たって、「深海・未確認生命体」シリーズと銘打って4回連続で同一のテーマで記事を掲載したことがあります。明確にテーマを記載したのはこのときだけなのですが、実は大抵の場合、概ね1週間ごとに緩いつながり...
格付:A

ふたつの剣 原作:早瀬利之(青春アドベンチャー)

大正11年、森寅雄は7歳で伯父の野間清治に引き取られた。清治は東京で出版社を経営する大実業家であり、野間道場を主催する剣道家でもあった。寅雄は、野間家の厳しい躾のもとで天性の素質が開花し、剣道の達人と認められるようになる。しかし、やがて寅雄は「たとえ一片の木の葉であろうとも自分の意思で舞う木の葉になりたい」と野間家の桎梏から逃れる決心をし、アメリカへと旅立つ。この物語は戦前・戦中・戦後の54年間を、日本とアメリカ、剣道とフェンシングの間で生き抜いた、現代の剣豪の物語である。
格付:A

闘う女。~そんな私のこんな生きかた~ 原作:下関崇子(青春アドベンチャー)

私の名前は下山崇子。28歳独身、会社員。身長167cm、体重67kg。確かに人よりは背が高いし、ぽっちゃり系かも知れない。でも失恋33連敗はおかしいだろう。それもこれも少しだけぽっちゃりしているせいだ。キックボクシングでスリムビューティーになれば、素敵な王子様が現れるはず。素敵な王子様が現れるはずだったんだけど…なんで本場タイでプロのムエタイ選手になってしまったんだ~
格付:AA

1985年のクラッシュ・ギャルズ 原作:柳澤健(青春アドベンチャー)

1985年、後楽園ホール。フラッシュライトの下、少女たちの喚声と悲鳴が飛び交う中で、長与千種は叫ぶ。「まだ負けていない!」バブルへと向かいつつある昭和の日本で、日本中の少女たちを熱狂させたふたりの女子プロレスラーがいた。長与千種とライオネス飛鳥、タッグ名はクラッシュ・ギャルズ。全国の少女の夢と羨望を一身に背負い、ライバルたちと闘い、思い通りにならない現実とも闘い続けたふたりの女子プロレスラーの栄光と苦悩の軌跡を追う。
格付:A

バイオレンスジャック 原作:永井豪(青春アドベンチャー)

99X年(かどうかは不明)…関東は超巨大地震に見舞われた。建物は倒壊し。地は裂け。あらゆる人たちが絶滅したかにみえた…だが、関東の住民は死に絶えてはいなかった!「関東地獄地震」と呼ばれる超巨大地震により本州と分断され無法地帯と化した関東地方で、少年・逞馬(たくま)はジャックという巨人と出会う。スラム街近くで少年たちのリーダーとして毎日を必至に生きていた逞馬だが、謎の男ジャックによりスラム街を取り仕切るスラムキングとの戦いに巻き込まれてしまう。ジャックとは何者なのか。ジャックの目的は何なのか。逞馬はこの無法地帯でどのように生きればよいのだろうか。
ドラマ化希望作品

尾瀬あきら「とべ!人類」「とべ!人類Ⅱ」

【特集:お勧め作品⑦】尾瀬あきら「とべ!人類」「とべ!人類Ⅱ」毎回、冒頭に断り書きを入れないと趣旨が非常に分かりづらいこの特集。まずは、以下の2点をご了承下さい。 本ブログはNHK-FMのラジオドラマを紹介するブログです(「はじめに」をご参...
格付:AA

わたしは真悟 原作:楳図かずお(サウンド夢工房)

小学校の社会科見学で来た町工場の片隅で、悟(さとる)は真鈴(まりん)と出会う。貧しい家庭に育つ悟と外交官の娘・真鈴を結びつけたものは、何の変哲もない産業用ロボット「モンロー」だった。夜中の工場に忍び込んでモンローを操作する時間はふたりにとってかけがえのないものになったが、真鈴は父親の海外赴任に伴ってイギリスに行くことになってしまう。大人たちの都合を受け入れられないふたりは、結婚して子供をつくること決意し家から逃げ出す。しかし、具体的にどうしたらよいのかがわからず、結局、東京タワーの天辺で進退窮まってしまう。そしてふたりが東京タワーの天辺から飛び降りたときに奇跡が起きる。「奇跡は誰にでも一度おきる。だがおきたことには誰も気がつかない。」
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