格付別一覧

格付:B

ピーチ・ガイ~ハリウッド・リメイク『桃太郎』~ 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

A long time ago in a galaxy far,far away… A long time ago… State of GeorgiaのPeach Country,Fort ValleyにJamesじいさんとMaryばあさんが住んでいました。 One day,MaryばあさんがChattahoochee RiverにBarbecue Partyに行くと、大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこ、と流れてきました。 家に帰ったMaryばあさんがその桃を切ると中から珠のような男の子がでてきました。 Vietnam Warで一人息子を亡くしていた老夫妻はことのほか喜び、この男の子に“Peach Guy”と名付けて自分たちで育てることにしました。 大きくなったPeach Guyは、Maryばあさん手作りのDoughnutで、Greyhound DogとChimpanzeeとBald Eagleを仲間にして、廃液を垂れ流す諸悪の根源Devil IslandことDiversity Industrial社の工場に乗り込みます…
格付:A

成吉思汗の秘密 原作:高木彬光(アドベンチャーロード)

名探偵・神津恭介、病に倒れる! 衝撃的な知らせに友人の探偵作家・松下研三は慌てて病院に駆け付けたが、病気は盲腸で、命に別状はないとのこと。 ほっとするとともに普段多忙な神津を休養させるいい機会だと考えた松下だが、無聊を託つ神津は今にも退院してしまいそうだ。 そこで松下は一計を案じ、神津にあるゲームを提案する。 日本史最大のミステリー「源義経=ジンギスカン説」を神津の天才的な頭脳をもって病床にいながらにして解いてみたはどうかと提案したのだ。
格付:B

ソラのスケッチブック 作:門前日和ほか(青春アドベンチャー)

本作品「ソラのスケッチブック」はNHK-FM青春アドベンチャーで放送されたラジオドラマで、各回15分で完結するショートストーリーが5篇でひとセットのオムニバス形式の作品です。 「ソラのスケッチブック」が放送された2021年はオリジナル脚本が極端に多かった年で、脚本家競作の作品に限っても本作品に加えて「シンクホール」、「当面の間、変身します」と3作品も制作されました。
格付:A

あっちが上海 原作:志水辰夫(FMアドベンチャー)

東シナ海で漁船を遭難させることに成功した詐欺師の岩内亮。 しかし、彼はこの東シナ海で保険金詐欺以上の金儲けの匂いを嗅ぎつけた。 偶然にも米軍の秘密偵察機が近くに墜落したのだ。 そして匂いに惹かれて集まってきた面々も想定以上。 CIA、KGB、モサド、そして中国の諜報部。 岩内の明日はどっちだ?
格付:B

少年アリス 原作:長野まゆみ(アドベンチャーロード)

睡蓮の開く音を聞きながら自分のつくった石膏の卵を見ていた僕、アリスに、家に帰ったはずの友達の蜜蜂が声を掛けてきた。 兄さんから借りた36色の色鉛筆を取りに学校に戻るのだという。 「アリスも見たくないかい。夜の教室、廊下や階段。きっと昼間よりも面白いよ。探検してみようよ。」 蜜蜂は本当はひとりで学校に行くのが怖いんだ。 でも確かに少し面白そう。 僕と蜜蜂と、蜜蜂のうちの飼い犬の耳丸。 2人と1匹なら怖くはないかもしれない。
格付:A

人工心臓 原案:小酒井不木、作:長谷川彩(青春アドベンチャー)

私、江戸川乱歩が探偵小説家として世に出ることができたのは小酒井不木の推薦によるところが大きい。 しかし、不木の体が弱いこと知っていながら彼に創作を進め、しかも晩年ろくに彼に手紙を書く事すらしなかった。 不義理をしたという負い目あればこそ、彼の全集の取りまとめに引き受けたのだが… やはり不木の妻・久枝は私に腹を立てているのだろうか、あのような奇妙なことを言い出すなんて。 「人工心臓は実在致します…」
格付:A

吹いていく風のバラッド 原作:片岡義男(サウンド夢工房)

本作品「吹いていく風のバラッド」は片岡義男さん原作の同名の短編小説集を原作とするラジオドラマで、1990年にNHK-FM「サウンド夢工房」で放送されました。
格付:A

死ぬには手頃な日 作:矢作俊彦(FMアドベンチャー)

本作品「死ぬには手頃な日」はNHK-FMのラジオドラマ番組「FMアドベンチャー」で放送されたラジオドラマで、FMアドベンチャーとしては最後の作品(同年4月から「アドベンチャーロード」に衣替え)、そしてFMアドベンチャー17作品の中で唯一のオリジナル脚本の作品です。
格付:A

1848 作:並木陽(青春アドベンチャー)

「『騎馬の民なるマジャルの王はかつて、東の果てより馬を駆り、この地にたどり着いた。羊…の群れ、え、悠然と…草を食み、荒々しき…いや猛々しき?…』 だめだめだめ!どうして私の書くものには心踊る勇壮さというものが宿らないのかしら…」 悄然としてユリシュカは筆を置いた。 羊飼いの娘を母に持ち、大平原を駆ける英雄の生涯に思いをはせる夢見がちな少女に過ぎなかったユリシュカ。 しかし、時代の荒波は近代化に立ち遅れた辺境の男爵家の少女の人生をも大きく変えていくことになる。 欧州のそして世界の歴史を変えた革命の1848年まであと少し。 ユリシュカも、そしてその兄カーロイも、まだ自らを待ち受ける運命を知らない。
格付:B

87分署のキャレラ 原作:直井明(カフェテラスのふたり)

朝っぱらに電話をかけてきたのは別れた女房。 清々しいくらい一方的に、いつものカフェテリアに呼び出した彼女が要望してきたのは、私の大好きな87分署とスティーヴ・キャレラの話をしてくれというものだった。 彼女が編集する雑誌で「都会を愛するハードな男のこだわりの世界」という特集記事を掲載するらしい。つまりは取材だ。 「鼻持ちならないうんちく野郎のお知恵を拝借」などと言われ何だか癪だが仕方がない。 スティーヴ・キャレラの名前を出されて私が黙っていられるはずがないのだから。
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