日常

格付:B

幻の動物園 作:小野小町(カフェテラスのふたり)

本作品「幻の動物園」は、1985年4月から1988年3月までの3年間、NHK-FMに存在した「カフェテラスのふたり」という番組で放送された作品です。 全10回の作品で、各回ごとにすでに絶滅した動物を1種類ずつ紹介したうえで、その動物をモチーフとした(と思われる)ショートドラマを放送する作品でした。
格付:B

さいごの毛布 原作:近藤史恵 (青春アドベンチャー)

人付き合いが下手で新卒での就職に失敗した智美(ともみ)は、友人の紹介で老犬ホーム「ブランケット」で働くことになった。 ブランケットは、何らかの事情で犬が飼えなくなった飼い主から犬を有料で預かる施設であり、オーナーである“大阪のおばさん” 麻耶子(まやこ)と、元看護師の碧(みどり)が運営していた。 預けられている犬は老犬に限らず若い犬もおり、飼い主も含めてそれぞれ様々な事情がある。 そして、働いている麻耶子や碧、そして通ってくる便利屋の灰原も、それぞれ何か事情を抱えている様子なのだった。
格付:B

谷村有美の雨のち、夕焼け(サウンド夢工房)

本作品「谷村有美の雨のち、夕焼け」は、シンガーソングライター谷村有美さんのエッセイとフリートークと歌で構成された作品です。 「サウンド夢工房」という、平日に毎日15分ずつラジオドラマ作品を中心に放送されていた枠を使って1週間(5日間)放送されましたが、ラジオドラマではなく、どちらかというと、ラジオではごく一般的な歌手によるトーク番組に近い内容や雰囲気を持った作品でした。 そのため、出演者も谷村さんだけです。
格付:AA

ラジオの前で 作:北阪昌人(青春アドベンチャー)

出勤前のサーフィンが日課の若者。 妻を亡くして以降、娘との会話がなくなってしまった父親。 弟の不始末を償うために被害者に金銭を送り続ける男。 本当の名前を隠して強い女性を演じる弁護士。 どこにでもいる、でも言葉で気持ちを伝えることが少しだけ苦手な人たちの人生が、ラジオを通して少しずつ結びついていく。
格付:AA

旅猫リポート 原作:有川浩(青春アドベンチャー)

僕の名前はナナ。 6歳のオス猫だ。 縁あってサトルのうちの猫になってから、もう随分と経った。 サトルはいい飼い主だったし、僕だって結構いい猫だったと思う。 サトルと暮らした毎日は楽しい思い出で一杯だ。 でもそれもお終い。 サトルが猫を飼えなくなってしまったんだ。 でも暗くなっても仕方がない。 新しい飼い主を探す旅、サトルと過ごす最後の旅を精一杯楽しまないとね。
格付:B

あなたがいる場所 原作:沢木耕太郎(青春アドベンチャー)

沢木耕太郎さんといえば「深夜特急」、「テロルの決算」、そして「一瞬の夏」。 主にスポーツや旅をテーマにしたノンフェクション、ルポルタージュで有名な方ですが、本作品は沢木さんの初の短編小説集「あなたがいる場所」を原作としたラジオドラマです。
格付:A

ザ・素ちゃんズ・ワールド-”ひでおと素子の愛の交換日記”から 原作:新井素子(カフェテラスのふたり)

SF作家・新井素子さんのエッセイ「ひでおと素子の愛の交換日記」をベースとしたショートドラマを中心に、出演者おふたりのトークや、新井素子さんへのショートインタビューで構成された作品です。
格付:B

5つの贈りもの 原作:パール・バック、作:井出真理(青春アドベンチャー)

クリスマスを巡る5つの短編で構成されたオムニバス作品で、2005年のクリスマス前の時期に放送されました。 ちなみに、クリスマス前の時期といえば、2013年と2020年に「クリスマス・キャロル」を、1993年と2010年には「サンタクロースが歌ってくれた」(再放送)を、2017年と2019年には「クリスマスの幽霊」を、2009年には本作品「5つの贈りもの」(再放送)を12月に放送しており、かなり意識して放送スケジュールを組んでいるようです。
格付:B

なぞタクシーに乗って… 原作:いしいしんじ(青春アドベンチャー)

タクシードライバーであるヤリ・ヘンムレンさんは、自分のタクシーに乗車してきたお客さんに必ず「なぞなぞ」をだす変わり者の運転手である。 この作品はヘンムレンさんが5組のお客さんに対して投げかけた「なぞなぞ」と、それに関連するお客さん達の人生の物語である。
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