幻想(日本/ライト)

格付:B

哲ねこ七つの冒険 原作:飯野真澄(青春アドベンチャー)

小学ニ年生の少女・ミルルのママはいつもツンツンしている。 しかも、最近湧いて出たパパの転勤話のせいで、一層、ご機嫌斜めだ。 折角の夏休み最大のイベントである、沙紀さんのうちへの旅行だというのに、相変わらず機嫌が悪い。 だから、沙紀さんのうちに着くなり、飼い猫のプルルを追って外に飛びだしてしまったミルルは、早くもママに怒られてしまった。 でも、ミルルは気がついたのだ。 ここには猫たちの王国があるのを。 沙紀さんのうちでみつけた“聞き耳ずきん”を被ると猫たちの世界が見え、声が聞こえるようになるということを。 やがてママにも猫の世界が見えるようになる。 ミルルとママの“哲ねこ”たちをめぐる冒険が始まった。
格付:B

なくしたものたちの国 原作:角田光代(青春アドベンチャー)

成子は8歳まで、身の回りの様々なモノ -生き物だけでなく生き物でないものも- と話すことができた。 この物語は、そんな成子が人生の折々にであう不思議な話。 人は成長していく過程で、様々なものをなくしていく。 でもそれは本当はなくしたのではなく、なくしたものたちの国に移動しただけなのだ…
格付:C

やけっぱちのマリア 原作:手塚治虫(青春アドベンチャー)

中学生1年生の「焼野矢八」(やけのやはち=通称「やけっぱち」)は授業中はおとなしいが、授業が終わると敵対する不良グループ「タテヨコの会」と喧嘩ばかりの毎日である。 そんなやけっぱちがある日、口からエクトプラズマのような白い物体を「出産」してしまう。 白い物体は、やけっぱちの父親がつくった特製ラブドールに入るとマリアと名乗り人間の女の子と同じように動き始めてしまった。 親子として、そして恋人同士として、やけっぱちのマリアとの奇妙な共同生活が始まった。
格付:B

幻想郵便局 原作:堀川アサコ(青春アドベンチャー)

短大を卒業したばかりの安倍アズサはアルバイトとして登天(とうてん)郵便局に採用される。 しかしこの郵便局、何かがおかしい。 なぜか山の頂上にあるし、すぐそばに広大なお花畑があるし、働いている職員もやってくる客もおかしな人ばかり。 実はこの郵便局はこの世とあの世の境目にあり、あの世へ手紙を送ることができる郵便局だったのだ。 アズサは「探し物をみつける」という微妙な特技を見込まれてこの不思議な郵便局に雇われたのだが、次々と不思議なことに巻き込まれていく…
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