
サハラの涙 原作:山崎晴哉(アドベンチャーロード)
百合子は、自称「正義はわからないけど愛なら一杯ある」女子高生。両親が早くに他界したため、遠縁の坂本悠馬(さかもと・ゆうま)の家に住んでいる。悠馬は百合子のあこがれの人であるが、実は今売り題し中の世界的な大泥棒であった。ある日、悠馬が親友・大地有太郎からの依頼で、東ヨーロッパ・ロジアーノのスパイ・ジェイコブスキーの付け髭を盗んだことから事件は始まる。その付け髭には「サハラの涙」と呼ばれる秘宝の在処が秘められていたのだ。事件に巻き込まれ誘拐されてしまう百合子。彼女を追って、悠馬と仲間達はアフリカのアルーラ王国に向かうが、そこでは思いもよらない大冒険が待っていたのだ。