【1992年に放送されたサウンド夢工房の総括】
1990年4月に、「アドベンチャーロード」の後を受けて、NHK-FM唯一の帯ラジオドラマ枠という重責を担ってスタートした「サウンド夢工房」ですが、わずか2年後の1992年3月にその短い生涯を終えることになります。
青春アドベンチャーにバトンタッチ
後番組は今も続く「青春アドベンチャー」で、番組名に「FMアドベンチャー」、「アドベンチャーロード」と続く、「アドベンチャー」という単語が復活することになりました。
1992年のサウンド夢工房ラインナップ
「サウンド夢工房」最後の年となった1990年の新作のラインナップは以下のとおりです。
6作品と数は少ないのですが、この6作の中には、後の青春アドベンチャー時代に何度も再放送される「谷山浩子の“悲しみの時計少女”」という、とても評価の高い作品を含んでいます。
№ | 放送日 | 作品名 | 格付 |
---|---|---|---|
1 | 1/3~1/14 (10回) | 猿がヂャラヂャラ | A- |
2 | 1/20~1/31 (10回) | 天使猫のいる部屋 | B+ |
3 | 2/3~2/14 (10回) | 谷山浩子の“悲しみの時計少女” | A |
4 | 2/17~2/21 (5回) | 遊佐未森のひなたVOX | C+ |
5 | 2/24~3/6 (10回) | 家族ってなんや | B+ |
6 | 3/9~3/27 (15回) | 小高恵美の北陸旅紀行 | (*) |
* 音源未所有 |
最後の1作品
なお、上記のとおり、「サウンド夢工房」最後の作品となった「小高恵美の北陸旅紀行」を聴いたことないのが、何とも心残り。
この作品の音源をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非お聴かせいただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
■年ごと作品一覧へのリンク
番組ごとの各年作品一覧へのリンクは以下のとおりです。
- 青春アドベンチャー(1992年~)
- サウンド夢工房(1990年~1992年)
- アドベンチャーロード(1985年~1990年)
- FMアドベンチャー(1984年~1985年)
- カフェテラスのふたり(1985年~1988年)
- ふたりの部屋(1978年~1985年)
- FMシアター等単発番組
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