Hirokazu

格付:AAA

いまはむかし~竹取異聞~ 原作:安澄加奈(青春アドベンチャー)

平城京に遷都してから2年。 武官の家に生まれた弥吹(やぶき)は、武人になることを厭い、幼なじみの薬師の娘・朝香(あさか)とともに、父のいる都から逃げ出す。 しかし、貴族の若さまで生活力に欠ける弥吹はたちまち路銀に困ってしまう。 自分が誇れるのは多くの書物を読んでいることだけと考えた弥吹は、市場の辻に立って今までに読んだ多くの物語を語り聴かせることで金を得ようと思い立つ。 「いまはむかし! いまよりももっとむかし…」 弥吹の語りが、輝夜(きよ)と阿生(あき)というふたりの少年との出会いを生み、ふたりとの出会いが、弥吹と朝香の運命をも変えていくことを、この時の弥吹はまだ知らない。
格付:B

645~大化の改新・青春記~ 作:ウォーリー木下(青春アドベンチャー)

僕の名前は中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)。 悪友たちからは「おうじ」とか「なかちゃん」とか呼ばれている。 今日、西暦645年6月12日、僕ら5人の悪ガキグループは、ある大きなことを実行に移そうとしている。 チェンジ・ザ・ワールド! 政権を握る蘇我入鹿を暗殺してクーデターを起こすのだ! しかし、自分で言うのも何だが、僕らって何となく頼りない。 暗殺のリハーサルをしてみたものの、みんな、どこか真剣味に欠けている気がする。 これで無事にクーデターは成功するのだろうか。
格付:A

夢源氏剣祭文 原作:小池一夫(青春アドベンチャー)

平安時代。 4歳の少女・茨木(いばらき)は、都にいる父を探して旅をしている途上で母を亡くし、天涯孤独の身の上になってしまう。 さらに、追い打ちを掛けるように鬼に襲われた茨木は、辛くも命を守ることができたものの、鬼に耳をかじられてしまう。 そして、茨木は、その後に出会った山姥から不吉な予言を受ける。 すなわち「鬼にかまれた者は、その毒により、徐々に鬼に変じていく」と。 多くの武人、陰陽師、貴族達との関わりの中で、少女・茨木にどんな運命が待ち受けているのか。
格付:B

ナンバー・ライフ 作:サカイヒロト他(青春アドベンチャー)

「不思議屋シリーズ」と並ぶ、青春アドベンチャーの代表的な短編シリーズ「ライフシリーズ」。 毎回、作品名である「○○ライフ」の○○の部分が統一したテーマとなり、短編が10話制作されるシリーズです。 本作品「ナンバー・ライフ」はその4番目の作品です。
格付:C

神南の母(ママ)の備忘録(メモワール) 作:阿部美佳ほか(青春アドベンチャー)

4人の脚本家による脚本を木村明広さんが演出する、オリジナルラジオドラマの作品です。 ストーリーは、「神南の母(ママ)」と呼ばれる占い師が出会う、4人の客に関する物語です。 構成は、毎回、最初に「神南の母」が登場し、「神南の母」に対して客が話をするか、あるいは過去に「神南の母」が客と話したことを語る形式になっています。 そのため、「神南の母」は毎回、登場こそするものの、立ち位置はあくまで狂言回しであり、基本的にはストーリーには絡んできません。 他の青春アドベンチャーの作品だと「なぞタクシーにのって...」や「僕たちはもう帰りたい」と同じ形式の作品です。
格付:C

マナカナの大阪WORKERS 作:福井ちひろ他(青春アドベンチャー)

三倉茉奈さん、三倉佳奈さんの姉妹を主役に据えた、1話完結形式のオリジナル脚本のラジオドラマの第2弾です。 第1弾である「マナカナの大阪LOVERS」(2010年)の翌年に放送されました。
格付:C

マナカナの大阪LOVERS 作:青山花累ほか(青春アドベンチャー)

三倉茉奈さん、三倉佳奈さんの姉妹を主役に据えた、1話完結形式のオリジナル脚本のラジオドラマです。 男女の恋愛がテーマの作品群で、舞台はすべて大阪、そして制作はNHK大阪放送局です。
格付:A

赤川次郎の天使と悪魔 (アドベンチャーロード)

お人好しの刑事・吉原丈助のものに、研修中の天使マリ(マリア様のマリ)と、落ちこぼれ悪魔のポチ(人間界では犬の姿をしているためポチ)がやってきた。 早速、丈助が担当することになった殺人事件を解決するために、天使と悪魔のコンビが大活躍を…しているのだか、いないんだか…
格付:B

エンジェル 原作:石田衣良(青春アドベンチャー)

掛井は、ベンチャー企業に立ち上がりのための資金を投資する個人投資家、いわゆる“エンジェル”である。 ある夏の夜に、掛井はふと気がつくと、自分が深い山中にいることに気がつく。 しかも、目の前で二人のヤクザが埋めている死体は、自分の死体だ。 掛井は、自分が“エンジェル”ならぬ、“ゴースト”(=幽霊)になってしまったことを知り驚愕する。 しかし、不思議なことはそれだけではない。 死ぬ前2年間の記憶がないのだ。 掛井は、自分の身に何が行ったのかを知るために、自らの身辺を探り始める。
格付:AA

折原みとの“天使の降る夜” (サウンド夢工房)

愛理はパパを早くに亡くし、今はママと二人暮らしの14歳の少女。 そのママに再婚話が持ち上がった。 相手の男性はとってもいい人だけど、再婚なんてパパへの裏切りだよ! ショックを受けた愛理は、宝物の絵本 -パパがお話を書いてママが絵をつけた、世界でただ一冊の絵本- をもって、街にとびだす。 そして泣いていた愛理は、ふとした弾みで大事な絵本を風に飛ばされてしまう。 慌てて絵本を取ろうとして転落してしまう愛理。 ふと気がつくと、愛理は自分が天使と名乗るリョウという男性に助けられたことを知る。
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